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昨日の『熱血! 平成教育学院』で、

「『前代未聞』は悪い事が起きたときに使う言葉であり、『前代未聞の大成功』は誤り」

というのがありましたが、本当にそうでしょうか。

国語辞典を幾つか引きましたが、いずれも「今までに一度も聞いたことがないこと」という、文字通りの意味が記載されているのみであり、悪いニュアンスを含むとの記述は見られませんでした。

「不祥事」「事件」など、悪い事に特に使われる傾向はあるにしても、「大成功」「快挙」などに使うのは誤りと断言できるほどのものでしょうか。

A 回答 (8件)

私もこれまでの回答者の方と同じ感覚で使用してきました。



前代未聞の珍事 程度 まではいけるのではないか、という感じです。

ただ、あらためて辞書にあたってみると、「否定的な・悪い」などの場合に使用するといった、注釈はないようです。

さらに 下のサイト では 良い・肯定的なことがらについての表現も記載されています。


・ 金メダルを6個とるという前代未聞の芸当をやってのけた
He pulled off the unheard-of [unprecedented] feat of winning six gold medals.

・ これは前代未聞の壮挙だ
This is a grand undertaking unparalleled in history.


和英辞典での用例ですので、国語辞典と微妙な差異があるのかも知れません。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%8 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなんです。「前代未聞の珍事」なんて、普通に使いますからねえ。
「珍事」自体に良いも悪いもないわけで。

お礼日時:2007/07/03 18:10

本来は字義通り"今迄聞いた事もない様な"だけの意味を持たせれば済むと個人的には思います。

ですが、下記のURLにある如く
http://dictionary.msn.co.jp/result.aspx?keyword= … 

我々の先人の誰かが"~"珍しい(or悪い)とのニュアンスを"良いお天気"を晴天に限ったのと似て、持たせたのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 18:12

『「前代未聞の奇妙奇天烈な論理とも言えない論理」を滔々(本人がそう思っているだけ)と述べる人が時々現れる』


なんて表現する時には「前代未聞」はこれ以上ない程当を得たものですが、良い例の時には殆ど使いませんナー。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 18:10

嘘です。

ほんとテレビは困ったもんです。馬鹿のくせに声ばかり異様に大きくて。

はい、そういう傾向は確かにあるでしょう。それも強くあるでしょう。だけどこれを誤用とすることはできません。現実がそれを許さない。

ダーウィンが唱えた進化論は、今では常識じみたものになりましたが、これ人間の社会に適用されほどに人心を動かし、一世を風靡したのは、それまでの漠然としつつも確乎たる常識としては、世の中は退化する一方、駄目になるばかりだってのがあったからでしょう。黄金時代はたいてい遠い過去、はるかに遡った昔にあり、そこから離れるほど悪くなり低くなりろくでもないものになってゆくのが世の中でした。それを食い止めるために自恃ある者は戦わねばならんのでした。

進化論では自然淘汰によって優れたものがたくましく生き残り、劣ったものはみじめに滅びてゆくので、それを人間社会に適用すれば、馬鹿どもはどんどん斃れ、賢い者たちは栄えてゆくので、そうなら、ましな人間が増えればどんどん暮らしよい世の中ができてゆくはずで、これは二十世紀のインテリの心をこの思想はがっちりと掴みました。マルクスもフロイドもソシュールも、いまや忘れ去られてしまいましたが、この弱肉強食の思想だけは今もなお説得力をもって人の心に食い込むようです。

かつて変化は変化であるがゆえに悪しきものでありました。今は変化はそれ自体、とりあえず現在の閉塞状況(安定もしくは経済的不況)を打開する(かもしれない)ものとして歓迎する傾向が顕著にあります。戦争か大地震でも来ないかなあ、って痴れ者は数知れんでしょう。こんなふうになってずいぶん長い。保守はすなわち悪者で、革新は善玉ってな図式が続いてます。いや、いわゆる革新は全滅したけれども、変化をもたらし新しい雰囲気を持ち込む者は常に渇望されているとさえ云えます。

ならば前代未聞の快挙はあって当然、なけりゃむしろ変ですな。そうでしょ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 18:10

「前代未聞」→「とんでもない」の意味が込められていますので、あまり良いことには使わないし、そこを無理して仮に使った場合、日本語としてはかなり違和感を生じます、そのこと自体(前代未聞の大成功と書くこと)が「アー、この人ちゃんとした日本語書けないんだな、と言うことは<その大成功>もこりゃー眉唾モンだな」と私は解釈してしまいます。



「びっくりする程の大発見、大発明」などの時は、チャンと別の種々の形容詞が準備されていると思います、例えば、「歴史的な大発見」「今世紀最大の大発明」「自然科学の常識を覆す程の」とか何とかかんとか。。。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 18:08

前代未聞、、、「未だ聞かず(いままできたことがないほど)、、、わるいこと」とつながります。


「全然」ときたら「~ない」と呼応するように後に来る言葉は決まっています。漢文をしていればわかることなのですが、、、
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 18:07

新明解国語辞典では、


「今まで聞いたことが無いような変わった(あきれた)こと。」
とあります。
私自身もよい意味で前代未聞を使っている例を見た覚えがありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

うーん……あくまで「変わった事、または、呆れた事」ですよね。辞書によっては「珍しい事」も。
「変わった」「珍しい」自体に、良いも悪いもないと思うのですが……。

お礼日時:2007/07/03 18:06

同じ番組を見ていました


が、申し訳ないことに僕もすぐに間違いは
『前代未聞の大成功』だと思いました
前代未聞は悪い意味でしか使ったことがなかったからです。
こういうことは専門家じゃないと正確な
回答は出来ないかと思うのですが
多分辞典や辞書に載っていなくても
おそらくはこの解答であってるんじゃないでしょうか?

誤りと断言できるかどうか?
とありますが、そう言い出したら言葉の意味なんて
ほとんどがそういわざるを得ないような気がしませんか?
「昔の人が決めたこと」
悔しいかもしれませんが
僕は全部これで解決されてしまうような気がします
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も「前代未聞の大成功」には違和感を覚えましたが、その違和感の理由は、
「『選挙で当選』ごときに『前代未聞』は大げさに過ぎる」
という内容の問題であって、文法・言語表現として間違いだと言われると、その方が違和感を覚えるというのが実感です。

お礼日時:2007/07/03 17:58

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