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米と小麦は両方とも人間の主食と言っていいものだと思いますが、一つ疑問があります。

米は米粒のまま炊くなどして食べるのに、なぜ小麦は小麦粉にしてから加工するのでしょうか?日本では製粉せずに麦ご飯にして食べる場合もありますが、海外では粉にせず食べることは稀だと思います。逆に米は粉にしない理由も知りたいです。

A 回答 (4件)

米も麦もその澱粉を利用しようとするものです。


澱粉をガラス玉にたとえるなら
玄米はガラス玉が真綿でくるまれているような構造です。
一方、玄麦はガラス玉が陶器で外を覆われていて、しかも陶器部分が
ガラス部分に入り込んでいるような構造をしています。
さて、私たちは日本人ですから玄米と白米を食べ比べたことがあります。
(もし、ない場合でも想像あるいは伝聞で)
玄米より白米がおいしいことは知っています。
麦の場合でも同じです。
そこで、ガラス玉に相当する澱粉部分を取り出したい場合、
玄米の場合は真綿を外から擦り取ってやればきれいなガラス玉を
取り出すことができます。一方、麦の場合は、陶器部分を
トンカチで割ってやりますが、そのときに同時に中のガラス玉も
割れてしまうのです。
この構造の違いが小麦粉に加工する理由です。

そのほかの部分はわかりません。おそらく他の方の意見のいくつかが
正しいように思います。まず、主食ですからできるだけ労力が小さく
口にできるものです。(そういうものが主食として選ばれた)
ですから#2に近いですが、粉にすると大変なので粒で食べることができるなら
粒で食べるほうが労力が少なくてよかったのではないかと思います。
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小麦は籾が実に入り込んでいるため粉に引かないと取れなくて、


実のままでは不味いんですよ、
米は製粉しなくても籾が剥がれてくれるので後はヌカになる部分を精米する段階で落とせば美味しく食べられます、

米を粉にして食べないのは、
米には小麦ほどのタンパク質が無いので、
そのまま粉にし練っても美味しくないから。
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日本で米を粉にして食べることが少ないのは、そのまま食べて十分おいしかったからではないでしょうか。



「ご飯を炊く」のは、収穫して脱穀した米に水を入れて鍋で炊くだけですよね。
粉にするには臼を使って、結構な労力がかかります。粉にした後も、捏ねたり切ったり。パンにするなら発酵させたり。食べられる状態になるまでには時間も手間もかかりますよね。
日本のお米の場合は、製粉という労力に見合うだけの味が得られなかった、ということでは。

ちなみに、日本では米の粉は広まらなかったけど、中国や東南アジアにはビーフンとかフォーとかライスペーパーとか、米を粉にして食べる文化があります。米の粉でつくる蒸しパンも。
こういうのは、おそらく麺やパンに親しんだ民族が南に移動してきて、南の材料(米)でふるさとの味(麦)を再現しようとしたんじゃないのかな。
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多分長年の人間の知恵でしょう。

小麦粉はあまりそのまま食べることはなく、大抵の場合、卵と冷水で溶いて魚などの具をまぶして天ぷらにしたり、
具にまぶし卵とパン粉でフライにしたり、卵とバター、牛乳などと混ぜてケーキを作ったり、練ることでグルテンを形成させてうどんやパンを作るなど、他の食材と混ぜる、または練って使うことが多いです。そのさいに体積に比べて表面積の小さい粉でないと不都合ではないからでしょうか。そして米の場合、他の食材と混ぜて加工するわけではなく(チャーハンやピラフ
など混ぜるのもあるが、小麦粉の場合と違い、米つまりご飯の形状は残している)、またそのままのほうが噛むことによって澱粉を唾液で分解して、体内に栄養素として吸収するのに都合がいいからではないでしょうか。
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