現在32歳で、精神2級で障害基礎年金を受給しています。
月額66,000くらいになりますが、これだけでは老後の生活が不安です。
現在無職ですが、働いて厚生年金を払い続ければ、将来65歳になった時点で
障害基礎年金と老齢厚生年金が併給できると聞きました。
自分としては社会復帰はまだキツいですが、将来のことを考えると
やはり働いたほうがいいでしょうか。
また、老齢厚生年金はどのように計算すれば将来もらえる金額が
割り出せるのでしょうか。
具体的にどれだけ働けばどれだけもらえるのかが知りたいです。
A 回答 (2件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.2
- 回答日時:
すみません。
一部訂正です。回答#1の部分で、正しくは以下のとおりとなります。
(誤)
1=平均標準報酬月額×掛け率A×平成15年3月までの被保険者月数
2=平均標準報酬額×掛け率A×平成15年4月以降の被保険者月数
(正)
1=平均標準報酬月額×掛け率A×平成15年3月までの被保険者月数
2=平均標準報酬額×掛け率B×平成15年4月以降の被保険者月数
掛け率Aと掛け率Bは、生年月日に応じた率が決まっています。
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/kochir … をご参照下さい。
質問者さんの場合には、掛け率Aは1000分の7.50、掛け率Bは1000分の5.769になります。
No.1
- 回答日時:
ご質問の件ですが、65歳になった時点で「障害基礎年金+老齢厚生年金」という形で併給できる、というもので、平成18年4月からスタートしました。
但し、このしくみはあくまでも「特例的なもの」です。
「1人1年金の原則」というものがあるため、本来は「理由の異なる年金」(ここでは「障害」と「老齢」)は併給できないのです。
したがって、この原則から、「障害基礎年金+老齢基礎年金」という組み合わせはありません。
65歳以降に老齢基礎年金を受給したい場合には、障害基礎年金に代えて老齢基礎年金を選択する届を出すこととなります。
(「老齢基礎年金+老齢厚生年金」ならば、「理由が同じ年金」(「老齢」という理由)なのでOKです。)
65歳以降の老齢厚生年金は、報酬比例部分というものだけが支給されます。
但し、一定の要件にあてはまる配偶者を持つ場合には、配偶者への加算に相当する「加給年金」というものがプラスされます。
いずれも、25年以上の「年金保険料納付済の被保険者期間」(国民年金保険料と厚生年金保険料。国民年金保険料の全額免除期間を含む。)があり、かつ、1か月以上厚生年金保険に加入していたことが受給のための要件です。
(http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikum …)
老齢厚生年金の報酬比例部分の額(年額)は、下記の1と2の合計額に、1.031×0.985を掛けた額です。
※ 1.031=調整率(貨幣価値の上昇・下降に応じた率)
※ 0.985=物価スライド率(物価の上昇・下降に応じた再調整率)
1=平均標準報酬月額×掛け率A×平成15年3月までの被保険者月数
2=平均標準報酬額×掛け率A×平成15年4月以降の被保険者月数
○ 平均標準報酬月額(平成15年3月まで)とは?
各月の標準報酬月額の総額 ÷ 被保険者期間の月数
各々、平成15年3月までの期間について計算。賞与部分は含まない。
○ 平均標準報酬額(平成15年4月以降)とは?
(各月の標準報酬月額の総額+標準賞与額の総額)÷ 被保険者期間の月数
各々、平成15年4月以降の期間について計算。賞与部分を含む。
標準報酬月額や標準賞与額というのは、そのときどきにもらう給与や賞与の額から、一定基準でランク付けされた結果として導かれる額で、ひとりひとり異なります。
ですから、正直申し上げて、老齢厚生年金の額は単純には計算できません。
ただ、ひとつだけ言えるのは、20歳から32歳までの現在までに国民年金被保険者だった期間の空きが全くなければ、最低でもあと13年は、働いて厚生年金保険に加入するか、あるいは国民年金保険料を納めなければ、全く受給権がなくなります(25年を満たせないから)。
かつ、もしも、65歳以降、障害基礎年金ではなく老齢基礎年金を受給したいのであれば、免除期間の全くない40年(480か月)を満たさなければ、満額の老齢基礎年金を受け取ることはできません(減額されたものしか受け取れない、ということです。)。
要するに、20歳から始めて、「最低でも45歳まで、最大で60歳まではきちんと働かないとダメですよ」ということになります。
(そのうち、厚生年金保険に加入した期間がゼロならば、当然、老齢厚生年金は受給できません。)
精神障害を理由とする障害基礎年金は「有期年金」と言って、半永久的な支給は約束されてはいません。
つまり、身体障害とは違い、同じ障害年金とはいっても扱いが異なるわけです。
言い替えると、65歳以降も受給できる、という保証はありません。
そうすると、必然的に「老齢基礎年金+老齢厚生年金」という組み合わせを考えざるを得なくなります。
ですから、結局、先ほど述べた「20歳以後、45歳ないし60歳まで働く」という条件をクリアしないわけにはゆきません。
1日も早く快復されて、社会復帰ができますように。
老後のことを考えてみても、そうなりますように心からお祈りします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- その他(年金) 遺族厚生年金→この夫が亡くなった妻の場合の貰える遺族厚生年金?の額はこれであっていますか? ーーーー 5 2023/04/21 12:00
- 国民年金・基礎年金 老齢年金の国民年金と国民年金の障害年金についてお聞きします。現在52歳で国民年金の鬱病の精神の障害て 3 2022/10/29 21:30
- その他(年金) 障害年金受給中の基礎年金保険料支払い全額免除の場合の厚生年金保険料納付の扱いについて 2 2023/08/24 20:19
- 国民年金・基礎年金 約、20年後の老後生活を考えると、不安で仕方ありません。 7 2022/06/02 09:32
- 国民年金・基礎年金 年金について教えてください。 夫 60歳で死亡 老齢基礎年金 600,000円 老齢厚生年金 1,0 3 2023/03/29 15:43
- その他(年金) 父が東京都の職員でした年金を受給しています。年金の現況届について質問があります。 9 2023/06/13 19:19
- 国民年金・基礎年金 老齢基礎年金が追納できない根拠は? 2 2022/07/25 14:10
- 国民年金・基礎年金 障害年金を受給すると老齢年金の繰り下げはできない? 2 2023/03/26 08:55
- 厚生年金 特別支給の老齢厚生年金の障害者特例について 5 2023/04/26 18:19
- 国民年金・基礎年金 専業主婦の将来の年金について 専業主婦38歳、年金定期便で老齢基礎年金は254,405円でした。 年 4 2023/05/16 14:41
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
国民年金基金の受取金の減額に...
-
特別支給の老齢年金申請の際の...
-
障害年金3級と老齢年金の併給
-
障害年金を受給している人が、...
-
厚生年金
-
障害年金受給者に特別支給の老...
-
年金受取最高額
-
標準賞与額について。
-
厚生年金は何歳まで払うの?
-
国民年金いつまで払う
-
基金代行部分は老齢厚生年金と...
-
年金受給は、65歳、70歳、75歳...
-
遺族年金っていつまでもらえる...
-
20年以上前の年金未納分は支...
-
戦死した父の恩給が70歳の子...
-
1985年前後の学生の年金免除に...
-
団塊世代が受け取る年金額
-
次期と来期の違い
-
65才からの年金が年200万円とい...
-
遺族厚生年金、基礎年金、振替...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
老齢厚生年金と障害年金どちら...
-
障害年金を受給している人が、...
-
障害年金3級と老齢年金の併給
-
障害者年金3級と厚生年金の受給...
-
障害年金受給者に特別支給の老...
-
障害基礎年金を受給しておりま...
-
年金の繰り下げ支給と障害年金
-
20歳前障害年金受給者と障害...
-
障害基礎年金だけでは生活でき...
-
国民年金の支払い
-
障害年金を今受け取っています...
-
特別支給の老齢厚生年金の請求...
-
障害者年金受給者でも厚生年金...
-
失業保険と老齢年金や老齢厚生...
-
障害者年金について教えてください
-
62歳男性です。 一月に心臓の手...
-
特別支給の老齢厚生年金につい...
-
障害厚生年金2級を受給していま...
-
高校卒業後44年特例の受給資格...
-
脱退一時金について
おすすめ情報