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数ヶ月前より、A社:給与所得+B社:報酬(月額定額・請負)という所得があります。
B社:報酬は大半が必要経費で消えてしまいますので、青色申告をしようと思い準備を始めました。
初めて帳簿を付けるべく、こちらのQ&Aや本等を読んでいるのですが、どうも理解できないことが沢山あります。
まずは以下の内容がわかりません。

<事業主貸・借>
元々は給与所得しかなく、給与振り込み口座に報酬も振り込まれており、報酬用の口座がありません。
ということは、その口座に入金された時点で入出金は「事業主貸・借」となってしまうのでしょうか?
そもそも事業用(報酬用)の口座がないので、「貸・借」という科目は必要ないのでしょうか?
それとも、それ以前に事業用の口座を作るべきなのでしょうか?
仮にそうであれば、事業用の口座ができる以前の処理はどのようになるのでしょうか?

<クレジット>
クレジットカードを使用した場合「未払金」になると思うのですが、カードの引落し口座が事業用の口座でない場合は、どのような科目になるのでしょうか?

簿記は2級を取得しておりますが、なんせ昔の事ですし、会社などでの実務経験がありませんのでほとんど初心者です。
基礎的な事すら間違っているかもしれませんが、どうぞご享受下さいませ。
宜しくお願い致します。

A 回答 (5件)

>青色申告をしようと思い準備を始めました…



開業、つまり B社の仕事をし始めてから 2ヶ月以内に、「青色申請書」を出してあるのですね。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2090.htm

>給与振り込み口座に報酬も振り込まれており、報酬用の口座がありません…

それで支障ありませんけど。

>その口座に入金された時点で入出金は「事業主貸・借」となってしまうのでしょうか…

何が入金されたときのことをお聞きですか。
それによって答えが違います。

>そもそも事業用(報酬用)の口座がないので、「貸・借」という科目は必要ないの…

いいえ、「貸・借」は必要です。
しかし、ご質問の前提である「事業用(報酬用)の口座がない」という点が、そもそもの考え違いなのです。
青色申告で 65万円の控除を受けるには、貸借対照表の作成が必要です。
貸借対照表には、「普通預金」という項目があり、そこに記載する預金が、事業用の預金なのです。
今ある預金口座を事業用と考えればよいのです。

その上で、事業所得ではないお金、給与やその他私的な入金があったときは「事業主借」、
この口座から生活費を現金で引き出したり、子供の保育料を振り替え払いしたりしたときは「事業主貸」と仕訳をすればよいのです。

>それ以前に事業用の口座を作るべきなのでしょうか…

必ずしも必要ありません。
口座がいくつもあると、どの口座も残高がマイナスにならないよう、常にいくつもの目を見張っていなければならなくなります。

>カードの引落し口座が事業用の口座でない場合は、どのような科目になるのでしょうか…

だから、今の口座を事業用と考え、
・カードで事業用の買い物をしたとき【消耗品費 (ほか適宜課目)/未払金】
・引き落とされたとき【未払金/普通預金】

・カードで私的な買い物をしたとき・・・仕訳不要
・引き落とされたとき【事業主貸/普通預金】
---------------------------------------
どうしても口座を二つ持つとして、カードが私用口座から引き落とされるとき、
・カードで事業用の買い物をしたとき【消耗品費 (ほか適宜課目)/事業主借】
・引き落とされたとき・・・仕訳不要

・カードで私的な買い物をしたとき・・・仕訳不要
・引き落とされたとき・・・仕訳不要

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

開業届け等は提出してありますが・・・青色申告ができる事を知り、提出したのは数日前です。
初めての報酬は6/25だったのですが、<2ヶ月以内に提出>という事項は知っていましたので、提出日の2ヶ月遡った日を開業日にした方が良いのか署員に尋ねましたが、キリの良い6/1で良いと言われました。
帳簿も6/1からつけて下さいと。

>>口座に入金された時点で入出金は「事業主貸・借」となってしまうのでしょうか…
私自身が今一つ理解できてないのですが、
『その口座に報酬が入金され、経費の出金、クレジットカードの引落等があった場合』
こんな意味合いのつもりで書いてしまいましたが、おわかりになられますでしょうか?

>今の口座を事業用
なるほど・・・。逆の考え方をすれば良いわけですね。
どちらか、煩雑にならない方で考えて行こうと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 07:12

>私自身が今一つ理解できてないのですが、


『その口座に報酬が入金され、経費の出金、クレジットカードの引落等があった場合』
こんな意味合いのつもりで書いてしまいましたが、おわかりになられますでしょうか…

その口座に報酬が入金され →【普通預金/売掛金】
経費の出金 →【○○費/普通預金】
クレジットカードの引落 →【未払金/普通預金】
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この回答へのお礼

具体的でわかりやすく、記憶が少しづつ整理されてきました。
度々のご回答、どうもありがとうございました。

また、お世話になるかもしれませんが、その時は宜しくお願い致します。

お礼日時:2007/09/22 09:57

事業の現金と個人の現金を分けるために、便宜的にこれらの勘定科目を使います。




個人のお金が100万円入っている銀行口座に、事業の報酬1万円が入金されると、口座の残高は101万円になりますが、事業の現金は1万円です。
この口座から、経費として2万円を誰かに支払うと、口座の残高は99万円になりますが、事業の現金は-1万円です。

現金がマイナスということはありえないですよね。事業と無関係の個人のお金が同じ口座に入っているためにこんなことが起きたわけです。
これは結局、事業の現金の不足した部分を個人の現金で賄ったわけですから、事業主借という負債勘定で処理します。


また、法人の場合は、法人とオーナー社長は別の人格ですから、法人が社長を雇って給与を支払うことができます。
しかし、個人事業では、事業=事業主個人ですから、自分で自分を雇って自分に給与を払う、ということはできません。しかも、年度末になって帳簿を締めて決算をして税引き後利益が確定するまでは、事業主の取り分がいくらになるかもわかりません。でも給与相当額を生活費として必要になるかもしれません。
そこで、事業資金から生活費に当てた部分を事業主貸という資産勘定で処理します。


一番簡単なのは、口座を分けることです。そうすれば、ややこしい問題は生じません。
また、クレジット決済も、事業用以外の口座から引き落とされた場合には事業主借りで処理することになります。

私は、口座だけでなく、カードも、個人用と事業用に分けています。
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この回答へのお礼

>一番簡単なのは、口座を分けることです
そうですよね。そうすべきでした。
当初は青色申告をするという頭すらなかったものですから、いつもの口座に振り込んでもらうようにしてしまいました。

まずは「事業主貸・借」という科目を覚えます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 06:53

事業主貸や事業主借はあくまでも仮の勘定科目です。


事業収入とそれ以外のものが含まれる取引に利用するもので、預貯金などで混在する場合に利用します。
仮の勘定科目ですので、貸も借も事業所得の収入や費用にはなりません。

クレジットカードも引落口座によって事業主貸や借を利用する取引になります。

(1)クレジットカードでの消耗品の購入や高速代の支払
 購入日:消耗品費/未払金 10000円
 利用日:旅費交通費/未払金 700円
(2)-1事業所得の計算に含まれない預金から引き落し
 支払日:未払金/事業主借 10700円
(3)-2事業所得の計算に含まれる預金から引き落し
 支払日:未払金/普通預金 10700円

簿記の学習経験があるのであれば、ちょっと意味合いが違いますが、3級あたりで利用する引出金勘定と同様に考えましょう。
決算の繰越で元入金(会社で言う資本金のようなもの)で精算します。
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この回答へのお礼

1~3のご説明で理解できました。(と思います・・・。)

せっかく学んだことなのに、ほとんど忘れてしまっています。
想い出せるよう頑張ります。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 06:48

個人の口座に入ってしまっているなら、事業主貸にしておくくらいしかないんじゃないでしょうか?(結局税額の計算の時は関係ないですし)


「普通預金」等にしてしまうと、帳簿上の預金残高と実際の口座の残高を合わせられなくなりますよね?クレジットも同様で個人口座から引き落としなら、事業主借で処理するしかないと思いますが。
気になるようでしたら、税務署に聞くのが一番ですけどね。せっかく我々の税金で雇ってる税金のプロなんですし、無料で使える(?)んですから、せいぜい利用しなくてはもったいない(笑)
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この回答へのお礼

「事業主貸・借」という科目、この度初めて聞いたような気がしますし、当たり前の科目もやっと想い出してるような状況です。

>税務署に聞くのが一番ですけどね
税務署は近くですので、もう少し基本的な事を想い出してから、きちんと聞きに行こうと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/22 06:42

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