私は看護師をしています。疑問に思ったのですが、口呼吸している患者に酸素マスクで1L/分送気するのと、鼻カヌラで1L/分送気するのとでは、どちらが効果的なのでしょうか。酸素マスクだと、流量が少ないと自分自身の呼気を再吸収してしまい、PaCO2が上昇してしまう可能性があると思いますが、その点も踏まえてどちらを選択すべきか教えて頂ければ幸いです。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

アンサープラス

呼吸の仕方には口呼吸と鼻呼吸がありますが、口呼吸を行うと鼻呼吸よりも免疫力が低下したりや酸素の吸収が少なくなったりするリスクがあるようです。



AllAbout暮らし 口呼吸には危険がいっぱい!
https://allabout.co.jp/gm/gc/184280/2/

A 回答 (2件)

大気を吸入するときの吸入酸素濃度は21パーセントで、酸素投与時は供給酸素の量と大気との混合比によって濃度は変化します。

自発呼吸時は供給酸素の濃度が変化しないものと仮定して、患者様の呼吸数や呼吸量が増えると吸入酸素濃度が低下すると考えられます。鼻腔カニューラでは口からの大気吸入が吸気のほとんどを占めてしまうことと、高流量が得られない事もあって吸入酸素濃度は非常に低いと考えらます。通常のフェイスマスクでは隙間から大気を吸い込む率が高いのですが、リザーバー付き(酸素を溜める袋)では高濃度が期待できます。さらに一方弁付きのリザーバーマスクが最も高濃度を期待できます。ベンチュリーマスクは唯一吸入酸素濃度を一定にできる方式です。
【鼻腔カニューラによる酸素吸入】
教科書的には酸素流量1リットル毎分につき吸入酸素濃度は約4%づつ上昇するとされています。通常は1~3リットル毎分(24%~30%)の酸素投与が行われますが、毎分6リットル以上の投与量では鼻腔の乾燥がみられ、注意が必要とされています。
【フェイスマスクによる酸素吸入】
5~10リットル毎分の酸素流量で35~50%の酸素濃度が得られる。リザーバー付き酸素マスクでは6~15リットル毎分の酸素流量で40~70%の酸素濃度が得られる。一方弁付きリザーバーマスクでは6~15リットル毎分では60~80%の酸素吸入が可能とされています。
【ベンチュリーマスクによる酸素吸入】
一定流量の酸素を投与する場合に用いる。フェイスマスクの酸素チューブ側にベンチュリーを設けて流量をコントロールします。青色(4リットル毎分で24%)からオレンジ色(12リットル毎分で50%)までアダプターをつけることにより希望の酸素濃度が得られます。

以上のことから、今回のご質問では一方弁付きの、できればリザーバー付きのフェイスマスクで酸素を投与されるのが望ましいと考えます。一方弁やリザーバーが付くことで呼気を再吸気してしまうことをある程度防げます。毎日交換するような消耗品でもないので価格が高くても十分に活用できると思いますがいかがでしょうか。
    • good
    • 13
この回答へのお礼

とても詳しい回答どうもありがとうございます。分かりやすい説明で助かりました。勉強になります。

お礼日時:2007/04/28 20:33

自発呼吸での吸入酸素濃度は、供給流量と患者の吸気流量によってきまります。

鼻カニューレでは口呼吸することもあって高濃度の酸素が流す事ができないとおもいます。
両者とも約24~30%の吸入気の酸素濃度(FIO2)が期待できると思いますが、鼻カニューラでは、FIO2は呼吸パターンや一回換気量などによって大きく変化し鼻閉や口呼吸の場合には期待した効果が得られない場合があります。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

とても分かりやすく詳しい回答、どうもありがとうございます。助かります。

お礼日時:2007/04/23 18:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q酸素マスクの流量について

ACLSインストラクターをしている看護師です。
様々なガイドラインでフェイスマスクを用いての酸素投与の場合、酸素流量は5~10L(40~60%)と書いてあります。5Lよりも少ないとマスク内に呼気がたまるため・・・とありますが、現場では1~3Lあたりで使用することがほとんどです。5Lとかのレベルになるとリザーバー付マスクが登場してくるため、5~10Lでフェイスマスクを使うことはほとんどありません。
酸素投与の説明をするときに、いつもこのことが引っかかっており、うまく受講生に説明できません。ガイドラインが説明不足なのか、私の周りで起こっていることが間違いなのか・・・どうか教えてください。

Aベストアンサー

同じくACLSインストラクターです。

原則的にはガイドライン通りの説明でいいと思いますよ。
実際は現場に即することになるんでしょうけど。

私の現場では1-3lではマスクは使用しませんし、5-10lでもリザーバーを使わない事もあります。

Q酸素流量と酸素濃度について

蛇管用の酸素流量計(気管切開していて患者さんに酸素を投与する場合など)には酸素流量と酸素濃度が設定できますが、マスクやカヌラに用いる酸素流量計では酸素流量しか設定できませんよね?なぜそのようになっているのかがわかりません。
また、蛇管用で例えば8L50%と4L100%は同じ酸素濃度なのでしょうか?教えてください!!

Aベストアンサー

 蛇管用の酸素流量計で酸素流量と酸素濃度が設定できるようになっているのは、おそらく酸素濃度調節装置付きネブライザー(インスピロンなど)を質問者さんの施設で用いているからだと思います。

 インスピロンは、吸入酸素濃度(c[%})と設定酸素流量(b[L/分])を調節することで、設定された酸素濃度の混合ガスがある流量(a[L/分])で流れるようにする装置です。

 a,b,c,の間には、

 a[L/分]=b[L/分]×79/(c[%]-21)

 という関係式が成り立ちます。

 例えば、50%の酸素濃度で、流量を15L/分に設定すると、50%の酸素濃度の混合ガスが40.9L/分で流れます。

 ただし、設定した濃度の酸素がきちんと患者さんに行くためには酸素流量をある程度高くしておくことが必要で、例えば酸素濃度を35%に設定したときには酸素は6~8L/分、40%では8~10L/分、50%以上にするときには10~15L/分にしておかなければ、設定どおりの酸素濃度にはならないようです。

 以上よりご質問の8L/分50%と4L/分100%では、前者では50%の濃度の酸素が21.8L/分の流量で患者さんに流れますが、後者では100%の純酸素が蛇管から4L/分の流量でしか流れて来ませんので、呼吸回路が閉鎖回路のときは患者さんは呼吸不全に陥りますし(流量不足のため)、一部が大気に開放された回路であれば、患者さんは不足分を空気から吸入し、濃度のずっと低い酸素が患者さんに入ることになると思います(インスピロンの使い方としては不適切です)。

 また、マスクとカヌラとの違いですが、マスクについては、蛇管を接続してインスピロンを使用することが可能です。ですから流量と酸素濃度を調節するやり方もできます。

 インスピロンを使わなければ一般的には、普通の酸素マスクでは流量が5~6L/分で酸素濃度40%、6~7L/分で50%、7~8L/分でも60%程度の酸素濃度にしかなりません。

 鼻カヌラでは流量1L/分で酸素濃度は24%、2L/分では228%、3L/分では32%、4L/分でも36%程度です。(カヌラで5L/分以上の酸素投与は患者さんにとっては拷問です)。

 以上詳しくは成書を参考にしてください。

 蛇管用の酸素流量計で酸素流量と酸素濃度が設定できるようになっているのは、おそらく酸素濃度調節装置付きネブライザー(インスピロンなど)を質問者さんの施設で用いているからだと思います。

 インスピロンは、吸入酸素濃度(c[%})と設定酸素流量(b[L/分])を調節することで、設定された酸素濃度の混合ガスがある流量(a[L/分])で流れるようにする装置です。

 a,b,c,の間には、

 a[L/分]=b[L/分]×79/(c[%]-21)

 という関係式が成り立ちます。

 例えば、50%の酸素濃度で、流量を15L/分に...続きを読む

Q癌患者に対する高気圧酸素治療

大腸がんの患者に高気圧酸素治療をした場合、癌の進行は早くなるのでしょうか?

Aベストアンサー

文献↓によると(大腸がんになっていない)マウス各10匹で比較して大腸術後に化学療法しながら高気圧酸素治療(HBO)したところ吻合部の血管再生を改善し感染を予防する効果があったということです。大腸がん治療の一助になる可能性があると考察しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=14756235

悪性腫瘍一般にHBOで放射線感受性が上がるといわれています。古い論文が二本 大腸がんについてもあります。虚血 すなわち酸素不足の状態が浸潤や耐性の機序に関与しているといわれていますので,進行を改善する可能性は理論的にはあり得ると思います。

放射線治療後腸炎の治療としての報告はありますが,HBO単独での治療効果や合併症の報告は(大腸がんについてのものは)ありませんでした。
以上検索エンジンPubMedによる情報です

Q肺胞気酸素分圧の求め方

今、期末試験の勉強をしているのですが肺胞気酸素分圧の求め方が分かりません。
今やっている例題は
肺胞気の組成を測定したところ、酸素15.9%、二酸化炭素4.9%、窒素79.2%であった。
1気圧は760mmHg、37℃の飽和水蒸気圧は47mmHgとするとき、肺胞気酸素分圧を計算しなさい。
と、言うものです。
公式から全部わかりません。
どなたか教えてください。お願いします。

Aベストアンサー

大気の分圧から水蒸気圧を引いて760-47=713mmHg
この圧が酸素、二酸化炭素、窒素による圧になります。
このうち15.9%が酸素分圧なので713×0.159=113.367mmHg
が酸素分圧となります。

Q防塵マスク・防毒マスク

防塵マスク・防毒マスクの機能、構造の違いについて至急教えてください お願いします

Aベストアンサー

こんばんは。
防塵マスクは、ほこりをろ過するフィルターが取り付けてあります。
防毒マスクは、簡易型(防毒面)では有毒ガスを吸収する物質を詰めた吸収カンという物がついています。
毒ガスの種類によって吸収カンは違うので、いく種類かあります。
シビアな環境、あるいはガスの種類が不明な時は水中眼鏡の大きいような物を付けてアクアラング見たいな仕掛けで空気をボンベから供給し、外気と呼吸気を分けてしまいます。
しかし有毒ガスは皮膚からも吸収される場合が多いので顔だけでなく、気密性のぶかぶかの服の中にホースやボンベで空気を吹き込んで与圧し、身体中、外気の接触を断つ物もあります。


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A

人気Q&Aランキング

おすすめ情報