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カナダ人です。最近、気になって聞いてみたい質問があります。比較についての。

(1) ~するほうが(良い、増し、易しい、等)
(2) ~したほうが(良い、増し、易しい、等)
(3) ~するが(良い、増し、易しい、等)

(1)が限られていると思いますが、どのように?どんな場合で「するほうが」を使ったほうが、「したほうが」より相応しいんでしょうか?
(2)が普通だと思います。比較のような場合で、偶に「より」を伴って用いられます。
(3)がお勧めとか命令のような感じがしますが、それだけでしょうか?

宜しゅうお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

(1)~するほうが良い


 比較をした結果に対する表現、優劣を示す表現
 例:勉強するより寝る方が良い、話を聞くより実物を見るほうが早い

(2)~したほうが良い
 現状に対して、新たな投げかけをする表現
 例:勉強するより寝たほうが良い、話を聞くより実物を見たほうが早い

(3)~するがよい
 本人に何らかの意思があり、それを許可する表現
 例:寝るが良い

とまぁ、こんな感じです
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日本人でも、人によって、多少感じ方が違うかもしれません。


私の感じでは:
(1) するほうがよい=自然な形で、何にでも使える。
(2) したほうがよい=やや警告を含む。(早く行ったほうがいい、医者に診てもらったほうがいい=しない場合の結果を心配している=you'd betterに近い)
(3) するがよい=現代ではあまり使わない。やや古風。(そんなこと、自分でするがいい=やや目上の立場から非難している)

英語で「過去形が過去以外の特別な使われ方をする」のと同様に、日本語にも例外的な時制があります。
例:電車が来た!(来るのが見えただけで、まだ来ていない)
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3に関して、文語的表現です。

格言や詩歌で使われます。
以下一部成人向け記述があります。

案ずるよりするが易し
あれこれ考えているよりも、やってみたら簡単だからやってごらん

お座敷での戯れ歌に、
富士の山 甲斐で見るより 駿河いい
(ふじのやま かいでみるより するがいい)
というものがあります。
直接の意味は富士山は、北側の甲斐(現在の山梨県)よりも、南側の駿河(現在の静岡県)のほうが、見るのにいいねという意味ですが、男女の関係では
嗅いでみるより するがいい
においを嗅いでいるよりも、やっちゃった方が気持ちいい
という事を言っています。

ちなみに、宜しゅう というのは、遊郭や芸者言葉です。通常は 宜しく でございます。
ちなみに 150年ほど前、日本に標準語がなかったとき、明治維新で全国から集まった人々は、芸者言葉や、講談などの口述芸能の言葉を使ってコミュニケーションしたそうです。
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専門家ではないので、だいたいのニュアンスです。



(1)~するほうが
→相手に対して自分の意見を若干押し付けるようなかんじ。口語(会話)ではあまり使わないと思います。

(例)家で寝ているより病院に行くほうがいいかもね!

あえて言うならこんな表現の仕方でしょうか…

(2)~したほうが
→会話中で一番自然な形だと思います。『提案』の意味で(1)(3)よりもやわらかい表現だと思います。疑問形にすると、よりやわらかい表現になります。

(例1)家で寝ているより病院に行ったほうがいいよ!(意見)
(例2)家で寝ているより病院に行ったほうがいいと思うよ!(意見)
(例3)家で寝ているより病院に行ったほうがいいんじゃない?(提案)

(例2)のように「思う」をつけるとやさしい表現になります。
(例3)のように疑問形「~したほうがいいんじゃないかな?」とすると、かなり当たりさわりのない表現です。自分の意見に自信がない時、相手の顔色をうかがっている時、『心配』している気持ちを表す時、などに便利です。

(3)~するが
→これは、なかなか使わない表現です。目下に対して言う言葉でしょうね。

(例)家で寝ているより病院に行くがよし!

たまに、仲がいい友達と冗談まじりで使うことはあるかも。


こんなかんじでしょうか。
それと、「増し」とは何のことでしょうか??もしかして「マシ」のことかな??だとしたら、「マシ」=「良い」の意味ですよ!

これらをふまえて・・・
「~するより~したほうが…」というのが一つのイディオムなので、「~するほうが」は使いません!!

というのが私なりの言葉の解釈です。参考になればいいです!
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