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製造業での決算なのですが、
P/Lを作ったら売上原価がマイナスになってしまいました。
理屈では、
期首棚卸高+当期仕入高-期末棚卸高
で、マイナスになるはずありませんよね?

会社はかなりの業績不振で、数年赤字が続いています。
今年は経費も削減、仕入もしなくて在庫を処理、という方向でやっていたのです。

通常の処理なら問題ないと思いますが、
製造に関する金型と工業所有権の減価償却費を、製品(期末棚卸高)に負担させた結果、
[期首の棚卸+当期仕入(ゼロ)]<[期末の棚卸+原価差額分]
という結果になり、売上原価がマイナスになってしまいました。

前年までの処理に基づいて今年も同様に処理しました。
前年までは、製品の動きも(売上も仕入も)あったので、数字も大きくこの処理をしてもマイナスになるという事はなかったのですが。

仮の数字をあげますと
売上高 90
期首棚卸 80
当期仕入 0
期末棚卸 100(70・・・実際の棚卸高
        30・・・原価差額分)
-------------------------
売上原価 -20

※減価償却費 40

のような感じです。
どうしたらよいでしょうか?
どうぞ、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>>製造費用を計上していく事になると、減価償却費だけでなく他の製造に関する経費等もあげていかなければならないでしょうか?それとも、今期は実際製造活動をしていないため、減価償却費だけでもいいのでしょうか?




本来であれば、工員の賃金等の労務費、材料仕入高、外注加工費等製品製造にかかわる費用を計上するのが原則ですが、今期製造活動実績が全く無いということであれば減価償却費等の製品棚卸原価を構成するものだけでもいいと思います。
また、そのままの状態では売上総利益(粗利益)は正しい額を示していませんが、そこから販売費及び一般管理費を差し引いて導き出される営業利益は、どちらの方法でも同じ額(減価償却費が販管費から製造費用に移動するだけ)になり結果的には正しい額を示していますから、損益計算書の体裁を気にしなければそのままでも税務上は大きな問題はありません。
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製造に関する金型と工業所有権の減価償却費は、販売管理費の減価償却費で計上したのか、当期製造費用の減価償却費で計上したのかどちらでしょう?



通常、製品の製造に関係する機械装置等の固定資産の減価償却費は、当期製造費用の減価償却費勘定を使用します。
当期材料仕入が0円であっても、当期製造費用の減価償却費が計上されていれば当期製造原価が発生しますので、そこから期末製品棚卸高を差し引く売上原価がマイナスになることはありません。

  (製造業の場合)
  当期の売上原価=期首棚卸高+当期製品製造原価―期末棚卸高
  当期製品製造原価=期首仕掛品棚卸高+当期総製造費用―期末仕掛品棚卸高

棚卸は、当期の売上げを実現していない資産の原価を当期の商品仕入高や当期製造原価から差し引いて、期間損益を正しく把握する処理です。
販売費及び一般管理費は売上原価を構成していませんので、その中で計上された減価償却費を期末製品棚卸高の構成原価に含めるとマイナスになってしまします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
減価償却費を製造費用の方で計上するのですね!
販売管理費の方で計上していました。
そうですよね。この説明ですとよくわかりました。

前年までの処理に倣ってやってみたのですが、そうなると前年までも間違っていたのですね。売上原価がマイナスにならなかったのが幸いしただけで、そういう危険はあったのですね。(前年までは専門家の方にやっていただいていたのですが...)

製造費用の方は私の方で計上していなかったのですが(購買関係部署にてやっていたため、こちらでは棚卸高に含めた形で数字をもらっていました)、製造費用を計上していく事になると、減価償却費だけでなく他の製造に関する経費等もあげていかなければならないでしょうか?それとも、今期は実際製造活動をしていないため、減価償却費だけでもいいのでしょうか?

お礼日時:2007/06/15 09:01

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