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全身麻酔の際に、気管内挿管ができずに、危うく命を落とすところでした。私自身体系が太っていて、睡眠時無呼吸症候群の為鼻と喉を広げる手術の予定でした。全身麻酔を掛けた後に、気管内挿管できるか否か分かっても遅い場合もあると思うのですが、そういうのは術前に予め調べないのでしょうか。今回は偶然にも外科の先生が近くにいらっしゃって、喉を気って気道を確保できましたが、外科の先生がいらっしゃらなかったらダメでしたと言われました。病院側の不手際と私としては思いますが、どうなのでしょうか?

A 回答 (5件)

 No.3に関するお礼について、蛇足ながら補足させてください。



 私が「年間1~2例」と申しましたのは、「予想通りに普通の方法で気管挿管ができなかった方」の人数です。「挿管困難が予想される患者さん」の年間の人数は、「その施設にどれだけ挿管困難が予想される患者さんが集中するか」「その施設の中で、その麻酔科医がどのような位置なのか(責任者なのか、中堅なのか、新人なのか。また、ほかに麻酔科医が何人居るのか)」などにより変わってきます。私の回答の年間1~2人というのは、最近の私の状況に過ぎません。
 また、この人数は「普通の方法では挿管できなかったが、他の方法で気管挿管ができた(気管切開を回避できた)」人数です。以前は、挿管困難の患者さんに対する挿管方法として、「逆行性気管挿管(のどに針で小さな穴を開け、そこから強靭な細い糸を口の外まで出してきて、その糸をガイドに挿管する)」「盲目的気管挿管(耳を近づけて、呼吸の音の大小を頼りに気管の入り口を探す)」「ファイバー挿管(気管支ファイバーという内視鏡を直視下で気管に挿入し、それをガイドに気管チューブを挿入する)」くらいしか方法がありませんでしたが、最近は「マッコイ喉頭鏡」、「ILM(気管挿管用ラリンジアルマスクといって、換気しながら盲目的に気管挿管ができる)」、「スタイレットスコープ」、「トラキライト」、「エアウェイスコープ」など様々な挿管困難用デバイスが販売されておりますので、麻酔導入時の挿管困難による気管切開はより頻度が低くなっている印象があります。

 以上、特に今後このトピをご覧になる他の方への補足を兼ねて、書き込ませていただきました。
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あと,本来でしたら他の方の回答にコメントをすることは差し控えるべきなのでしょうが,rubi-2006様の



>なので挿管できなければっすぐ切開。

という書き込みについては,現場の麻酔科医としては違和感を禁じえませんし,誤解を招きかねない表現だと思います。
気管切開は,長期人工呼吸管理の場合に関しては,以前と違って比較的早期に選択されるようになった手技ではあります。しかし,相当に侵襲的な行為でありますし,少なくとも「すぐ」に選択すべきものではございません。

なお,気管挿管が困難な症例における気管切開は,通常の気管切開よりも遥かに難しい場合があることも,併せて申し添えさせていただきたいと思います。
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 実際に「どのような資格を持った」「誰が」「どのように」管理して気管挿管ができなかったのかが明らかでない限り、これが病院側の不手際かどうかの判断はいたしかねると思います。



 気道確保は、麻酔管理において最も大切なところです。およそ麻酔に携わるものであれば、「麻酔導入後、マスク換気が不可能になり、自発呼吸も入らなくなり、気管挿管もできない」という状況は「最悪の悪夢」のひとつです。私自身、まさに想像しただけで背筋が凍る思いです。そしてそれゆえ、学会によるガイドラインも作成されております(参考URLをご参照ください)。日本でも、多くの麻酔科医はこれに沿って対処していることと思いますが、やはり「どうしてもダメな場合」というのもありえます。

 自分自身が直接関与した症例に限っても、(技術が未熟だったころは別にして)年間数名は「予測していなかったのに、通常の方法で気管挿管ができなかった方」が居られます。「予測通りに普通の方法で気管挿管ができない方」も年間1~2名当たりますし、「予測通りに全く気管挿管ができなかった方」や、「予測せずに全く気管挿管ができなかった方」も過去数名居られます。
 質問者様もおっしゃるとおり、この場合一番大切なことは「予測する」ということですが、おそらく通常の麻酔科医の場合、「睡眠時無呼吸のある肥満患者は、麻酔の導入だけで気道の閉塞を起こし、挿管もマスク換気もできなくなることがある」ということは常識として考えているものと思いますし、通常は各種対策を準備して麻酔を行うものと思います(今回の麻酔の担当者がどのようになさったかは判りませんが)。そして、それでもダメだった場合は、それを問題視することはできないでしょう。気管切開をされてしまった質問者様のお気持ちも判らないではないですが、個人的にはkitakanjin様のおっしゃるとおり、病院サイドについては本当に「よくやった」と思います。

 以上、先ずはご参考まで。

参考URL:http://www.asahq.org/publicationsAndServices/Dif …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私自身も調べてみて分かったのですが、麻酔科医の方は万が一の為に「ガイドライン」をご存知だということで少しは安心しました。症例として「年間で1~2名」とそんなにも少ないのですね。

お礼日時:2007/10/05 07:37

挿管困難症は5,000~10,000例に1例位の割合で


居ると言われています。
私も過去に1例経験しています。貴方もその一人でしょう。
解剖学的問題でしょうが、何人かに手を変わって貰いましたが、ダメでした。
通常は術前の検査はしません。過去にそのような経験があったとかで有れば別でしょうが。
睡眠時無呼吸症候群の手術とか・・・多分耳鼻科でしょうが、
気管切開は外科でも、麻酔科でも、耳鼻科でもやりますがね・・・。
気管切開をして、頭書の目的の手術が成されたのなら、全く病院側の不
手際ではありません。
かえって、よくやったと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。当初の手術は、できませんでした。
それでも、入院費・手術費として請求されてしまうのは、医療では仕方ないことなのでしょうかね。通常の世界なら「返品で代金は返金」だと思いますが。

お礼日時:2007/10/05 07:32

こんにちは。

看護師です。
病院勤務時代にたくさんの気管内挿管に立ち会いましたが、
(全身麻酔でなく、ほとんと緊急で)
挿管しにくかった人は何人かいましたが、
挿管できない症例は一例もみたことありませんでした。
また他の医療関係者からもあんまり聞いたことありません。
気管内浮腫とかではあるかもしれませんが。

質問者さんは男性でしょうか?
男性のほうが多少挿管しにくかったようなきもします。

本当に気の毒だったケースだと思います。

>全身麻酔を掛けた後に、気管内挿管できるか否か分かっても遅い場合もあると思うのですが、そういうのは術前に予め調べないのでしょうか。


できないこともないと思いますが、患者さんがとても苦しいし、一般に不用だと思います。
医師の話では、気管を切る手技というのは、そんなに難しい
ものではないんだそうです。
なれた人ならワンツウで。
なので挿管できなければっすぐ切開。
慣れない医師はやりたくないかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。患者は男性でございます。そうですか、あまり症例のないことですか。・・・とても苦しかったです。

お礼日時:2007/10/05 07:28

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