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マスコミの問題点を論じて小論文に書かなければいけないのですが、難しくてうまく書くことができません。

プライバシー侵害、捏造問題(トライしてみたものの難しくて途中で諦めてしまいました)など色々あると思うのですが、比較的論じやすく解決策が提案しやすい問題は何でしょうか??。

できれば最近のニュースぼどを例にあげて教えて下さると助かります。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 マスコミの問題は大きく言えば、構造的問題と報道的問題に分けられるかもしれません。

構造的問題というのはマスコミが社会構造のなかでどういった仕組みになっていて、報道をしているかということで、マスコミが民主的な媒介者として適切に機能しているのだろうかということ。

 もう1つは報道そのものに偏りがあったり、嘘八百だったりするという問題。多くの場合は構造的な問題も関わっています。

 前者の場合は、たとえば記者クラブ制度の存在です。このとっかかりは宮台真司と神保哲生のまる激トークオンデマンドの対話を本にしたのが良いでしょう(いまは3冊あります)。古いですが、今なお重要な問題を提示しています。記者クラブがメディア企業の寡占的状況を生み、小さなメディアが参入するのに歯止めをかけています。これによって情報の多様性が否定され、画一的な情報が流れます。もちろん人々が同じ情報を受容し、一面的な見方だけを採用してしまうので、あほになります。この意味で長野県元知事の田中康夫が県の記者クラブを廃止したのは強力な改革でした。(もちろんメディアからつるしあげにあいましたが・・・)

 後者はいろいろありますね。

 戦争報道が一番楽かもしれません。新書でもいくつか出ていますから。
わかりやすいのはイラク戦争の偏った報道。「アメリカのイラク侵攻は正当だ、正義だ!」と一面的に報道した結果、大衆はみなそれを信じ込んでしまいました。9・11直後、この無批判な戦争肯定論に対して「待った」をかけようとした人たちが何人かいましたが、みなつるしあげにあい、つぶされました。

 あとは人権侵害に近い報道。たとえば公判中の人はすぐ悪魔的な犯人であるかのように報道されがちで、ほんとうは無罪だった人なんかが多大な社会的被害を被っています。このあたりは浅野健一が書いていたと思いますが・・・あと有名なのは、イラク戦後復興の取材にいって人質にとられた3人の人がいましたよね。彼らが帰ってきた時、小泉が「けしからん、自己責任をしっかりやってほしいものだ」と行ったことをうけ、日本のバカマスコミは小泉にのて自己責任論を巻き上げ、3人を批判。フリーランスのいわば同業者をつぶしにかかりました。

 これは海外メディアからは日本メディアが頭がおかしいのではないかとずいぶん批判を浴びています。結局、構造的問題がからんでいます。メディアの寡占的な状況が、きわめて偏った報道で一面的に述べるという悪い報道を繰り返しています。

 プライバシー侵害は被害者の講演など本が出ていますから、そこからベースにすると良いでしょう。
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>プライバシー侵害、捏造問題


この辺は書きやすいと思いますけど…。

どんな情報を集めたのでしょうか。
自分の頭にあるだけの情報しかなければ書けない人の方が多いと思います。
少なくとも、報道記事、関連法律、当時のマスコミや国家の動き、(あれば)関連する書籍は押さえておくべきでしょうし、これだけでもある程度のものは書けます。法改正の動きがあったなら、それが適するものであるかどうかや「もっとこうすべきだ」という自分の意見も述べやすいと思います。

あと、自分なりに「マスコミとは何だ。何のためにある。」という部分は明確にしておくべきでしょう。そこさえちゃんとしていれば、「マスコミの問題点」も述べやすいと思います。
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