No.4
- 回答日時:
No.3です。
大王(天皇のこと)の名はヒコ(日子)ネコ(根子)ワケ(和気)ヒメ(日女)などの敬称を除き、表音漢字による表記が多く、仁徳天皇のオオサザキ、崇峻天皇の(武烈天皇も?)ワカサザキは例外的な表意漢字なので、何か意味ありとお考えのようですが、私も前二回答と同様そう深い意味はないと思います。
なお余談ですが以前に本名は忘れましたが、仁徳天皇は実は悪逆大王で戦を好み、人民に重い税を課した、仁徳のおくり名は反語であると書かかれたものを読んだ記憶があります。
もちろんこんな話は信じませんが、忖度するに壮大な大仙古墳を見て、三年税を免除するなど善政をした大王が、こんな陵墓を作るはずはない、と考えたこともその一因ではないかと思います。
私も仁徳天皇は大勢の人夫を必要とする壮大な古墳は作らせなかったと思います。
大仙古墳の出土品の土器は百年近い後期のもので、現在は被葬者不明が定説です。
兵を多く動かし四方の平定を図ったワカタケル大王(雄略天皇)は財力もあったであろうし、多くの人夫も使えたと思います。
No.3
- 回答日時:
ご存知と思いますが,古事記、日本書紀双方の表記漢字の読み方は同じ「オオサザキノミコト」です。
大は単なる敬称です。 サザキに当たる漢字は他に多く見られる表音文字でなく、表意文字として使われています。古代の尊の名のつけ方は色々で、いまでは理解出来ないのも少なくないのですが、土地に関係したものも結構見受けられ、この場合も雀科のサザキの多く棲む土地で、生まれたとか住んでいたとか、から付けられたと考えると理解しやすいと思います。
尚仁徳天皇の「おくりな」は300年余り後の天平宝字6~7年に贈られたものと云われています。
また「大仙古墳」は仁徳天皇陵でなく雄略天皇陵と見る学者もおり、年代的にはこの方が合っています。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
仁徳天皇の名前については、次のような話があります。
仁徳天皇が生まれる日、産殿に「みみずく」が飛び入ってきた。翌日、この事を父の応神天皇が大臣の武内宿爾に聞くと、大臣は「吉兆です。
昨日は私の妻も出産しましたが、その時、産屋にミソサザイが飛び入ってきました。これも吉祥」と言いました。
天皇は同じ日に産まれた事は、ますますめでたいとお喜びになり「その鳥の名を交換して子に名づけ、後の世の契りにしよう」と言いました。
その為、仁徳天皇にはミソサザイの名が付いているのだそうです。
なお、昔は友情の契りを結ぶにあたり、名前を交換をする風習があったと伝えられています。
大雀ですが、一説によると昔はミソサザイの事も雀と書いていた(同一視していた)とも言われています。
また、大雀には「心清き人」という意味があるそうです。
また、雀は好き嫌いなく何でも食べつくす事から、災難も食べつくすと言われており、健康と家内安全を意味する吉兆の鳥と言われています。
その為、家紋に雀を使う公家や武家もいたそうです。
No.1
- 回答日時:
大雀命の《大》は単に美辞で、《雀》はサザキと同じく《ミソサザイ》を指すらしいです。
『記紀』の登場人物の名前に《鳥》、あるいは《鳥の名前》が出てくるのは、古代の鳥霊信仰と関係があるようです。
鳥霊信仰とは、
(1)鳥を神の使いとみなす。
(2)神はしばしば鳥の姿をとってこの世を往来する。
(3)鳥は死者の魂の先導者である。→葬祭儀礼と関係。
(4)鳥によって吉兆を判断する。
などです。
たとえばヤマトタケルの別名《小碓命》の《碓》は、
古代の石臼への信仰と関係があると考えられています。
では仁徳天皇が鳥霊信仰の担い手であったから鳥の名前が付いているのかというと実際はそうではなく、神功皇后・応神天皇・仁徳天皇あたりの伝承に深く関係のあった蘇我氏が自身の職能と関係の深かった鳥霊信仰を織り交ぜて伝承を作ったというのが本当らしいです。
蘇我氏本来の職能については、蘇我馬子が敏達天皇のモガリ宮で、雀の飛び跳ねるような仕草をしたことから、葬礼や鳥と関係のある宗教儀礼、呪術と関係があったという指摘があります(たとえば応神天皇には鳥と関係ある名前を持つ子供が多い)。
参考文献:平林章仁『蘇我氏の実像と葛城氏』白水社刊。
この回答への補足
>蘇我馬子が敏達天皇のモガリ宮で、
雀の飛び跳ねるような仕草をしたことから
というのは、
「猟箭中へる雀鳥の如し」(敏達天皇紀)
から来たお話でしょうか?
だとしたら、飛躍しすぎているような気もします (^^;
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