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検査の精度管理などで、よく、「プール血清」という言葉が出てきますが、、
これは、いったい何なのでしょう??

ぜひ教えてください。 まだ、教科書でしか、見たことがないのでよくわかりません。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

精度管理を行う上で管理血清というものが必要です。


一般にはメーカーが販売している世界(もしくは日本)共通の管理物質を使用しています。
当然売っているものですから値段があり、経費がかかります。
これを節約するためのものと、もともと管理血清として表示されていない項目のためにわれわれは既に測定した患者の血清を(無断で・・基本的には患者検体は別の目的で使用してはならない決まりになってはいますが)集めて(つまりプールして)値つけを行っています。
これを「プール血清」といいます。われわれは単に「プール」と言っていますが。
これを一度遠心して血清中の不純物(フィブリンや脂質など)を除去した後、小分けにして凍結保存し、使用時に必要な分だけ測定にいれ、その日の測定の管理をしているわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
管理血清=プール血清 (完全なイコールではないでしょうが、、、)
と思っていいでしょうか。。。??

精度管理って、すごく難しくて、やっかいで、、なくてもいいじゃんって思ったりしますが、、すごく大切なんですね。。

お礼日時:2002/07/29 19:50

勘違いでしたら御免なさい"^_^"


現在は精度管理には既製品の管理血清を購入して使われていますが、昔は管理血清が販売されていたかも知れませんが、自施設で精度管理用の血清を作っていました。
患者さんの検査済みの血清を冷凍庫に保存し、必要量が確保されたら、解凍し、ろ過し、小さな試験管等に小分けし冷凍していました。
それを、毎日の管理血清として利用してました。
ですから多分、毎回保存すると言う意味から「プール」と言う言葉が出来たのでは・・・
間違ってるかな(~o~)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
実際に現場の話が聞けてよかったです。
教科書ではいまいちわからないものですから。

お礼日時:2002/07/29 19:47

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