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中古住宅を購入する場合、無資格ローンという制度がアメリカにはあると聞きました。つまり、売値から売主のローンの残金を引いた金額だけを買主が自己資金として用意すれば、銀行の審査無しでも購入できるそうです。日本にはこの制度は無いのでしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

日本ではありません。

というより、完全に誤解されています。

お書きになった米国の無資格ローンは「そのローンを利用できる人にとっては無資格」ですが「そのローンを利用できる人」の審査が非常に厳しいのです。米国の無資格ローンは「審査無し」ではないのです。

簡単に申しますと、大学に入った人が利用できる「無審査ローン」があったとします。けれども大学に入るには非常に難しい試験がある。ということと同じです。

過去のローン返済状況、クレジットの経歴など詳細に調べられます。米国では「信用=金」という図式が非常に露骨です。お金のある人には無審査・無資格ローンが利用できますが、お金の無い人は普通のローンさえ利用が難しいのです。米国は「お金のある人はどんどん金持ちに」という社会構造ですので、アメリカンドリームが実現できるのです。お金の無い人は日本とは比べ物にならないほど何もできません。

この回答への補足

ちなみに、ロバート・キヨサキの著書「金持ち父さん 貧乏父さん」では、
「無資格ローン」がついていたので、たとえ文無しの失業者でも銀行の審査なしに購入できた、と記されています。
これはどの様に理解したらいいのでしょうか?

補足日時:2007/03/20 13:57
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本では無い制度なんですね。

お礼日時:2007/03/20 13:57

いいところに気がつきましたね。

日本人が読むことを想定すると詐欺的な書き方ですね。「文無しの失業者」これがミソなのです。
これは「文無しの移民」でもなければ「文無しの留学生」でもないのです。「文無しの“失業者”」これが重要なのです。

前回答ではわかりやすく「お金のある無し」のように後半は書いていますが、正しくは最初に書いたように「過去のローン返済状況、クレジットの経歴」が問題なのです。米国では現在の持ち金が重要ではなく、これまでにどれだけ借りて、どれだけ返したかか、が重要なのです。借金があれば無資格ローンは当然ダメです。多くの返済歴がある人は「やり手」とみなされそれが次のローンを可能にします。

「文無し」でもよいのです。過去にローン歴があって返済歴があればよいのです。それに「失業者」とは雇われた経歴があるわけですから米国では立派な経歴です。

米国に暮らすとよくわかりますが、最初のローンを組むのがとても大変なのです。何しろ自分の返済能力を示すものが一切ないのです。過去に「○○ドルを返済した」という経歴があれば無一文でも貸してくれます。でも「○○ドル持っているから貸してくれ」はダメです。○○ドル持っていることと、返済できる能力とは別だということなのです。

「ロバート・キヨサキの本に無一文でも貸してくれたじゃないか!」と米国で言ってみてください。「Ha!Ha!Ha! Get out!」と笑われて終わりです。

というわけで「文無しの失業者」は日本と米国では意味が全く異なるのです。おわかりになりますでしょうか。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてすみませんでした。
日本と米国では、金融機関等の審査の方針が違うんですね。
日本では永遠に有り得ない制度ですね。

お礼日時:2007/04/08 21:32

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