最速怪談選手権

 CDE取得勉強している管理栄養士です。
 同僚のNsがインスリン注の方の栄養処方について、「いいよ、いいよ制限なんて。もう歳なんだし、食べたいもの食べさせてDrに頼んでインスリンをどんどん追加すればいいんだから。」と言っていました。
 高齢で余生を謳歌することに対して制限を鑑みることには賛成です。しかし年齢云々でなくNsの発言のインスリンをどんどん追加することに疑問がでました。浅学知識ですがほとんどのテキストにはインスリンの役割として、体内(脂肪(文献によっては肥満細胞?)細胞)へ血中の糖を吸収させ、結果血糖値として下がると主旨的に解釈しています。
 しかしながら食べたいものを食べさせるからどんどん追加しては、脂肪(肥満細胞?)細胞の肥大からインスリン抵抗性が新たに生まれるのではと思ったからです。いずれ20単位が100単位などにそして無限的に。。。とまでは極論でしょうけれど。また、負荷テストはその吸収バランスを見ることも含まれるのでしょうか?お知恵をいただければ幸いです。

A 回答 (1件)

一型糖尿病患者です。

経験から。
抵抗性は増えるように見えると思います。
但し実験室で、ストレスフリーの状態で、体重に比例した適切な運動をした場合、抵抗性は同じだと思います。
実生活の場合、体脂肪の増加は体重の増加で、運動または生活の中で積極的に体を使わないと、より体は不活発になります。したがってインスリンはより働かないという状態になります。同じカロリーの食事でも血糖値はより高くなりますから、インスリンを増加する事になります。
運動量と食事のカロリーなど、低血糖にならないようにインスリンの量を決定するのは、結構難しい事柄です。運動の効果は運動後5時間ぐらい継続し、その間インスリンの効果も高くなります。低血糖になりやすいのです。
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この回答へのお礼

貴重な経験談、誠に感謝します。
>体重に比例した適切な運動をした場合、抵抗性は同じだと思います。
 そうですか。つまり同じ抵抗性であれば運動も兼ねてコントロールするかインスリン主力でコントロールするかではほとんどの方ではインスリンの方が安楽ということでしょうか。高齢者であればなおさらかもですね。

>運動量と食事のカロリーなど、低血糖にならないようにインスリンの量を決定するのは、結構難しい事柄です。
 個人レベルもありますしそうですよね。単に上から物言う机上指導ではなく、その人のライフマッチも勘案できるようになりたいため、まだまだ勉強する必要がありますね。

>運動の効果は運動後5時間ぐらい継続し、その間インスリンの効果も高くなります。低血糖になりやすいのです。
 これは個人レベルもあるのでしょうけれど知りませんでした。適切な運動のアドバイスも必要なスキルですね。

 最近はメタボにリンクしてDM=II型的な考えでそちらばかりに力を入れている感があります。しかしI型の方にも苦しみが存在することを忘れてはいかんと、名ばかりのCDEにならぬようがんばります。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/21 11:49

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