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ある団地で土地を探しているのですが、変電所の隣にいい土地がありました。
(別に安い訳ではないのですが、日当たりや道路の向きが理想的でした)
変電所といっても、ほとんど建物に覆われており、
外に見えるのは、変圧器1台と何かタンクのようなものだけです。
鉄塔や送電線は見えないので、地下ケーブルが使われているようです。

小さな子供もいるので、心配なのは電磁界です。
次の事項について簡単に教えてください。

1.一般的な変電所の電磁界のレベルはどれほどですか。
  また、それは健康にどのような影響がありますか。
  (変電所建物から敷地境まで約2メートル)
2.電界と磁界の強さはそれぞれ何に依存しますか。
  電圧、電流のどちらに比例するのでしょうか。式でも良いです。
3.電界や磁界は、金属で覆うことで防いだり弱くできますか。
  また、変電所が鉄筋コンクリートで覆われていることで、
  電界や磁界を弱める効果がありますか。

A 回答 (12件中1~10件)

#5です。



>10μTというのはWHOの言う0.3μTより相当高いですね。
●WHOでは5,000mG(500μT)が指標となっています。
http://www.kepco.co.jp/emf-k/senmon/who.htm
また、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)では833mG(83.3μT)を連続暴露制限値に設定しています。
http://www.kepco.co.jp/emf-k/senmon/icnirp.htm

>3相で打ち消しあう効果はどれだけあるのでしょうか。
●3線の間隔が狭ければ狭いほど離れたところから見れば等距離に近いことは言えますね。ベクトル合成ですのでかなり複雑になります。本件は地中ケーブルですので地面の比透磁率も不明です。
やはり実測されるのがいいと思います。
参考までに鉄塔方式では最大でも200mG(20μT)です。
http://www.kepco.co.jp/emf-k/kiso/okisa.htm
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この回答へのお礼

重ねて詳しい説明を頂きありがとうございました

『3線の間隔が狭ければ狭いほど離れたところから見れば等距離に近いことは言えますね。』というのは感覚的にしっくりきます。

本来なら実測するのがいいのですが、なにせ物件を契約した訳ではないので、電力会社に頼むのもちょっと悪いかなと思うのと、電磁界が一年間で最大になるであろう真夏の電力需要ピークは過ぎてしまって、時機を逸したかなという考えもよぎったりして、ちょっと頼みづらいところです。
不動産屋から電力会社に頼めないか相談してみようと思います。

お礼日時:2007/09/27 23:38

低周波電磁界のガイドラインに関しては、非電離放射線防護委員会(ICNIRP)策定のガイドラインも参考になるかと思います。


http://www.icnirp.org/pubEMF.htm から日本語のガイドラインがダウンロードできます。WHOのページからもたどれたかと思います。)

同ガイドラインによると、50Hzの公衆暴露上限は100μTになっているようです。
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No.4の補足です。



本当には良く分からないのですが、心配ですよね。以前色々な方に聞いてみたことがあります。高周波数の影響はありそうだが、問題なのかどうか、それがどのレベルなのかまだ分からないとのことですした。(確かに、X線、紫外線などの高周波の電磁波は生物に影響を与えますが、どのレベルまでが危険なのか、低周波は影響がないのかも分からないようです。)以前パナコランという高周波の肩こりの治療器が松下より売られていて使いっていました。5Mhzの微弱電波を出すだけですが、確かに肩こりには効きました。電磁波が程度は色々ですが、人体に良くとも悪くとも影響を及ぼすことは間違いないようです。

国際機関のWHOと米国のFCCに最近の研究の状況が乗っていますので、ご存知だとは思いますが、参考にURLを添付します。WHOのホームページはご心配されている、低周波の影響についてもレポートがあります。No.7の方が専門的なレポートを紹介されていますからそちらの方が分かりやすいと思います。

電車が怖いかもしれないといったのは、古い構造で、電源もシールドされていなく、人間が乗る車体がレールというアースにつながっているからです。電車が通ると、ラジオやテレビが聞こえなくなったり、コンパスが狂うことを経験した人は多いと思います。システムが古く歴史があるので、電磁波の対策があまり取られていないのです。交流の電車や、新幹線などでは本当に大丈夫かな、リニアモーターカーはどうかなと思うのですが。
実際には電車は長い年月使われているので安全性は証明されていると、考えていいのかもしれません。

最近は、通信で今までは考えられなかったような、高周波が使われるようになっています。どうなっていくのでしょうか。

参考URL:http://www.who.int/peh-emf/en/,http://www.fcc.go …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。皆さんから色々な情報を教えていただいた中で感じたことは、
1.電磁界(特に磁界)をさえぎることは難しい
2.電界・磁界の測定をすることは可能
3.測定可能だがその値の評価方法(人体への影響)は不明確
ということです。特に、電磁界の影響について分かっていないことが多いということには本当に驚きます。
電気も電波も随分昔から使っているというのに、『いったい世の中の学者は何をしているのか!』とすら思います・・・(^^;

お礼日時:2007/09/27 23:32

侵入長? ここでは超伝導のような特殊な話ではなく、電磁気学の基礎として述べておきます。


また商用周波で表皮効果なんて論議の対象になりません。
磁力線に対して垂直に銅やアルミの板を置くと、磁力線は貫通します。
つまり遮蔽効果はないのです。
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若干余談気味のコメント


商用周波数50Hzの交流磁界の銅の進入長は10mm弱なので、厚さ2cmの銅板で囲むと磁界の強さは1/10程度に減衰します。
(軟鉄で商用周波数の交流磁界をシールドしている場合でも、シールド効果のかなりの部分は表皮効果によるシールドのような気がしています。(軟鉄材の商用周波数に対する進入長は0.5mm位なので、、))
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私も気になって調べているところです。


WHOが報告をまとめてます。最新のものです。
要所だけ書くと、小児白血病のリスクは磁界強度0.3マイクロテスラ以上で2倍になる、とは言ってもコーヒーを飲むのと同程度。その他の病気への影響は小児白血病よりもさらに低い。

質問1の変電所の電磁界レベルがどの程度かは私も知りません。しかし測定をしてくれる民間会社はあるようです。一度調べて依頼してみてはどうでしょうか。

参考URL:http://www.who.int/peh-emf/publications/facts/fs …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ご指摘のWHO報告をキーワードに色々調べたところ、経済産業省で『電力設備電磁界対策ワーキンググループ』が設置され、磁界に関する規制の検討をすることを知りました。まだ最終答申がされていないようですが注視したいと思います。

お礼日時:2007/09/27 23:23

質問のことは 電磁波有害信仰です



いくら科学的な説明をしても安心はでき無いでしょうから
不安を感じるならば 止めるべきです(安心できる場所など地球上には無いでしょう)

電磁波有害信仰を克服できるならば、選択肢は増えます
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この回答へのお礼

要するに『偏った信仰のお前が安心できる場所は地球上にはないよ』と言うことですね。実に不愉快で失礼な回答ですね。わざわざ時間をかけて教えていただきありがとうございます。
ところで、電磁波無害信仰というのがあるかもしれませんね。科学的な説明を諦めて、不安がる他人を小馬鹿にするような人は、地球上どこにいても安心できて幸せかもしれませんね。

お礼日時:2007/09/26 01:11

#3です。

 補足します。

2の質問で式の提示でもいいとなっていたので、式を掲げておきます。
「ビオ・サバールの法則」により無限長線状電流(送電線はこれに該当)による磁界の強さは、
H=I/2πa(I:電流値、a:電線との離隔)
で求められます。
つまり、電流に比例し、距離に反比例します。
実際の送電線は一方通行の行きっぱなしではなく、戻り側の電線があり、しかも3相です。
3線の磁界は等距離の箇所ではゼロに、それ以外の場所では打ち消す方向に働きます(ベクトル合成)。

なお、銅やアルミは磁性体ではないので磁力線を収束することはできない(貫通します)ので、交流電流による磁界であっても遮蔽することはできません。

この回答への補足

ありがとうございます。
仮に500A,10mと仮定すると,H=500/20π≒8(A/m)≒0.1(Oe)
真空中と仮定すれば,0.1(Oe)=0.1(G)=10(μT)となりますね。

実際には,3相が打ち消しあうことなどから,
これより少ないということでしょうか。
でも,10μTというのはWHOの言う0.3μTより相当高いですね。

3相で打ち消しあう効果はどれだけあるのでしょうか。
もし分かれば教えてください。

補足日時:2007/09/26 00:47
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電磁波の人体への影響は良く分からないと聞きました。



本当に怖いのは電車の中だと聞きました。線路を伝わって、車体に電気が流れていますから。もし、問題になったら収拾がつかなくなるでしょう。

参考URL:http://home.cilas.net/~iado/denziha/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。電車の話は初めて知りました。
ただ、人体への影響がよく分からないということは、短期的には現れないと言うことだろうと思います。ですから、電車のように毎日数十分しか乗らないような環境は大きな問題ではないように思います。
また、電車1両に電流が何百アンペアも流れるということもないでしょうから、レベル的にも安心と思います。
一方で、住環境となると別です。一日の半分以上はそこにいますし、変電所や送電線の電流は電車1台の比ではないと思うので、電磁波のレベル感とそのリスクをざっくりと把握したいと思い質問しました。

お礼日時:2007/09/26 01:26

まず、最初に、


変電所敷地外の電磁界の影響はほとんど無い(他の要因に埋もれてしまう程度)かと思います。

2. 電界と磁界
電界は電圧に、磁界は電流に比例します。
距離との関係ですが、(電界は#2さん書かれているように、大地や変電機器の筐体で十分遮蔽されているでしょうから、とりあえず考えないとして)
磁界は、距離だけでなく、変電所内での電線の配置も絡んできます。
たとえば、行き帰りの電線が十分近くて、そこからある程度離れている(家電製品の電源コードから少し離れたような状況)だと、概ね距離の2乗で減衰しますし、
交流の電線相互が離れていて、一方の電線に近づいているような状況だと、距離に反比例に近くなります。

3.電界や磁界の遮蔽
電界は、金属(導体)で覆うことで遮蔽できます。
磁界をさえぎる場合、磁石の作るような静磁界は磁束を良く通す磁性体で囲う必要があります。
が、変電所などから出てくる50Hzや60Hzの交流磁界の場合には、ある程度の厚みのアルミや銅板で囲っても磁界を遮蔽できます。(アルミ板や銅板内に誘導する電流が磁界を打ち消す、電磁遮蔽効果のため)。ただし、鉄筋コンクリートの壁程度では、電磁遮蔽の効果はほとんど無いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。磁界からの遮蔽については、他の回答者様と意見が相違する点もありますが、たとえアルミや銅板だったとしても、一般的な建物では全く無理だと言うことはわかりました。やはり距離を置くのが最大の防御策のようですね。

お礼日時:2007/09/26 00:59

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