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先日、萩尾望都の「トーマの心臓」を読んで、感銘を受けました。
松岡正剛が「ポーの一族」について『メタフィジカルな少年愛』と表現していましたが、私はこれが「トーマの心臓」にもあてはまると思っています。

そこで、こういった『愛』を描いた小説をご存知の方がいらっしゃったら、紹介していただけませんか?
少年愛、同性愛じゃなくて構いません。舞台背景がどこであっても構いません。

変な注文かもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

「トーマの心臓」、良いですよね♪


「訪問者」もお読みになりましたか?私は、オスカーが好きでした!
古い作品ばかりですので、既にお読みかもしれませんが・・・。

●ヘルマン・ヘッセ 『車輪の下』『デミアン』
 初めて「トーマ~」を読んだ時、何となくヘッセの作品を思い浮かべました。
 コクトーの「恐るべき子供たち」の漫画化など、作者さんはこの頃の文学に影響を受けてるのかな?と思いました。

●長野まゆみ 『夏至祭』『綺羅星波止場』
 「銀色」と「黒蜜糖」という2人の少年が出てきます。実は彼らは・・・秘密です(笑)
 手元に本がないのですが、彼らは確か『野ばら』にも出てきたと思います。宮沢賢治のような世界観で、あえて古い言葉遣いにこだわっておられるようです。時代に取り残されたような空間の閉塞感と不思議を感じました。
 他に『三日月少年』シリーズなどもお薦めです。

 最近では、あさのあつこ氏の作品に、思春期2人の少年がテーマのものが多いようです。
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この回答へのお礼

アドバイス、どうもありがとうございました!
私も「訪問者」と「11月のギムナジウム」は読みました。
私はオスカーはもちろん、ユーリも大好きです。

ヘッセは私も好きな作家です。
詩的な情景描写など、たしかに萩尾望都の世界に通じるような気がします。
「車輪の下」も「デミアン」もいいですよね!
「恐るべき子供たち」も漫画化作品を読んだあとで読みましたが、これは私には難解でした...。

長野まゆみは名前は知っていたんですが、作品は読んだことがありませんでした。
タイトルがとてもキレイですね!
今度おすすめ頂いた作品を読んでみようと思います。

あさのあつこの作品は「バッテリー」しか読んだことがありませんが、妹がいくつか持っていたような気がするので、こちらも読んでみたいと思います。

お礼日時:2007/08/02 22:11

萩尾望都さんがお好きだとすると、ほかの作品はもうお読みになっているかもしれませんね。


同世代のまんがでは竹宮恵子さんのものがよいかなと思います。(もうご覧になっているかもしれませんが「風と木の詩」「地球へ...」など。)
小説でしたら赤江ばくさんのもの(「オイディプスの刃」などそのほかも全般的に。)もお勧めなのですが、しかし絶版になっているものも多いので、オークションや古書店で探されるとよいと思います。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。
萩尾望都作品は、他にもいろいろ読んでみました。
「ポーの一族」など、どの作品も素晴らしく、大変感銘を受けました。
竹宮恵子さんの作品はまだ読んだことがないのですが、今度「地球へ…」を読んでみようと思っています。

小説のおすすめも、ありがとうございました。
神保町に行くことも多いので、根気良く探してみます!
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 00:08

『トーマの心臓』、舞台化されたときに、まっ先に観に行ったほどのファンです(^^;



あとがきで著者自ら「当初の計画では『トーマの心臓』をやる予定だった」と書いている『ネバーランド』(恩田陸)はいかがでしょう。
冬休みに男子校の寮に残った4人のまわりに起きる事件を描いたミステリーです。

この『ネバーランド』、テレビドラマ化され、DVDも出ていますが、そちらはだいぶ印象が違うので、『トーマの心臓』の世界観とはちょっと離れてしまっているようです。
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この回答へのお礼

参考ご意見、どうもありがとうございました!

「ネバーランド」は有名な作品ですよね。
タイトルは知っていたのですが、内容は知りませんでした。
ドラマ化までされていたとは...。
今度、まず原作から読んでみようと思います!

お礼日時:2007/08/02 22:12

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