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お世話になります。
カロテノイドの活性酸素除去機構は、電子の授受を必要とする反応なのでしょうか? 

A 回答 (3件)

屁理屈を述べれば化学反応はすべて電子の授受を伴うともいえます。

ご質問の意味は「不対電子」の授受のことですよね?

しかし、そうはいっても、存じのように活性酸素というのは1種類ではありませんので、活性酸素の「種類」にもよるでしょうし、どの段階での電子の授受のことをさすかにもよるかもしれません。
そういったことを一切無視してともかく何らかの判断するということでしたら、電子の授受を伴うということになると思います。
しかし、これでは科学的な回答とはほど遠い乱暴な回答ということになると思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
当方素人なもので・・。
カロテノイドの役割に、「一重項酸素の消去」とありまして、カロテノイドが一重項酸素からエネルギーを受け取るということだそうなのですが、エネルギーというのは電子のことなのか? ということが不明だった次第です。

補足日時:2007/04/03 21:18
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私の知る限りでは…



【一重項酸素の場合】
酸素分子はその多くは三重項状態(O=O)ですが、
そのごく一部が一重項状態(・O-O・)になっています。
カロテノイドには二重結合 (-C=C-) が
たくさんありますよね。
それに一重項酸素がくっついて
 O-O
 │ │
-C-C-
このようなものになる。

【他の活性酸素の場合】
例えば活性酸素の一つペルオキシラジカル(LOO・)
と反応すると
 OOL
 │ 
-C-C・-
このようなものになる。

このようにカロテン類、特にベータカロテンについてですが、
活性酸素を除去する際に、活性酸素とくっついてしまうと
考えられています。
ですから、電子を介した反応であるのは確かなのですが
「どちらが与えて(授)どちらが受け取ったか(受)」
という代物では無いのではないかと思うのですが…
私は専門ではないので、ご参考までにとどめておいて下さい。
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この回答へのお礼

とりあえず電子の授受はあるということでしょうか。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/05 21:08

No.1です。


補足します。
「一重項酸素の消去」ということでしたら、参考URLにごく簡単に書かれています。
No.2のご回答でも、一重項酸素と三重項酸素について触れられていますが、要するに、一重項酸素を、より安定な三重項酸素へと変化させるということです。
つまり、全体としては電子数の変化はないことになりますが、カロテノイドと一重項酸素の間の電子を介した相互作用が起こっていることになり、その結果、エネルギーの移動があるはずです。
つまり、一重項酸素と三重項酸素のエネルギー差に相当するエネルギーをカロテノイドが受け取ることになります。

なお、No.2のご回答で書かれている一重項酸素と三重項酸素の電子配置は逆のように思います。また、参考URLで書かれている「一重項酸素を三重項酸素に変える作用」を起こした後のカロテノイド自身は、元に戻ることになるはずです。

参考URL:http://www.kagome.co.jp/style/tomato-univ/medica …
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この回答へのお礼

度々ご回答ありがとうございました。
教えて頂いたURL拝見しました。
一重項酸素が電子を求める性質があるのならばカロテノイドから電子が引っこ抜かれそうな感じがしますが、カロテノイドには変化がないのですね。なんか不思議です。

お礼日時:2007/04/05 21:10

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