dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

家も狭いので、TVをPCのモニタ代わりに使用したいのですが、調べてみると(とはいっても、いろんな掲示板とかを読ませてもらっているくらいですが)、『良くない・・』とあります。解像度が低い・・・って、実際どんなモンなんですか?ここの過去掲示板を読んでも、皆さんおっしゃっていることが異なるようで・・。現在、TV-OUT付のビデオカードを入れていないため、実際にどうなのか確かめられません。現在15インチのモニタを800×600で使っています。テレビは21インチです。テレビの解像度ってどんなモンなんでしょう?これから買おうと思っているビデオカードはnVIDIA GeForce4 MX440 128MB AGP TV-OUT付です。もし詳しい方がいたら、いったい何が良くないのか具体的に教えてくださいませんか?ほんと、素人質問でスミマセン。

A 回答 (5件)

TVの解像度は、480×400ではなく、


SD放送(標準放送)で720×480(水平解像度480本、最大525本)ですね。フレームレートは30Frame/s(60フレームの飛び越し走査)です。
これは、NTSC準拠の規格で、ここ数年のテレビ放送ではこれに準じます。(特にD1以上の端子を装備した物)
そのため、解像度で見劣りしているわけではありませんよ。

Q/解像度が低い・・・って、実際どんなモンなんですか?

A/解像度が低いというのは、ちょっと異なりますね。
厳密には画質が低いというのが正しい言い方ですね。
では、何故画質が低いかというと、原因は2つですね。
1つは、描画方式が順次走査(プログレッシブ、ノンインターレース)と飛び越し走査(インターレース)の違いですね。

TVはインターレース処理するのが普通ですからね。
パソコンはプログレッシブ走査ですから、この変換処理でノイズが発生します。まあ、既に解答がありますから、ボケの原因などは#4の解答を・・・(後は、他の原因を用語に記載)

2つめの問題は、画像の分離の問題です。コンピュータでは映像をディスプレイに出力する際に、RGB分離を利用します。Red、Green、Blueの光の三原色と言われる3色の光情報に分けて、輝度を転送するのが、RGB分離でパソコンではこれを使うことで綺麗で鮮明で美しい発色が可能となります。

対して、テレビの場合は、全くことなる物となります。輝度信号分離と色差信号分離というY/C分離を用います。
元々、モノクロ放送で使われていた輝度(Y)信号と互換を持たせるために作られた物で、明るさの信号に色差信号を追加することでカラー放送を再現できます。
これは、パソコンでは使わない物で、RGB分離に比べ色再現性が甘く、色にじみが発生しやすいとという欠点があります。S映像端子やコンポジット映像端子までではこの欠点があわせて発生します。


最近は、テレビでもD端子(コンポーネント端子)という規格がありますよね。これでは、輝度信号+赤の色差+青の色差(YUV)に分離して画像を再現する機能があり、ある程度D端子を持つ物であればRGBに近い画質で再現できるビデオカードもあります。
パソコンでもテレビ放送に準じた記録となるDVDを再生する際にはこの分離を用いて再現します。
ただし、出力する際には、YUVからRGB変換をビデオカードで行い、尚かつプログレッシブ変換するので、ビデオカードからテレビに出力する際には、一度RGBに変換された画像をY/C再変換することも多く、画質が著しく低下することもある。
ただ、これをうまく使えばDVDなどを確実に再現する場合に、MPEG4や2カードを実装しその出力からテレビに出力するとパソコンで見る以上の画質になる場合もある。
(動画に限る)

<用語>
飛び越し走査=インターレースという。映像を再現する際に、走査線の中で奇数の列と偶数の列を順々に走査する。たとえば、テレビでは525本の走査線を使って1秒に60回描画するが、インターレースでは先に奇数列の1^3^5^7・・・525の262.5本分を描写し、1度の描写で半分の走査線を描画する。
この後、残像があるうちに2回目の描画を行う2回目では偶数列の2^4^6^8^10・・・524までの偶数の列を描画し262.5本の走査をする。
これで、ようやく1枚の画を再現できる。2枚1組一枚の写真を再現できるため、インターレース、飛び越し走査という。半分のデータ量で60コマ(実質30コマ)を再現する技術。人間の視覚ではちらつきが発生しやすく凝視すると目に悪い。パソコンで用いられないのはこのためで、パソコンでは文字入力等で凝視することが多いのでテレビなどでこれを表示するのは体(特に目)に大きな負担が掛かる。

順次走査=画像を1枚ずつの写真で再現する。
テレビで言えば、上の60枚を全て1枚の写真で再現する。人間の視覚とほぼ同じ描写速度になるため、ちらつきがなくなる。フレームレートが高く安定しているため目への影響も少ない。パソコンでは、これを日常として用いている。また、BSデジタルプログレッシブ放送でも使われる。
テレビではプログレッシブ、パソコンではノンインターレースという言葉を用いることが多い。

光の三原色=Red、Green、Blueの3色の光を原色という。光はこの3色からなり、3色あれば全ての光が再現できる。人間の視覚もこの3色の受容体からなるため、視覚には最も効果的で美しく見える。光の三原色の他に色の三原色(プリンタなどで使われるCyan、Magenta、Yellow)もある。

YUV=輝度信号分離と色差分離を用いたもの。
MPEG、JPEGなどの画像圧縮技術などに用いられる物で、明るさで色を再現する特性が強い。RGBに比べデータ量を抑えられるという特徴がある。

ということです。根本的に多くの違いがあるのです。パソコンは静止画を基準とした凝視型で画質重視です。見やすいと言うことが大事なのです。
しかし、テレビは娯楽重視で動画を再現するためのもの、見やすさより手軽でみんなで見るエンターテイメント性が高いため、至近距離で見る凝視を想定していませんので、目にも悪く画質も低い。(ただ解像度は最近のテレビなら720×480となりPCのVGA以上です)
ということになるため、悪いということになる。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すごく丁寧なご回答、ありがとうございました。

僕の『なぜTVじゃ、ダメなのか??』という疑問は
ほぼ全て消えました。
なるほど、TVとPCモニタでは表示の仕方が違って、用途も違う・・と。
(こうまでわかり易く答えていただけるとは思っても見ませんでした。
本当に感謝です。)

なぜ?の疑問が解けて、嬉しいような悲しいような。
でもこれで、完全に僕のTVをモニタに使う計画は完全に挫折いたしました(笑)

また、何かやってみようというときはこの板使わせていただきます。
本当にありがとうございました。

また、今までお答えいただいた方々も貴重なお時間を
僕のアフォな質問にお付き合いいただきまして
本当に感謝しています。ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/06 13:32

テレビの表示形式はインターレース形式、そしてパソコンのモニタはノンインターレース形式という違いがあります。



これはどういう事かというと
テレビの場合はまず1本おきに画像を表示してその後でその間の所にもう一本表示することでchんと下画像にするんです。

これを行うために残像効果のある蛍光塗料を画面の内側に塗ってあります。
そのためその塗料はどうしても残光を残すためにどうしても一つの点(ドット)が残像効果でぼやけてしまいます。
そのためにコンピュータの画像をテレビで映すとドットがぼやけてしまいどうしても画像が見にくくなります。

コンピュータの画像を見るときは結構画像の近くに顔を寄せますよね?
同じ事を細かい字をテレビで表示させたときに行っていたらどうなるでしょう。テレビゲームでもテレビから遠くに離れてみるようにかかれているのにそれを細かい字を見るときずっと画面の近くで見ていたらすごく目を悪くする可能性があります。PSなどのゲームも画像で文字の部分は結構見にくいことはありませんか?見にくくなくても字の周りがぼやけていたりしませんか?これより細かい字をパソコンで表示できるとは通常考えられないと思いますよ。


ハイビジョンのテレビを使っていたらもう少し目への影響は少ないですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすい、ご回答ありがとうございました。

目の事をいわれると・・これはTVでやるのは無理かな・・と、
考えを変え始めました。
もちろんうちのは、ハイビジョンではないので・・・(笑)

本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/09/06 13:05

それならなぜTVOUTがあるかってえと、



DVDビデオやその他の動画はTVで見たほうが「自然」に見えますよ。
PCのモニタは解像度がありすぎてかえって動画表示に向きません。
動画ファイルなどは少なからず圧縮されていて、それによるノイズが見えてしまうのです。それに暗いです。

これも百聞は一見にしかずなんですけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
やはり『やってみろ・・・!』ってことですね(笑)

少し悩んでみます。(笑)

お礼日時:2002/09/06 12:58

テレビの解像度についてはいろいろと評価が分かれるのですが、


一番良い評価で480*400、
一番悪い評価で240*200に相当します。
これは、インターレス処理による画像のボケをどう考えるかで
変わってきます。

TV放送は1秒に30枚の絵を送ってきますが、
これだけでは動きが速いと像が不自然になるので、
1枚を2回に分けて、事実上、60枚/秒で送ってきます。
TVの走査線は有効値で480ぐらいあるのですが、
2回にわけて送ってくる為、実際はその半分程度しか
無いわけです。

実際にやってみるのが一番です。ぼやけて細かい字は読めません。
これが一番問題になるのが、プロジェクタで拡大して
皆でパソコンの画面を見るときです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>これは、インターレス処理による画像のボケをどう考えるかで
>変わってきます
私のレベルが低すぎて、ちょっと理解できずにいます。
つまり、同じ状態でも、480*400という人もいれば
240*200という人もいる・・・ということですか?
それとも、TV(のモニタとしての)性能がいいものだと480*400で
悪いものだと240*200しかない・・ということなのでしょうか?

前者でしたら、静止画で480*400で表示しているのと同じって事に
・・・・なるんですよね??
すみません、勉強不足で。

今、頭の中 ?? がたくさん飛んでいます。

まあ、もちろんやってみれば一目瞭然なんでしょうけど、
やってみて『文字が見え~ん』なんてことになると
ビデオカードは意味なし君になってしまうので・・
怖くて買えません(笑)

走査線の件、ちょっと勉強してきます。
ありがとうございました。

補足日時:2002/09/06 00:54
    • good
    • 0

テレビの解像度は、320×240程度しかありません。


この状態で、パソコンの映像を見ますと、まず文字が読めません。
アイコンや映像もぼんやりして見えます。

ビデオボードを購入するのでしたら、試してみることをお勧めします
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
ビデオカードの新調は、TVに表示させる為だけの考えでしたので・・・
これは購入差し控えなければならないようです(涙)

あの、ついでにもう一つ、単純な疑問が湧いたので、
質問させてもらっていいでしょうか?(と、言いつつ、質問してますが(笑)
・・っていうことは、一体なんでTVOUTなんてものがあるんでしょうか?
ちょっと考えてしまいました(笑)

緊急度 0 なので気が向いたら答えてやってくださいませ。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/06 00:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!