プロが教えるわが家の防犯対策術!

外国人(アフリカのとある国の女性)を妻に持つ者です。

仕事で2年間その国に滞在している時に、妻の親戚の子どもと一緒に生活していました。妻の腹違いの兄の息子(つまり甥)で、事情があって両親と暮らせず妻の実家で暮らしていたのを、経済的に余裕のあった私たちが引き取ったのです。

2年間はまるで実の親子のような感じで過ごしていたのですが、法律上は実の親子ではないため、私が帰国する際には一緒に連れて帰ってくることはできませんでした。ただ、彼の実の両親は行方不明ですし、向こうの国よりも日本で親子同然の私たちと暮らす方が幸せなのではと思い、「特別養子縁組」の手続きをして日本に呼び寄せようと思っています。

そこで気になるのが、彼の教育のことです。

経済的な余裕がなく、インターナショナルスクール等には通わせられないため、ふつうの公立小学校に入学させることになると思います。彼は現在6歳で、通常ならこの4月から小学校に入学する年齢です。ただ、養子縁組の手続き→在留許可申請にかかる時間を考えると、実際に日本に来るまではあと半年ー1年くらいはかかると思います。となると、手続きが終わって日本に来た時には7歳で、通常は2年生になるのですが、現在は日本語が全く話せず、英語にしてもそれほどでもない(通常のコミュニケーションは現地の言葉である)ため、小学校で受け入れてもらえるのかどうか、また受け入れてもらえたとしてもきちんと指導してもらえるのか不安です。

私のようなケースはかなり特殊で、全く同じような経験をされた方はいらっしゃらないと思いますが、似たようなケースでも結構ですので、アドバイス頂けると幸いです。具体的には以下のことが知りたいです。

1)年齢は7歳だが、ひとつ下の学年(1年生)に入る、ということは可能なのでしょうか。
2)公立の小学校に外国人の子どもを通わせた経験のある方、またはそのような方を知っていらっしゃる方に伺いたいのですが、もちろん最初は何も分からず大変だとは思いますが、時間をかければ言葉も覚え「日本人」の中に適応して、有用な教育を受けることができるようになるものなのでしょうか。

一刻でも早く呼び寄せて一緒に暮らしたい心境なのですが、この「教育をどうするか」ということを考えると不安になってしまいます。もう少し年齢が下(たとえば3歳とか)だったら、学校に上がる前に日本語も覚えてしまうこともできるのでしょうが、すでに6歳になってますので、言葉をどれだけ早く覚えてくれるかどうか不安な面があります。

以上、ご助言頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

あなたのような方はとても好きです。

私も同じような境遇なので。

1)法律的には可能です。普通に編入させれば、該当学年になりますが、教育委員会(だったかな?)が必要と認めた場合には、学年を下げることも可能です。
ただ、他の回答者さんがおっしゃるとおり、年齢相当の学年に入れた方がいいと思います。
2年生なら、本人に乗り越える力があれば、おそらく、半年~1年ほどでかなり話せるようになるからです。

2)子どもの年齢と性格によるところが大きいです。職業柄、たくさんの外国人の子どもたちを見てきました。
6年生でも、がんばって日本語を話せるようになった子もいますし、3年生でも耐え切れずに学校を辞めていった子もいます。
小さいことを気にせず、(現地で)友達も多かった、明るい子であれば、きっと乗り越えられると思います。
外国人が多い地域であれば、国際教室といったような通級用の別教室があるのですが、ない場合も多いです。
質問者さんが、今からでも、少しでも言葉を教えてあげるだけで、かなり違うと思います。

言葉以外の問題もあります。給食もそうです。日本の食事(冷たい牛乳や甘い煮物など)にも、少しずつ慣れさせるといいと思います。あとはしも。
それから、子どもは、はっきりものを言います。「黒人」と言われて本人が傷つくこともあるでしょう。
私の知っている人(アフリカ系ブラジル人)は、子どもにじーっと見られると、自分から、「珍しいでしょ?」とニコニコしています。
質問者さんも外国に暮らしていたことがあるのならわかると思いますが、「外人」とみられたときに、どんな対処をしたらいいのか、今から話をしておくといいと思います。

もし、学校で、「みんなが僕をじっと見る」「悪口を言われているの?」としょげて帰ってきたら、
「珍しいから、見るんだよ」「本当は、みんな○○君にすごく興味があって、どんな子なのかな、って知りたいなって思っているけど、言葉がわからないから、何て聞いたらいいのか、どうやって一緒に遊んだらいいのかわからないんだよ」
とか、そういう話をしてあげてください。

私の過去の関連回答です↓
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2722938.html

まとまらずすいません。
がんばってください。応援しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

回答者さんをはじめとする皆様のご助言で、「年齢相応の学年に入れる方がよい」という点は分かってきました。

仰るように、大人の場合は「遠慮」というものがあるのですが、子どもは遠慮せずズバズバ言ってくるので、傷つくことも多いのではと不安になった次第です。それでも少しでも言葉が分かると違うと思いますので、「過去の回答」で書かれていたような簡単な言葉については来る前に教えておきたいと思います。

不安は依然としてありますが、やっぱり大事なのは、「困難を一緒に乗り切っていこう」という意気込みだという気がしてきました。「イジメ」という意味では、日本人同士の間でもあるわけですから、それを恐れていては子育てなんてできないですよね。

お礼日時:2007/03/27 22:01

 経験から、下記のサイトが参考になるかと。


いろいろなケースを知っていますから、相談も楽だと思いますよ、1から10まで説明しなくても理解してもらえると思います。心強いサイトです。

小学生の息子の公立学校のクラスにも、特別子女教育がある学校ではない、普通の学校なのですが、次から次へと母国語しか話せない外国の児童が編入して来ておりますが、さほど問題ないですよ。学年の授業とは別に最初は一年生の平仮名ドリルなどを自習したりして、授業に居ながら、1人違う事を指示されてこなしています。数ヶ月もすれば、あっという間に言葉ができるようになり、意思疎通ができるように。最初は言葉が通じないので服を少し引っ張って「次は音楽室へ移動だよ」と言った女児に「服を引っ張られた・いじめられた!」と振り向きざまに顔面パンチをくらわした、といったようなトラブルもありましたが、ああいうのは、大人の工夫(二ヶ国語の通訳カードを持たせる・携帯を持たせて必要に応じて通訳するなど)があれば、十分に防げると思います。早く日本で楽しく暮らせますよう、陰ながら応援しております・・!

参考URL:http://www.joes.or.jp/g-kokunai.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

早速、教えていただいたサイトを見てみました。
私の住んでいる市にもいわゆる「国際化推進校」なるものがあることを知り、その学校に問い合わせていろいろ聞いてみようかと思っています。

お礼日時:2007/04/02 19:02

新2年生の子を持つ母です。


我が子のクラスに、日本語がまったくわからない状態で転入してきたお子さんがいます。お父さんが日本人、お母さんが外国人で、ずっとお母様のお国(英語圏ではない)で生活されていました。

ということで、(2)について・・・。
そのお子さんのときは、最初は席を特別に女の子2人に挟まれた、つまり横に3人並んだ状態にされていました。これはこの年頃の女の子は面倒見がいい、という学校側の配慮(作戦?)です。
また、しばらくはずっと補助の先生がついていました。

そのお子さんは、家でもきっとすごく努力されていたとは思いますが、1ヶ月しないうちにコミュニケーションをとれるようになりました。今では我が子を含め、みんなと放課後に遊んでいます。

もちろん言語習得は十人十色で早くに覚える子もいれば、苦労する子もいると思います。個人的な意見ですが『日本語を覚えるメリット』が子どもの目からみてわかりやすいと意欲もわくのではないでしょうか?
(ゲームがわかる、マンガが読める、アニメがわかる、、、等)
日本語を覚える必要があり、またそれを覚えることで自分に返ってくる、というのが明確でないとつらいかもしれませんね。

ちなみにそのお友達のご家庭では、お母様が日本語がお上手ではない、ということで学校関係はもっぱらお父様が出てきてらっしゃいます。
奥様も大変だと思いますが「一緒にがんばろうね」とできたら奥様もお子様(甥子さん)どちらにも励みになるかもしれませんね。

ちなみに我が子が通う学校は特に外国人が多いわけではありません。外国生活のあるお子さんは多少がいますが、あきらかに外見が違う、という方はいまはいらっしゃらないですね。ただ教育には力をいれている学校です。今のうちに近隣の学校なりを調べてみるといいかもしれません。住居をかえる覚悟も必要かもしれません。やはり学校でもフォローしてもらえるというのはお子さんにとっては重要だと思います。それは質問者さんのお子さんだけではなくクラスメイトとなるみんなにとっても、です。

そんな我が子も混血のため、見知らぬ子に「うわっ、こいつガイジン!宇宙人!きもちわり~」などという心無い言葉をかけられたこともありますが、クラスメイトとなるとそういうのはなさそうです。
↑のとき私は、深刻な感じにならないようにフォローしています。内心ハラワタ煮えくりかえってますけど、親が動じない姿をみせるように努めています。(思いが我が子にいつか通じることを願いつつ)

早く一緒に暮らせる日がきますよう、お祈りしています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

他の方が紹介されていたサイトで、フォローをしっかりしてくれそうな学校を探してみます。やっぱり引っ越しをしないといけないかもしれませんね。

「うわっ、こいつガイジン!宇宙人!きもちわり~」なんて、やっぱり子どもはストレートですね・・・。子どもとは言っても、そういうときにやはりきちんと言って聞かせる大人がいないといけないのではと思いますが・・・最近はごく普通の躾ですらできない親が増えているようなので、それを望むのは無理でしょうかね。

お礼日時:2007/04/05 00:19

ブラジル人の多い地区では、たいてい「子どもは日本語がわかるが、親はポルトガル語しかわからない」という状況です。


「今日は親の通院の通訳で早退」などということが大変多いのです。

小学校4~5年以前に来日していて普通に通学していれば、すぐに日本語は身につくようです。
日本語さえ普通に使えれば、日本人の友だちも必ず出来ます。

確かに納豆や貝類を食べられないブラジル人は多いのですが、今は日本人の子どもも好き嫌いは多いので目立ちません。

中学校以上になってから来日する場合には、かなり苦労するようです。

外国人適応指導教室などの問い合わせも含めて、通学予定の地区の市町村教育委員会に詳しい事情を伝えて御相談下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

外国人が非常に多い地区などでは、外国人の子どもの絶対数が多いでしょうから、学校側の受け入れ体制もある程度整っている(整えざるを得ない)のでしょうが、私の住んでいる地域ではほとんど外国人を見ないため、不安に感じて質問した次第です。学校側の状況もやはり地域によってかなり違うんでしょうね。教育委員会に問い合わせてみます。

お礼日時:2007/03/28 23:25

私の知人でスペイン語圏から、上の男の子が3年生、下の女の子が1年生に上がるときに来日した方がいます。


日本語は全くできず、顔もラテン系で、その頃は外国人など見たこともない地方の公立に入学しましたが、かなりめだっていました。
下の子はすんなりなじんで、3ヶ月くらいでスペイン語でしかる母親に日本語で「だってママ。」と口答えするのを聞いて、子供ってすごい、と思った経験があります。
しかしおにいちゃんの方はちょっと苦労したようです。

またうちの子のお友達でブラジルから来た男の子がいましたが、1年生で入学してきたその子はそのまま公立の小学校を卒業しましたが、その時高学年だったおにいちゃんは、学校内に国際教室もありましたが、結局途中で、有志でやっているブラジル人学校に転校しました。

英語圏で暮らした帰国子女の先輩がいて、彼女の話では家で親との会話は日本語で、生活環境は英語だったけれど、6、7才くらいまでは頭の中で何語で考えて、何語で表現するか、あまり意識せずにできたそうです。でも10歳くらいになると、親と話すときも英語で考えて、日本語で表現するようになったと言っていました。
だから7歳くらいまでは適応できるのではないかと思います。
一つ心配なのは、そのお子さんはどうしたいと思っているんでしょう。
アメリカのような多民族国家と違い、注目される事は必至ですし、それで悩むこともきっとあると思います。
(でも逆に違いすぎて人気者になるかも。そうなるといいですね。)
肌の色の違う子供を養子にするのはとても勇気のいることだと思います。その子を愛しているんですね。すばらしい。覚悟を決めての決断だと思いますので、もし日本に来たら、これからもたくさんの愛情を与えてあげて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

やはり10歳というのがひとつの区切りになるようですね。いくら手続きが遅いとはいっても今から始めれば彼が10歳になるまでには終わると思いますので、「日本への適応」という面ではそんなに問題ないということでしょうかね。

彼自身は、とにかく私や私の妻と一緒に暮らしたいという気持ちが先にたっていて、「日本で暮らす」ということの意味はよく分かっていないと思います。まだ幼いですのでそれを完全に理解するのは難しいと思いますし。極端に「人見知り」をする子ではないですので、何とか一緒に困難を乗り切っていけないかなと望んでいるのですがねぇ・・・

お礼日時:2007/03/27 18:39

私自身が子供の時に、親の転勤で海外に行って、それとほぼ逆の体験をしました。

何の問題もありません。子どもは適応能力がありますし、小学校の間は周囲の言葉を聞いて自然に覚える能力が高いので、最初ちょっとの間の我慢です!

私は日本語しかわからない状態で、現地校(しかなかったので)の3年生に入りました。

学年は「年齢相応」の方がいいと思います。知的能力や友達関係から考えて、1年下げないほうがいい、とそのときうちの親も言われたようです。

最初は全く何もわかりませんから、お客様状態ですが、数ヶ月でぺらぺらになります。おまけに、当時の私は「親も現地の言葉が話せず、親と先生のコミュニケーションがとれなかった」のですが、今回は保護者の方が先生や他の保護者の方に十分言葉を尽くして事情を説明できるではありませんか。大丈夫です。私は半年たったら、親の難しい交渉ごとの通訳をしていました。小学校低学年というのは「まだ赤ちゃんが持っている、言語を効いて覚える能力が十分残っていて」なおかつ「知的能力も向上してきている」時期であり、何の問題もないと思います。

子どもの通っていた小学校に、中国と韓国の方がそれぞれ高学年で引っ越してこられました。その時のことを思い出してみますと、最初のうちは、気持ちが通じないために、手が出てしまったり、けんかになったり、お子さんの気持ちが荒れたりすることもあるかもしれません。そんなことで、と思うような細かいことでも、気持ちがうまく通じなかったり習慣が違ったりするために子どもたちは辛い思いをすることもあったようです。その時期を上手に乗り切るかどうかは、周囲の理解を得て、トラブルになったときに早めに親や大人が介入して、気持ちを代弁してあげ、双方の子どもの気持ちに理解を示すことだと思います。早く同居が可能になるといいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

ご自身の経験をもとにした助言で心強いです。上の方も仰っていますが、やはり学年は下げない方がいいようですね。

私の子の場合、少しだけ気になるのが、中国人や韓国人のように「見た目」が似ているケースと違って、明らかに見た目の違う「アフリカ人(黒人)」だということです。コミュニケーションが取れるようになれば友達もできるのでしょうが、最初のうちはイジメなどに遭わないかとちょっぴり不安です。「違ってる存在」を受け入れる寛容な心をみなが持っていてくれればいいのですが、そうは思えないような事件が最近は起こっていますので・・・

お礼日時:2007/03/26 21:26

まず、今は外国人児童のための日本語+補習教室がありますから、地元の教育委員会に問い合わせて、どこの学校で開催されているのか、必要があれば見学など問い合わせされてみてはいかがでしょう。

一つ下の学年に入らなくても、学年相当の授業+補習校の授業でついていけるようになると思いますよ。家庭でのフォローもしてあげれば、下手な日本人児童よりも成績は上位にいけると思います。

特別養子縁組ということは、日本国籍を取得して日本人として生きていくことになるんですよね。であれば、相当の学年に入れてあげたほうが就職など考えたときにも安心だと思います。

(2)についてですが、これはあまり心配いらないと思います。あのセイン・カミュも小学校3年生で来日して2年ほど公立小学校へ通っただけですが、あのとおり日本語はペラペラです。同じく小学校3年生で来日した「小さな留学生」の張素さんも、1年もたたないうちに普通に友達と話していました。むしろアフリカの言葉を忘れてしまうと思いますので、忘れて欲しくないのであればそちらのほうは手を打ったほうが良いと思います。

勉強のほうは、日本語がある程度分かるようになってから、パパ塾なり公文式なりで勉強していけばいいことですから(日本人の児童でも小学校の最初から躓いて3年生で落ちこぼれっていう子はいます)、あまり心配なさらなくてもいいと思います。

アフリカで一緒に暮らした2年間、彼は日本語に触れることは全くなかったんでしょうか?簡単な単語やあいさつなども教えたということはなかったですか?ちょっとでも取っ掛かりがあれば、そこから広げていけるので、楽だと思うんですが・・・。幼児用のひらがな教材など活用してみても良いかもしれません(「あ」にあひるの絵がかいてある五十音表など)。

全くの一般人なんで、参考になったかどうか分かりませんが、法務省の手続きが早く済むといいですよね。転勤族でも、10歳前後に暮らした土地がホームタウンになるそうです。頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

そうですね、教育委員会に問い合わせてみます。近くの学校にあればいいのですが・・・ この辺ではほとんど外国人を見ないので、そのようなクラスというのもあんまりないんじゃないだろうかって勝手に思っていました。

アフリカで暮らしていた時は、実はそのままずっとその国で暮らすつもりだったんですが、事情で急遽日本に帰ってくることになった次第です。したがって、向こうにいたときは英語だけでした。

子どもっていうのはやっぱり大人と違って「適応力」あるんですね。実例を紹介して頂いて、少し気が楽になりました。

お礼日時:2007/03/26 17:43

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