No.4ベストアンサー
- 回答日時:
2大政党制の意義が分かっていない人が多いのがまず問題で、日本になじむなじまない以前の問題ですね。
政党が変わるということの本来の意味は、政策が変わるということです。米国の外交方針など見ると、政権党がどちらかで、そうとう違います。で、この効果が出せないなら、2大政党制に意味はありません。
で、政策を実際に実施するのは官僚です。そして日本においては、実は立案にも色濃くかかわっており、政治家が自分で法令を立案して政策を進めるという議員立法は、ほとんど行われていないのが現状です。
これは、選挙のたびにメンツが入れ替わる政治家よりも、何十年もその仕事をし続ける官僚の方が実務に強くなるので、政治家が官僚をコントロールできなくなるし官僚も政治家を侮るようになるからです。
実際、「政治家は馬鹿ばっかりだ」と言ってはばからない官僚を、何人も知っています。
これは、官僚制度というものに必然的に付きまとう性質ですから、日本だからという話ではありません。
例えば米国では、この性質を打破するために、高級官僚は政権党が入れ替わった時点で総入れ替えをする、スポイルズシステムという制度を導入しています。
これにより、官僚の年月による強みをキャンセルし、また政治家により任命される官僚という立場を明確にすることで官僚へのコントロールを政治家に持たせることができます。
むろん、これは諸刃の刃で、例えば当たり前ですが継続的な実施が必要な政策はあまり為されなくなるなどの問題点もあります。が、官僚と政治家のパワーバランスをコントロールする制度としては、なかなかのものです。
この、パワーバランスの問題を解決する方策を持たない状態で、たまたま2つの政党が均衡した所で、政治における官僚の主導性が強まるだけです。政策の切り替わりという本来「2大政党制」という手段によって実現したい、民意を適切に反映した政策の切り替えという目的を達成する見込みは、まずありません。
なので、2大政党制がどうなんだ、という点を論じる以前の段階ですね、現代の日本は。
政治とは政治家がするものだと思っていましたが、日本を動かしてるのは官僚ですよね
言われてみればそのとうりです
この官僚を入れ替えるというか、緊張感を持たせるのって今の日本では無理なんでしょうか
No.14
- 回答日時:
確かにそうですね、ただ、その原因としてあるのが創価学会、小選挙区のような選挙の場合、一人しか勝てませんから党の勝ち負けに大きな差がつきやすいのですね、で、自民党と民主党の得票事態は民主党のほうが多いくらいで、もし中選挙区なら二大政党になっていたのでしょうけど、小選挙区なので創価学会の組織票が大きくきいてしまって、与党が強すぎる形になっているようです、
自民党は衰退しているとはいえ腐っても鯛なので、それなりに票があり、それに創価学会の強力な票が合わさると、小選挙区だと差がついてしまうのですね、
一般的には小選挙区というのは、二大政党制のために入れたといわれていますが、私の聞いた話だと軍事政権を作るために導入したという話を聴いたことがあります、つまり小選挙区だと大きく勝てるので、プロパガンダをうまくやれば軍事独裁も可能であるため、そう勢力が動いたとかいう話もきいたことがあります、本当かどうかは分かりませんが、現状を見る限りその可能性はあるかもしれませんね、
No.13
- 回答日時:
主観的な、回答になりますが、お許しを願います。
日本の国には、二大政党制という体制は馴染まないと考えます。
なぜなら、
(1)国民の半分以上が投票に行かない。政治に無関心、無責任。(政治家の責任が大半ではあるが・・・)
(2)政治に関心がある国民は、無党派層といわれる支持政党なし組がほとんど。マスコミの報道に踊らされた基準をもとに投票行動をおこす。だから、投票する根拠があいまい。
(3)日本のマスコミが、政治報道を真剣にとらえて報道していない。いわゆる視聴率優先の「ショー化」となっている。
(4)日本は価値観や思想的に、幅があり、二党択一の選択が出来ない。民主の大半は、自民出身。自民も民主も同じ価値観思想が主流である。
(5)ご質問者様の言うとおり、民主党が本気で政権運営を担当するぞという政策的に納得できるものがない。ここ最近、選挙を意識しているのか反対だけが実績の党になりつつある。(民主は、実現できたマニフェストを今一度公表すべきだと思います。)
以上が馴染まない理由でございます。
また、これは、もっと深く調べないといけませんが、他国の政治体制で
二大政党制が本当に成功し、国民の生活が向上しているのかは疑問です。本来、政治は全ての国民、声なき声を切実に感じ、それを政策として実現し、国民の幸福生活の実現を使命としなければいけないと思います。こういうことが、二大政党制で本当に出来るのかも疑問に感じます。本当に、二大政党制が国民にとって、また、日本にとって良い体制ならば、戦後60年の歴史において、実現されているのではないでしょうか?
私個人の考え方ですが、多党制がやはり望ましい。そして、政治はある面、「良い妥協」の世界と思っていますから、政権としては、色々な価値観思想を含んだ政党の連立政権が日本の風土として馴染みやすいと考えます。今後も、政界再編が幾度となくあるかと思いますが連立政権が続いていくのではないでしょうか。
PS:私的な意見で、参考にならなかったことに対してお詫び申しあげます。
外国の政党って言うと
アメリカの共和・民主
イギリスの保守・労働
フランス・・・サルコジ・ロワイアル・・・政党名知らん
ドイツ・・・・キリスト教・・・緑の・・・ほとんど知らん
二大政党制は知名度有りますから、それが王道だと思っちゃうんですよ
No.12
- 回答日時:
公明党がいる限り二大政党制などというのは無理な話です。
公明党イコール創価学会の場合、トップが○●党にいれろ、と命じた場合、その殆どが指示された党に入れます。各選挙区に公明票は3万票程度あるので、公明が自民、民主のどちらにつくかで、政権が決まるのです。だから、実態は三大政党制と言えます。例えば先の自民大勝となった衆院選でも、公明党が民主党を推薦していた場合、結果は逆転し、民主280~300票、自民150~170票となっていたというシュミレーションがあります。政権が一宗教団体に左右されているのです。それに公明党の抵抗で、比例代表の定数全廃も難しいので、公明党の31議席という議席の重みもあります。
そして参院は投票率が低いのと、完全小選挙区ではないので、公明党はますます存在感を増します。参院の廃止は抵抗が強いため実現されそうにありません。参院は公明、共産、社民など小政党が強いです。今自民党が連立を余儀なくされているのも、単独では過半数に至らないからです。参院を憲法改正でなくせば、少しは改善されそうです。今民主党は政権を取るために、与党であるのに公明党の事は、殆ど攻撃しません。
自民党の高市早苗議員は前々回の衆院選で公明党に嫌われて、推薦を受
けられず、落選しました。その後高市議員は公明党に媚びを売り関係修復をして推薦をもらい、前回の衆院選で当選しました。
つまり、公明党の考えに反発する議員は、推薦を取り消して、みんな落選させることが可能なのです。なので、自民、民主が公明党の政策の影響を受けることがあるということです。これを防ぐには皆が投票に行き、投票率を上げることです。
No.11
- 回答日時:
「日本に二大政党制はなじまないんでしょうか」
という質問の答えを見極めるために、あともう10年観察する必要がある、というところではないでしょうか?
英米にもそれなりの複雑な事情はあるでしょうが、基本的には資本家vs労働者、アングロサクソンvs移民系、といった基本軸で「高所得層vs低所得層」というかなり明確な身分の違いがあり、双方の利害の対立が2大政党のよりどころとなっています。
日本の場合、英米と比べればほとんど階級の差がない総中流社会でしたので、旧社会党が「資本家(実業家)vs労働者」、民主党が「地方vs都市」という軸を作り出そうとしたけれど、結局不発に終わりました。両者の差がそれほど大きくなかったから、両党が支持を当て込んだ「労働者、サラリーマン、都市生活者」が、日々の生活にそれほど不満を感じてこなかったのでしょう。
ただ、「日本の政治に政権交代はないのか?」というと、そんなことはありません。日本新党の例もありますが、自民党もここ10年の国政選挙における得票数の減少はかなり大きいです。むしろ、最近2回の衆議院選挙は、民主党候補に僅差しかつけられなかった冷や汗モノの選挙区が増えていますから、公明党支持者の票がなければ、選挙結果は全く違ったものになっています。そういう意味では今日本政治のキャスティングボードは公明党が握っていると言ってもいいでしょうね。公明党が「民主党と組む」と言えば、恐らく1回の選挙で民主の議席数が自民のそれを抜くくらいの影響力があると思います。
話がそれましたが、現在の議席数の多さに隠れた自民の衰勢に加え、格差が開いている点がさらに政権交代の現実味を加速させると思います。現状の格差の進行が、2大政党まで行き着くほどの大きさになるか分かりませんが、格差が世襲される傾向が強まれば時間の経過と共に英米の階級に近いものになります。
こうした格差拡大の状況が、さらに深まるのか、どこかで歯止めがかかるのか、これからの10年次第で、この先数10年の政治が決まってくるのではないかと考えます。
No.10
- 回答日時:
どうも日本の国民性からして、二大政党は馴染まないような気がします。
本来の二大政党制は、対立する二つの政党が反対軸の主義主張・イデオロギー・政策等を持ち、そのどちらかを国民が選択する制度かと思います。
日本の今の政権担当政党は、保守系の主義主張・政策ですが、この対立軸の主義主張・政策を持っているのは、強いて言えば、日本共産党だと思います。
しかし、現実として、日本共産党は政権担当が出来るまで国民の支持がありませんし、共産党自身が「確かな野党」と明言してますので、二大政党の対立軸にはなり得ません。
また、民主党が自ら、政権担当とか二大政党とか発言してますが、どちらかといえば保守系の政党ですから、対立軸政党ではありません。
元々日本の民主主義は、国民が勝ち得た制度ではなく、古くは明治維新により、明治政府から与えられた新制度、又新しくは太平洋戦争の戦後処理の一環として、GHQ等から与えられた新制度です。
ですので、西欧諸国の民主主義とは性格が違うと思いますので、二大政党制度は育ち難いと思います。
日本型ってのが探せばどこかに有る(有った)かも知れないけど
明治の外国から見栄えや、戦後のアメリカの都合を優先したから
日本人には合ってないんでしょうか
No.8
- 回答日時:
おはようございます
日本は曖昧な国だと思います。(国民が)ある意味では、二大政党になってるのでは・・・それは政党政治支持派と無党派支持派です。
曖昧と言う表現をしたのは、今の政党政治では2大政党は無理です。
それは議員を選ぶ国民側がマスコミや個人的利害で議員を選んでいる。
政策や公約で選び、それを審査して次の選挙で審判を下す、システムを行わないところにならない理由があると思います。
知名度や話題作りに懸命なマスコミ・・・・マスコミ自体が政策などに興味がないですから・・・・それに踊らされている国民・・・何と還元水のあの大臣も次の選挙では何食わぬ顔で当選しますから・・・そのころには国民は忘れていますし・・・・そんな曖昧な国なんですよね
支持政党なしって人が多い割には選挙で雪崩現象みたいなのってあんまり起きませんよね
何とか還元水産大臣も捕まらない限り(捕まっても)当選しそうですし
No.7
- 回答日時:
まぁ言えば巨人とそれ以外って感じですね。
今は阪神やソフトバンクなど巨人に肉薄する人気球団がいますが、やはり掘り起こせば大半は巨人なんでしょうね。
阪神はイメージ(ファンの組織票は多いがチームが弱い)から昔は公明党っぽかったけど、ちょっと強くなってから変わりましたね。
民主党はなんとなく中日が当てはまりそうなのですが。
小沢さんと落合さんは豪腕な一匹狼ですし。
独自路線をいく広島は共産党?
それを考えると、なんとなく社民党はオリックスに見えてきた。
土井たか子さんの地元に近いし。(兵庫7区は神戸の隣)
土井たか子さん(イチロー)の全盛期は第二政党だったけど、マドンナ旋風も無くなり、「総理、総理・・・」も逮捕されるし。
社会党から社民党(オリックスブルーウェーブからオリックスバッファローズ)に変えても、今は何やっても落ち目だね。
いずれにせよ、セリーグは今でもナベツネ党である事には変わりないですね。
「ナベツネ党に入りたいパリーグの球団」の構図でしょうか。
くだらない回答ですいません。
>日本人の性格からしてどちらかの政党に白黒つけるより足して二で割っておきましょうって感じなんでしょうか
上記のくだらない例にもありますが、日本人の性格からして「右にならえ」で大半が同じ行動を取りたがります。
また「長いものに巻かれろ」の諺通り、権力あるところに人も金も集中します。
なので、どうしても自民党とそれ以外って感じになると思います。
その「それ以外」ってのが皆さんの言われるとおり、まとまれば2大政党になるのですが、一匹狼の寄せ集めでは昔の新進党みたいに意見がまとまらないのが普通ですから。
民主党にしても一番人気の管さんや昔から権力があった鳩山さんがいるからまとまるのであって、一匹狼の小沢さんではまとまらないです。
半分は「仕方なく」納得している感じです。(いわゆる「小沢アレルギー」)
確かに小泉さんは党内で猛烈に反発する派閥がいたけど、国民の絶大なる人気を背景に「抵抗勢力」のレッテルで押さえ込めたからあれほどの豪腕をふるえたんです。
民主党にはそんな人はいない(あの3人ではもう少し弱いし、今の民主党が豪腕ふるったら解散してしまう)し、世論を味方につけてないので、完全な二大政党にはなれないと思います。
んで、二大政党になって一番困るのが官僚達ですね。
だって政策がコロコロ変わるし、自分達の力が及びにくくなりますから。
阪神はソフトバンクと違って、関西で唯一巨人と戦ってる球団ってことで人気があるでしょう
パ・リーグと一緒で巨人に甘えてる(パは甘えたい)んです
土井さんとイチローを一緒にしてあげるのは可哀想です、もちろんイチローが
No.6
- 回答日時:
現状で二大政党制が実現していないのは選挙制度よりももっとミクロな原因、つまり民主の不甲斐なさと自民のしぶとさが原因だと思います。
完全小選挙区制にしても自民の組織票は生きますし、民主党が世論を掴みきれなければあまり状況は変わらないでしょう。>やっぱり日本に二大政党制はなじまないんでしょうか
むしろ左右保革のイデオロギー的な距離が依然として大きい日本では二大政党制は都合の良い政治体制だと思います。現在のような一党優位体制では今の自民党のように権力の腐敗の弊害が大きいです。だからといって西欧のいくつかの国にみられるような多党制をとったとしても、日本の諸政党は議論で建設的な妥結点を見つけることを不得手とする(60年経ってもあまり議論が進歩していない日の丸・君が代問題や憲法改正問題をみれば一目瞭然でしょう)ので何も決定できない、もしくは決定に異様な時間のかかる政府になりかねません。私は3から5程度のイデオロギー距離の小さい政党同士が国政運営をするいわゆる限定的多党制がより望ましい民主主義の形態だと思っていますが日本と日本人にはいくらか時期尚早だと考えます。
確かに日本の保革の距離は大きいですがほとんどの日本人には関係ないところです
日本の政党にイデオロギーの差なんて有りましたっけ?
自民も民主もごった煮だし、公明党は宗教イデオロギー?社共は問題外?
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