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高校生物からの質問です。
植物の根から吸収された水が上昇してく説明のところに“水の凝集力”が一つの要因であると書かれていました。そこに簡単に、約200気圧と補足されていたのですが、凝集力が200気圧とはどういうことなのでしょうか?生物の範疇外の質問かもしれませんが、宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

 ポンプで水を汲み上げる時に高さの限界が10mほどではなかったかと記憶しております。

ポンプで真空を作ると地球の大気の圧力を利用してそれだけの高さまでは押し上げられるのです。しかし樹木では10mを越すのは幾らでもあるし,セコイアでは100mを越すものもあり葉の先々にまで水が行き渡っている訳ですよね。この事を説明する中で水の凝集力の事が出て来たかと思われるのですが,実は植物内の水の浸透圧と凝集力と毛細管現象により400mを越す高さまで水を押し上げられる様ですね。(参照:http://www.yamaiki.com/sawagurumi/column012.htm
 凝集力は原子や分子の間で電気的に中性でも働く力で,ファンデルワールス力とも言われる。液体で濡れたり接着剤がくっ付いたり,水蒸気が冷やされて水や氷になるのはこの力のせいである。(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E5%AD%90% …)化学や物理でこの力を扱う場合は気圧以外の単位を使うが,植物の水の吸い上げは大気圧も関連する状況下での現象と言う事で気圧を単位としたのだと思います。単に大気の圧力のみの場合と比べて,水の凝集力によりあたかも200気圧もあるのと同じレベルで水の吸い上げが植物内では起きると言う事を説明しているのだと思います。そうだとすれば条件が揃うと2000mほどの吸い上げも可能かも知れませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>水の凝集力によりあたかも200気圧もあるのと同じレベルで水の吸い上げが植物内では起きると言う事を説明しているのだと思います

大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/11 06:10

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