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Y≡C(Y-T)+S+T
ですから、、貯蓄は、
S≡(Y-T)-C(Y-T)
となり、Sは消費と同様に可処分所得の関数になります。すなわち
S=S(Y-T)

と本に書いてあるのですが、 ≡ の記号の意味と 数式に具体的に数字を入れて教えていただければ、大変、助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

≡は恒等式をあらわす記号です。


つまり、どんな場合でも成り立つという意味です。

式の意味

Y≡C(Y-T)+ S+T
は、国民所得は消費、貯蓄および税金として分配されるという
国民所得の三面等価のうちの一つを表しています。
これは一国全体のマクロ的な視点から見た式です。
具体的に考えてみると、国民が稼いだ給料は、まず税金として
国に納めます。その残った分が(マクロの)可処分所得として
財やサービスを購入する(消費C)か貯蓄(S)に充てられます。

この式を変形すると2番目の式になります。
変形しただけなので、式の基本的な意味は変わりませんが、
解釈が異なります。
つまり、可処分所得(Y-T)から可処分所得を考慮した上で
の消費C(Y-T)を差し引いたものが、貯蓄となります。

ちなみに、2番目の式はそれぞれの文字が意味を持つ変数とな
っていますが、 3番目の式は、貯蓄はY-Tが変数の関数であ
る、という意味で、表現の方法が異なります。

これは、数学のテキストで、
y = x^2 + 3x
などの式を
y = f(x)
などという表現で表すのと同じです。
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