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人が階段を上る時の筋肉を調べています。

まず、腸腰筋の収縮・大殿筋の弛緩によって膝を屈曲させながら太腿を上げて、さらに大腿四頭筋の収縮・大腿二頭筋の弛緩によって膝から下(下腿)を前に出す。
次に、腸腰筋の弛緩・大殿筋の収縮によって太腿を下げ、下腿三頭筋の収縮・前脛骨筋の弛緩によって足首を底屈させ階段を蹴り上げる。

これだけでは足りないでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

A 回答 (1件)

お気を悪くされるかも知れませんが、大ざっぱにはそんな感じでも良いと思います。

と言うのも、筋電図で歩行時の足の筋肉の収縮状況を記録した実験は数多くされていますので、それを調べると判ると思いますが、足の筋肉の多くは二関節筋と言って、一つの関節を動かすだけではなく、多くのフェーズで重なり合って協調運動を行っています。ですから、厳密に表現しようとすればするほど、不可能に近くなってきます。拮抗筋同士が同時に収縮していることも実際には多いです。なので、「大ざっぱには」これでよいと思います。

コツとしては、筋肉の動きを考える前に、関節の動きを考えてみてください。股関節屈曲・膝関節屈曲、足関節背屈、で階段に接地してから、股関節伸展・膝関節伸展・足関節底屈の動きに変わっていきます。この時の主動筋を考えればいいわけですが、この時に二関節筋の働きが重要になります。

ですから、「腸腰筋の弛緩・大殿筋の収縮によって太腿を下げ、」の時に「膝の伸展」が抜けています。この動きは大腿四頭筋の収縮が主なのですが、股関節の伸展動作には大殿筋以外にも大腿二頭筋が関与します。ですから、この時には大腿四頭筋と大腿二頭筋の拮抗筋同士が同時に収縮しています。

動作時にご自分の太ももに手を当てて運動すると筋肉の活動状況がよく分かりますよ。
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この回答へのお礼

 お気を悪くなんてとんでもない。ご丁寧に教えていただきありがとうございました。また何かありましたらお願いいたします。

お礼日時:2006/09/19 17:49

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