A 回答 (3件)
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No.2
- 回答日時:
kaitara1ですがおそらくコンピュータの論理回路の勉強をしてみるのがよいのではないでしょうか。
私は素人ですが通俗書を読むかぎり脳の働きそのものを理解するのはまだまだではないかと思います。又将来研究するにしてもいわゆる文系の事にも深い興味を持っていないと結局何も分からないで終わってしまうのではないかと思います。これに反し、コンピュータの論理回路は脳に比べものにならないほど単純ですがとにかくチャンと働いていますから勉強の基礎にすえて間違いはないと思います。しかしこれは全くの素人の感想です。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/06/25 15:57
ありがとうございます。
私も全然知らないのですが、ちょっと調べなければいけなくて・・・
簡単にどうなってるか分かればいいんですけどね^^;
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
「記憶」といいますのは複数の神経細胞からなる「接続回路(ニューロン・ネットワーク)」として形成されるものです。このネットワーク接続によって結ばれた「複数の細胞の組み合わせが」が特定の情報を構成する「並列信号の組み合わせ」と対応します。
意味のある情報といいますのは並列信号としてやり取りされます。「記憶回路」といいますのは、その並列信号の入力に対して同時に反応した細胞同士の横の繋がりが強化されることによって形成されます。
並列信号の入力がありますと、それを受け取った複数の細胞が同時に興奮状態となります。同時に興奮状態となった細胞同士はお互いに信号をやり取りしますので、その結果、細胞同士の横の接続が強化されます。この「横の接続の強化」によって結ばれたのが記憶回路であり、このような信号のやり取りによって細胞同士の接続が強化されることを「シナプス結合の可塑的変化」といいます。
そして、このようにして繰り返し同じ入出力を繰り返した細胞体の中にはあるタンパク質が合成されます。このタンパク質の合成は記憶回路を形成した細胞にのみ発生する「物理的・化学的変化」であり、これにより、神経回路は特定の情報に対応した「長期記憶」として固定されます。
ですから、記憶回路といいますのは「シナプス結合の可塑的変化」と「タンパク質の合成」によって特定の並列信号に対応した情報を物理的に保持しているということになります。従いまして、記憶回路が形成されるための条件といいますのは、
「同じパターンの並列信号が繰り返し入力されることにより」
「そのパターンに対して同時に興奮状態になった細胞同士のシナプス結合が可塑的に強化され」
「細胞体にタンパク質の合成という物理的変化が発生し」
「長期記憶として固定される」
ということになります。
但し、この法則は現時点では大脳皮質の「長期記憶」に適応するものであり、タンパク質の合成を伴わない「短期記憶」や、大脳辺縁系や小脳といった学習機能を持つ他の中枢ではメカニズムが異なり、その全てが解明されているわけではありません。ですが、飽くまで記憶といいますのは過去と同じパターンの並列入力があったとき、それに対して反応するためのものでありますから、特定の並列入力が繰り返されることによって形成される神経回路であるというのは、原則的に同じであると思います。
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