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「宇宙人の弱点は水が苦手なことだった。」
というオチのSF映画を2作品、小説を1作品見たことがありまして、今ひとつ、腑に落ちません。
 宇宙ひろしといえど、そもそも水が苦手な生物というものは存在するのでしょうか? いい方を変えれば、水を基本的な溶媒としない生物というのは生化学的に構築可能なのでしょうか?
 例えばグリセリンの海が広がる惑星に体の60パーセントくらいがグリセリンの生物が闊歩しているとか、そういうことはあり得るのでしょうか?
 どなたか教えて下さい。

A 回答 (12件中11~12件)

>宇宙人の弱点は水が苦手なことだった。


というオチのSF映画を2作品、

SF映画と言われているということは、
ウルトラマンに出てくる怪獣ジャミラの
話は含まれてませんね。
 あまり生化学的例じゃないですが、
ジャミラの場合、もともとは人間の
宇宙飛行士で、水の殆どない(という設定でした)
火星に不時着し、長期間暮すうちに怪獣に
なってしまったというもの。
 ウルトラマンはスペシューム光線でなく
水をかけてジャミラにとどめをさしてました。

>そもそも水が苦手な生物というものは存在するのでしょうか?
 地球上でも海の魚は、真水が苦手ですよね。

水を基本的な溶媒としない生物というのは生化学的に構築可
能なのでしょうか? >

 これって少しSF的な話になってしまうかも
しれませんが、地球上の生物が炭素を主成分と
しているので、水(水素、酸素)との相性が
いいので、これがもしSi(シリコン)が主成分の
生物がいたら話は別になると思います。
 なぜいきなりシリコンが出てきたのかは、
周期表を見ていただくと分かると思います。
シリコンは炭素と化学的性質が似ている。
 
 例えば人間の主成分が炭素だから、酸素を
吸うと二酸化炭素(気体)を吐き出しますが、
シリコンが主成分なら、二酸化珪素(固体)
になって吐き出せない。

 シリコン主成分の生物が暮す惑星は
大気の成分からして違うはずです。
(つまり酸素量が極端に少ない)
そんなところでは、当然酸素と
水素の化合物である水は大量には
存在せず、めったに出会わない水に
対して生き物は弱くなるでしょう。

 余談ですが、硫化水素や硫酸は
地球上の多くの生き物にとって
有害ですが、海底火山の活動が激しい
海底に住んでいる生き物には無毒です。
(体がそうできている)
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この回答へのお礼

硫化水素や硫酸が毒にならない生物が地球にいるとは知りませんでした。興味深いですね。
ああ、ジャミラ思い出しました、なつかしい!
そういえばスターウォーズEP2にジャミラ女王ってのが居たなぁ(笑)。

珪素は地球上でも酸素の次に質量の多い元素ですが、無機質の代表っぽいイメージしかないですね。シリコン生物には酸素が極端に少ない環境が不可欠なようですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/10 23:42

単純に水ではなく、水が含む何かかもしれないですよね



例えば海水が弱点ではなく
(地球にしかいない)海水に含まれるバクテリアとか
人間には免疫が出来ているだけってことで

この回答への補足

早速ありがとうございます。
どの話の場合も即効性があったので、バクテリアや中毒とは違うような設定のつもりだと思います。
昔読んだ小説では池にはまって溶けてしまう宇宙人。
最近の映画では、水道水をかけられて苦しんでいました。

おとぎ話は細かいことに目をつむって楽しめば良いようなものですが、SFというからには、あまりにも科学的におかしい設定が入ってくると幻滅な訳でして。

補足日時:2002/10/10 22:30
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