為替差損による税金

日本円を売りアメリカドルを購入しアメリカの銀行と証券会社に預金しています。現在円高のため為替差損が発生しています。
この含み損はいつ確定申告の対象となるのでしょうか？
(1)アメリカドルから日本円に両替した時が確定申告の対象なのでしょうか？
(2)含み益は毎年計算して払わなければならないのでしょうか？
ただ、(2)の場合為替のなみが１年周期で１ドル110円=>120円=>110円となった場合、為替差損は２年通算して0円なのに毎年確定申告すると最初の年に税金を引かれるので通算でマイナスになるのでしょうか？
説明がわかりづらいとおもいますがよろしくお願いいたします。

No.2 ベストアンサー 回答者： partone 回答日時： 2007/11/12 11:59

＞(1)アメリカドルから日本円に両替した時が確定申告の対象なのでしょうか？

米国ドルを普通預金で持っていると言う事ですか？

米国ドルを円換金しなくとも年末のレートで円換算して
為替差益があれば基本的に雑所得として申告が必要です。

一部の中小企業なども円換金しないと利益確定とはならないと勘違いして
申告せず、後に追徴課税された例もありますのでご注意ください。

＞(2)含み益は毎年計算して払わなければならないのでしょうか？

毎年年末のレートで円換算して申告です。

年間のトータルが差損になった場合、他に雑所得がない場合には
マイナスできません。
他の収入からマイナスして申告する事は出来ません。

No.1 回答者： hi9021 回答日時： 2007/11/11 23:17

（１）そのようになります

（２）含み益は申告する必要はありません

為替差益（損）は実現した時に確定申告の対象となります
含み益（損）の段階では確定申告の対象となりません

為替差益は雑所得として申告します
（サラリーマンなどで為替差益が20万円以下なら
申告しなくていい場合もあります）

為替差損の場合、雑所得のマイナスとして申告することができますが
為替差損が発生した年において
他に雑所得となる所得がなければ
申告する必要はありません
（申告してもしなくても税額は変わりません）

これは雑所得でマイナスが発生しても
給与所得や事業所得など他の所得と損益を通算できないからです

ただし、雑所得内であれば損益を通算できるので
申告すると節税になります