dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

高校生の息子は、野球を始めて7年になります。
中学からは、練習時間も長くなってほとんど1年中日焼けしています。
本人は、気にしていないようですが
親としては、紫外線の害が心配です。
7月ごろになると、唇まで日焼けをして腫れたり、かなり痛んだり、皮がむけてきたりしていて、こんな事を繰り返していて大丈夫なのか(将来の皮膚がんのリスクなど)とても不安なのですが
息子を押さえつけて日焼け止めを塗るわけにもいかず・・・
みなさんは、どうされているのでしょう?
こんな事、あまり気にしないものなのでしょうか?

A 回答 (4件)

紫外線の害に限らず、今起こり始めている(かも知れない)危険を少しお話します。



ヒトは、運動をすればするほど体に障害を受ける動物なのです。でも、持続的なトレーニング無しでは有能な選手は育ちません。トレーニングと障害と云うジレンマの中で、それでも体を守らないと運動パフォーマンスの向上が得られないだけではなく、何れは体を壊し酷い目に合います。

野球選手の場合、タンパク質は体重1kg.当り 2.5~3g/日も食べないと足りません。(一般成人男子の2.5~3倍量)足りない結果が紫外線などに曝されると、活性酸素障害を防ぐ酵素の働きが弱くなり、ご相談にあるような唇への障害と云う結果を招きます。

また運動ストレスでも大量の活性酸素が作られますが、タンパク質を食べ足りていると活性酸素消去酵素が働いて、たいした害にならずに済むのが普通です。酵素は全てタンパク質で出来ていますので、使われた酵素は分解され、新たに酵素を作らなくてはいけません。その酵素の材料となるのが、タンパク質なのですから・・・・沢山食べなくてはいけませんね。

紫外線照射や運動ストレスで、スーパーオキサイドアニオンという活性酸素が出来ると、体は、スーパーオキサイドディスムターゼと云う酵素を作り、過酸化水素(消毒薬のオキシフルのようなもの)という活性酸素種に変換させ、次にはカタラーゼやグルタチオンペルオキシターゼと云う酵素を作り、活性酸素を安全な”水”と”酸素”に換えて体を守ります。

この時に、そうした酵素が足りないと一重項酸素と云う凶悪な活性酸素を造り、癌化させることもあります。

これらは、体が持つ酸化抑制の酵素の話しなのですが、タンパク質から酵素を作らせるだけでは足りなくて、その他にも、不安定な電子を持つ活性酸素に、電子を与えて安定化させる活性酸素消去法もあります。例えば、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンA 等々。
スポーツ選手にとって、これらのビタミンがどれほど必要か? は、誰にも解る話ではありません。はっきり云えるのは、国民栄養所要量が示す量の数十倍であろう・・と云う推測は出ています。

栄養的バックアップをせずに過激なトレーニングを重ねると、必ず体を壊すことになります。今、ご子息にはそうした害が始まりつつあるのかも知れません。
起こりがちなトラブルは、関節の故障(靭帯損傷・軟骨の劣化等)、肉離れ、頚椎・腰椎の故障、免疫低下による感染症(風邪など曳き易い)、スポーツ性貧血、栄養失調。

スポーツドクターとして活躍する平石貴久(ひらいし・たかひさ)と先生がいます。何冊か本を出していますので、読みながら勉強してみてください。
ご子息に起きている事は、紫外線に唇が負けた!と云うだけの問題ではありません。知識を深めて大切なご子息を守って差し上げてください。栄養と云う分野からでしたら、相談者さんが適役なのですから・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

貴重なお話をありがとうございます。
教えていただいた先生の本で勉強して
食事内容を見直し、息子をサポートしていきたいと思います。
とても参考になりました。

お礼日時:2007/08/06 02:01

 こんにちは。


 No.2です。
 度重ねてすみません。

>こんな事を繰り返していて大丈夫なのか(将来の皮膚がんのリスクなど)とても不安なのですが

 Yahoo!ツールバーで「日焼け 皮膚ガン」で検索をかけると,次のようなページが出ました。

http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-tbtop&p …

 特に,次のページは参考になります。↓
http://kk.kyodo.co.jp/kenko/thema/20020508.htm

http://www.ne.jp/asahi/web/oki/health/sigaisen.h …

 私も自分の子どもに言って聞かせるつもりです。

 何かのお役に立てば幸いです。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
こちらも参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/07/31 17:53

 こんにちは。


 No.1です。
 
 お医者様のよいアドバイスが得られて,よかったですね。

 私も小学生の娘に日焼け止めをぬらせています。
 大変なご時世になったものです。

 ご参考までに以下のページをご覧下さい。
 私はここが大変役立ちました。↓

http://sunscreen.alamode.tv/

http://sunscreen.alamode.tv/select.html

http://sunscreen.alamode.tv/spf_pa.html

http://sunscreen.alamode.tv/type.html

 ↑【SPF】と【PA】の2つの値に気をつけて,日焼け止め入りのリップクリームを選んでみてください。

 ご子息様,盛夏が続きますが,引き続き,お大事になさって下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2007/07/31 17:48

 こんにちは。



 質問者様のご子息の場合は,まず紫外線よりも,身体症状が心配ですね。
 つまり,過度の日焼けです。

>7月ごろになると、唇まで日焼けをして腫れたり、かなり痛んだり、皮がむけてきたりしていて、

 日焼けは軽い火傷のことです。そして,火傷,つまりやけどは,高熱によって起る皮膚組織の傷害です。程度により、発赤・水疱形成・潰瘍形成・凝固壊死・炭化に分けらます。

 単に皮膚全体が赤い「発赤」というのではなくて,ご子息のように「腫れ」や「痛み」を伴うというのは,かなりの重度です。
 水疱や皮膚の組織のただれなどがないでしょうか。
 皮膚の深部の組織にまで障害が及んでいる感じがします。
 
 ですから,日焼け止めや紫外線というレベルではなく,早速皮膚科を受診して,治療しなければなりません。
 治療が遅ければ遅いほど,治療痕が残ります。
 治療が早ければ早いほど,治療痕は軽くて済みます。

 早急に,やけど治療に定評のある皮膚科を受診されることを強くお勧めします。

 何かのご参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。
今年は、特に唇の症状がひどくなってしまい
心配になって今回の質問をさせていただきました。
息子も痛みがつらかったようで
素直に皮膚科を受診し、塗り薬をいただいてきました。
ドクターが日焼け止め入りのリップクリームを使いなさいと
話してくださったようで
これからは、少しでも注意してくれるかと期待しています。

お礼日時:2007/07/30 01:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!