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「破った」と「破いた」はどちらが正しいですか? あるいは、どのように使い分けますか?

A 回答 (4件)

もともと、別の言葉です。



「破った」の元は、「破る」。
「破いた」の元は、「破く」。

ちなみに「破く」は、「破り裂く」を縮めたもので、紙などを引き裂く意味です。
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破る:他動詞五段活用:紙、布などを引き裂く、傷を付けて壊す、守備警備などを突抜ける、それまで続いていた状態を損なう、記録を更新する、相手を打ち負かす、規則・習慣などに従わない。


破く:紙などを破る例以外無し。
で、破るが基本のようですね。
明鏡国語辞典、広辞苑第六版、岩波国語辞典など。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ポイントあげられなくて申し訳ありません。

お礼日時:2008/03/12 09:12

こんにちは。



どちらも正しいです。


「た」は、過去などを表す助動詞。
「た」の前には、動詞の連用形が配置されます。

「破い」は、カ行五段活用の動詞「破く」の連用形(の一つ)。
破かない/破こう 破きます/破いた 破く 破くとき 破けば 破け
書かない/書こう 書きます/書いた 書く 書くとき 書けば 書け

「破っ」は、ラ行五段活用の動詞「破る」の連用形(の一つ)。
破らない/破ろう 破ります/破った 破る 破るとき 破れば 破れ
入らない/入ろう 入ります/入った 入る 入るとき 入れば 入れ

(左から順に、未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 です。)


「破く」は、薄いものを引き裂く意味。
「破る」の意味は様々で、「破く」と同じ意味でも使われます。

つまり、
「破いた」(破く)は「破った」(破る)よりも意味が狭いということです。
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【破る】(やぶる)の派生語に【破く】(やぶく)があります。

それが「たり」や「て」に繋がるときに、発音が変わります。

 ・破りて → 破って (促音便)
 ・破きて → 破いて (イ音便)

このように音便の問題なのですが、平家物語には、音便が多く見られます。この【破る】(やぶる)も、もともとは【破る】(やる)という動詞でした。この時期に変化したような気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ポイントあげられなくて申し訳ありません。

お礼日時:2008/03/12 09:13

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