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定義が「試料油脂1kgによってKIから遊離されるヨウ素のミリ当量数である。」となっています。
反応式は、
RCOOH + 2KI + H+ →ROH + I2 + H2O + 2K+
チオ硫酸ナトリウム標準液で滴定すると、
I2 + 2Na2S2O3 = Na2S4O6 + 2NaI
となります。
これで計算式が
(チオの濃度)×(チオの滴定量)×(チオのファクター)÷(油脂試料のg数)×1000
らしいのですが、
自分はこの式に1/2がかかると思うんです。
I2:Na2S2O3=1:2で反応するからです。
単位が(mEq/kg)なんでここにキーがあるのはわかるんですが・・・
それにしても過酸化物に対し、I2は1:1で生成するんで、やっぱり1/2がほしいんじゃないかと・・・

現時点で理解できる考え方は、「I2のミリ当量数」をKIに対する当量数と考える方法です。これなら、2KI→I2(KI:I2=2:1)となり、さっきの1/2は打ち消されます。
 
単位に詳しい方や理解していらっしゃる方、教えてください。

A 回答 (2件)

おっしゃることよくわかります。

何の根拠もないのですが,おそらく,「遊離されるよう素」というのは,よう素分子ではなく,よう素原子(あるいはよう素イオン)のことなのではないでしょうか?もっとも,真の過酸化物量は1/2をかけた値でよいのだと思うのですが。
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劣化した油脂が混合物の場合、きれいな反応式を書くのは難しいですよね。


チオ硫酸ナトリウムで滴定しているのは遊離ヨウ素で、カルボン酸が2モルでも、ジカルボン酸が1モルでも、遊離したヨウ素のモル数だけに着目していれば、過酸化物価が計算できます。
ご質問にあったような単一の分子量を持つモノカルボン酸の場合には、1/2を掛けた値も意味があると思いますが、実用上は、成分がよく分からない油脂に対して過酸化物価を計算することがほとんどですから、遊離ヨウ素の濃度だけを考える方が簡便で適当だと思います。
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