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配位結合ってなぜ起こるのでしょうか?

H2OとH+の配位結合が例として挙げられていたんですが、H2OもH+もどちらも希ガスの電子配置で安定していますよね...?
わざわざ結合する意味がないような気がするんですが、どうなんでしょうか?

A 回答 (2件)

>配位結合ってなぜ起こるのでしょうか?


起こるわけではなく、実際の構造をそれで説明しているだけです。
つまり、酸素の電子数あるいは電子配置を考えれば3本の共有結合をつくるということは説明しにくいので、そういったもので説明しているということです。

>H2OもH+もどちらも希ガスの電子配置で安定していますよね...?
そんな事はありません。H-は希ガスであるヘリウムの電子配置になっていますが、H+には電子はないので、「希ガスの電子配置」ではありません。H+は原子核だけであり、原子に比べて遥かに小さいサイズで正電荷をもっているので、水溶液中ではそのままでは安定ではありません。水の酸素にくっついたほうが安定でH3O+になるという現実があるわけです。それを配位結合で説明することができるというわけです。
ただし、H3O+の3本のO–H結合は等価であり、共有結合と配位結合の異なった結合があるわけではありません。それはアンモニウムイオンの4本のN–H結合が等価であるのと同じことです。配位結合は単に電子配置を説明する単純な方法に過ぎません。
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この回答へのお礼

なるほどー!
H+は電子がないので不安定なんですね!
心のモヤモヤが晴れました!ありがとうございます!

お礼日時:2021/08/06 21:47

H2O の酸素はちょこっと負の電荷を持ってるから, それと H^+ の正電荷との間で引力を生じる. 実際に H3O^+ あるいはも

っと大きな [H(OH2)n]^+ を作る以上, 少なくとも「その方がエネルギー的に安定」という意味はある.
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