クラミジア検査、抗体も抗原も陰性の場合は・・・

Question

この１年、性交渉をしていません。
クラミジア検査で、抗体も抗原も陰性が出た場合、
今までクラミジアに罹ったことがない、ということでしょうか？

医師は、
「クラミジアに罹ったのが何年も昔の場合、抗体検査でIgG陽性が出ないこともあり得る」と言っていましたが、
どのサイトを見ても、
抗体検査では過去の感染歴が出る、と書いてあるので、大変混乱しています。

抗体（IgG）も抗原（IgA）も陰性（-）の場合、
昔も今も、クラミジアに感染していない、と言う解釈は間違っているのでしょうか？

mimika0512 · Accepted Answer

こんばんわ。

ありえますよ。


一般的に特にIgG 抗体は長年にわたって低値から中等度維持され、
感染既往としての指標ともなります。
再感染や繰り返し感染があると再び高値になりさらに長期に抗体を維持することになります。

ですが、性別・暴露量・治療・個体差・測定法などで
その値は大きく変わってきます。

質問者さんは男性か女性か、また年齢もわかりませんが、
男性であれば、主に尿道炎ですので、
感染面積が小さいため暴露量も少なく、
感染後抗体が上昇してもあまり高値にならず、
治療後比較的短期間で陰性化することがしばしばみられます。
場合によっては抗体上昇がほとんど見られない
男性尿道炎症例もあります。

そして、除菌できた場合は抗体価もあまり上昇しないことがあります。また陰性化もしやすいようです。


ほとんどのクラミジアの症状は、無症状で感染していることに本人すら気づかない場合が多いです。
女性の感染者の7割、男性の感染者の5割が自覚症状がありません。

数年も前だが罹っていて、今は抗原抗体共に陰性化していたか、
罹っていないということが考えられます。

USB99 · Answer

＞抗体検査では過去の感染歴が出る、と書いてあるので、大変混乱しています。
なぜ、混乱されているのですか？PCR（遺伝子検査）で陽性といわれたことがあるのですか？
おそらく、ヒタザイムで測定されたと思いますが、ヒタザイムの問題点は感度はほぼ１００％（偽陰性がほとんどない）に近く問題ないのですが、特異度が低い（偽陽性が多い）とされています。よって、医師は陽性とでたら判断に困るのですが、陰性とでたらまず安心して陰性と言っています。他の感染症では測定系によっては、長時間経過すると測定限度以下になる事も稀ではないですが、ヒタザイムの場合は稀かと思います。
＞抗体（IgG）も抗原（IgA）
ちなみにIgAも抗体検査です。

USB99 · Answer

考えられるのは、
1)IgMは早期に増加しますが、IgA、IgGは一ヶ月ほどして増加します。
よって、さらに２週間後にIgA、IgGの再検査を行うのがいいかと思います。→しかし、一年ほど性交渉をしていないのに最近、感染したというのは今の疫学にあいません。
2)PCRは死菌も検出してしまいます。以前罹患して死滅した死菌をPCRでひっかけた→しかし、IgG（－）があいません。
3)疫学が間違っている。．．今の疫学は、PCRが出現するまえに確立されています。性交渉以外にも感染するのかもしれません。
4)PCRが間違っている。PCRのプライマーの設計がまずいと他のをひっかける事はあったり（LAMPならこういう事はないのですが）、また、こういう検査は同じような検体をまとめてPCRにかけますから他の陽性検体からの汚染も考えられます。一年以上性交渉をしていないのならこの可能性も高いかと思います。
ただ、どうしてPCR検査をうけたかも大事ですが、はっきりさせるためにはもう一度抗体検査を受けられることをお勧めします。（どのみち抗体検査は２回しないと判定できません）。もし、２回目の抗体が陽性なら今の性交渉以外では感染しないという疫学が間違っているという事になるかと思います。２回目の抗体も陰性ならば、ヒタザイムがおかしいかPCRが間違っているかです。他の方法による抗体検査はまだ保険収載されていないので、PCR再検がいいかと思います。

クラミジア検査、抗体も抗原も陰性の場合は・・・

こんばんわ。

＞抗体検査では過去の感染歴が出る、と書いてあるので、大変混乱しています。

考えられるのは、

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