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私は某総合病院で看護師として勤務しています。
整形外科を主科とする病棟です。

先日、下記のような患者が他の病院から転院してきました。
糖尿病から腎不全に至り現在透析もしています。片足は切断されています。もう片方の足が糖尿病性の壊疽で今回問題の部位です。
当然MRSAにも感染しています。本人は痛みがとてもひどいようで手術を強く希望しています。
貧血や栄養状態も悪化しています。

以前いた病院では術中に亡くなる可能性もあるとのことで手術は拒否されたそうです。

そちらの病院でもまた当院でも内科的な治療は施していますが、全身状態は徐々に悪化する一方です。

当院でも切断するかどうか検討をしていますが、このような患者(術中死亡する可能性が高く、術後も悪い経過を辿ることがわかっている)を手術するということはいろんな意味で可能なのでしょうか。

A 回答 (2件)

手術せずに、痛いまま死を待つのか


術死の可能性もあるが、痛みが軽減するのを望むのか
決めるのは、本人です。
医療者側は、それぞれの選択をした場合の見通しをお伝えするだけです。

手術しない場合
 壊疽のなおる見込み、方法
 感染から敗血症、DICになる見込み
 栄養状態が改善する見込み
 痛みを取る、手術以外の手段の有無
手術する場合
 手術の範囲と創治癒の見込み
 断端感染、離開、再切断の見込み
 術死の見込み
 痛みのとれる見込み
などなど
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
手術をしても回復が見込めないだけでなく、手術によって死を招く可能性が高い場合でも本人が望めば手術はできるということですか。

お礼日時:2007/03/15 20:51

手術をしても回復が見込めないのは何故ですか?細かい状態が判りませんので言及しませんがもし、壊疽が全身状態に悪影響を及ぼしている可能性があるのであれば、手術をする意味は大いにありますし、手術は可能です。

それが元で全身状態が悪くなっているのであれば術後よくなる可能性は十分にあります。

この回答への補足

ありがとうございます。
今現在、とても栄養状態が悪いです。この状況で手術をしても結局傷が治らないのではないかというのが整形医師の意見です。

IVHやアルブミンを使って回復を待つという方法もあるという説明もしましたが、患者さんは一刻も早く手術をして欲しい、今までさんざん待ってこれ以上待てないと言っていました。

これは、手術予定日前日の話でした。もう一晩考えてそれでも意思が変わらないなら、翌日手術をするということで次の日を迎えました。

翌日、患者さんは痛みをとってくれるのなら状態がよくなるまで待つという意思に変わりました。

レペタンの持続皮下注に変更しました。
ご指摘の通り、敗血症などの危険は依然あります。
早めに手術をする必要はあると思います。今は栄養状態の回復を待っている状態です。
今現在私の疑問は杞憂に終わったのかもしれません。
敗血症などの危険にさらされる前に手術をすることが普通なら理想なのかもしれませんが、手術侵襲によるリスクも高い場合(死の危険も高い)手術に踏み切ってもよいのかがお聞きしたかったのです。

私は、本人が何もかも分かった上で望んでることなので早く手術をしてあげればよいと思っていました。でも一方で整形の医師は躊躇していました。死ぬ確率が高い患者にあえてとどめを刺すような行為はしたくないと考えるのは当然だと思います。
それでも、患者が望むのならやることはできないのかと思い質問しました。
回答をくださった方々ありがとうございました。

補足日時:2007/03/16 23:37
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