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最近知ったので気になっているのですが。
役所の支出項目の第8節に「報償金」というものがあります。
それは例えば、当然会議の出席への報償金として支払いますが、
他にも講演会の講師謝礼だとかいうお礼の意味でも支出しますよね。
それから商用宣伝などの意味を持たない公の競技などで勝った場合に激励金やお祝い金などもここから出す場合があります。
どちらにしても、報償という言葉がどうもしっくりきません。

辞書で調べても、
報償→弁償、しかえし・報復
といった恐ろしい意味しか載っていません(笑)
それなら「報奨」とか「褒賞」のほうがまだ意味が通るような気がするのです。
報奨→勤労や努力に報いてさらに奨励すること。
褒賞→褒めたたえること、その印として与える賞品。

お祝いなのにしかえしとか言われても...って感じなんですけど(^_^;)
どういう意味でこの字が当てられているのか、ご存知の方がいらっしゃればお教えください。
くだらない質問ですみません。

A 回答 (2件)

 「償」ってつぐないですよね。

だから否定的に感じるのも無理ないかと思います。
 質問のケースでいくと、お祝いとか祝儀的な意味以外に、「ご足労願ってすみません、、、」といった「申し訳ない」的意味で、この「償」という字を使っているんでしょう。
 もしこの報償金というのをもらう機会があったら、お祝いではなく、「ご苦労かけて、すみませんでした」くらいの意味にとってあげて下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはりそうなんでしょうかねえ...そうなんでしょうけど...
でもよほど他の意味の「ほうしょう」の方が合っていると思いません?
なんでしょう、こう日本的な考え方なんでしょうか。
何かをしてもらったときに「ありがとう」より「すみません」的な考え方、っていうんですか?
外国人にはもっと納得いかないかもしれませんね(笑)

残念ながら貰う方でなく渡す方なんですがね(^_^;)
ありがとうございました。

お礼日時:2002/09/07 17:39

報償費というのは、基本的にある負担に対する実費による


弁償のための予算です。
ちなみに、弁償とは「人に与えた損害を、金銭または物品
によって埋め合わせすること。」であり、勤労や努力の
提供と言う形で相手に強いた犠牲を償うというのが本来
の報償費の考え方です。
ただ、それが講師や委員に対する実費弁償(謝礼金)とし
て使われるにとどまらず、慣例的に他の予算では支出しに
くい外部者への支払いは全てこの予算が使用されることが
多いので、不自然な名称に見えてしまうのです。
というわけで、本来は報いて埋め合わせるためのもので、
奨励したり褒め称える上乗せ部分の支出ではありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>本来は報いて埋め合わせるためのもので、
奨励したり褒め称える上乗せ部分の支出ではありません。

そうなんですか。
本来はそうなんですね。うーん。
やはりどこまでも「ごくろうさまでした」なのですね、基本は。
でもなんかちょっとわかった気がしました。
上乗せの意味はなく、あくまで埋め合わせ。。。
うーん...そんな気がしてきた。

わかりました。
ありがとうございました。

って変なお礼でごめんなさい(^_^;)

お礼日時:2002/09/10 18:21

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