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アレニウスの法則について質問です。
温度を10℃上げたときの反応速度増加率Q10値が大きいということはどのような意味があるのでしょうか?
それから、活性化エネルギー値とはリンクしているのでしょうか?

Q10の値が別のQ10よりも大きいということは、同じ温度上昇させると、反応速度が、より大きく増加するということですよね?
ということは、Q10が大きい方が少しの温度上昇で活性化エネルギーをこえる分子が急激に増えるということなのでしょうか?
そう考えるとQ10が大きい方が活性化エネルギーが小さいのでは、と考えられるのですが、私の実験データでは活性化エネルギーが大きい方が、Q10の値が大きいのです。これって一体どういう仕組みなのでしょうか??

A 回答 (1件)

アレニウスの式、wiki、↓


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC% …

k_T=Aexp(-E/RT)
Q10=k_T+10/k_T=Aexp(-E/RT)/Aexp{-E/R(T+10)}=exp{-E/R(1/T-1/(T+10)}
>Q10が大きい方が少しの温度上昇で活性化エネルギーをこえる分子が急激に増える…
統計学的にです。閾値があるわけではありません。
さて、
>Q10が大きい方が活性化エネルギーが小さいのでは…
試してみましょう。温度Tを一定にすると、Q10の比は、
Q10_1/Q10_2=exp{-E1/R(1/T-1/(T+10)}/exp{-E2/R(1/T-1/(T+10)}=exp{-E1/R(1/T-1/(T+10)+E2/R(1/T-1/(T+10)}
=exp{(E2-E1){1/R(1/T-1/(T+10)}
exp内の温度に関する項は正ですから、E2がE1より大きいとQ10の値が大きい。
つまりあなたの実験データは正しいのです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってすみません。。。
丁寧に説明してくださってありがとうございました!
コピペしてとっておきます!!

お礼日時:2008/03/30 04:42

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