
第3回建設業経理士検定(2級)で、簿記学校により解答が割れているものがありました。
問題は、次の事象に関係する通常の支出は、原価計算基準にいう「原価の本質」の要件を適えるもの(A)なのか、非原価項目(B)かどちらでしょう?というものです。
●民間会社の本社社屋建設を受注するために、そのマスタープランを作成しながらプレゼンテーションを進めている。
私は、非原価項目とは、工事原価や販管費に算入できないもののことを指すと理解しています。
この事象の場合、「受注するため」の営業活動ですから、受注までは販管費に算入するべきものだと思い、「A」としましたが、簿記学校によっては「B」としているところもあるのです。
どちらが正しいのでしょうか?
No.3
- 回答日時:
総原価に該当しないもの=非原価項目
総原価=製造原価+販売費及び一般管理費
とあり狭い意味での原価(製造原価)には該当しないと思いAと答えてしまいました。
お詫び申し上げます。
簿記学校も同じ理由でBにしているような気がしますね。
私も間違って覚えていたので注意したいと思いますm(_ _)m
重ねてのご回答ありがとうございました。
>狭い意味での原価(製造原価)には該当しないと思いAと答えてしまいました。お詫び申し上げます。
・「Bと答えてしまいました」と読み替えます(笑)。
ともかく、「A」が正しいことが確信できました。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
非原価項目とは製造原価に該当しないものです。
そのため販管費には当然該当します(念のため)
「受注するため」の営業活動と言うことですが、
売るために必要ですが、製造のためには不必要です。
プレゼンが無くても製造することはできると言うことです。売れるかどうかは別の話です。
と言うことで私はBだと思います。
製造原価と売上は直接対応します。
広告をすれば必ず収益が生み出されるものではありません。
検定で解答が割れるような箇所は基本的には合否には影響しないので勘で答えて次の問題いきましょう。
この回答への補足
ご回答ありがとうございました。
建設業経理検定で出題範囲とされる書籍「建設業会計概説2級 第9版」(建設業振興基金)によると、こう書いてあります。
~~~~~~(18ページ)
さて、原価計算精度において、原価性を有しないと判定されるものを非原価項目という。建設業でいえば、それは工事原価と販売費及び一般管理費に算入されないものを言い、工事原価性の云々ではないので、注意していただきたい。(中略)
『基準』(注「原価計算基準」)の示す非原価項目は次のとおりである。
A経営目的に関連しない価値の減少
1.次の資産に関する減価償却費、管理費、租税等の費用
(投資資産、未稼働固定資産、長期休止設備など)
2.寄付金等であって経営目的に関連しない支出
3.支払利息、社債発行差金償却など財務費用
4.有価証券評価損及び売却損
B異常な状態を原因とする価値の減少
1.異常な仕損、減損、棚卸減耗等
2.火災、震災、風水害、盗難、争議等の偶発的事故による損失
3.予期し得ない陳腐化等によって固定資産に著しい減価を生じた場合の臨時償却費
4.延滞金、違約金、罰課金、損害賠償金
(中略)
C税法上特に認められている損金算入項目
1.海外投資等損失準備金などの繰入額
2.租税特別措置法による償却額のうち通常の償却範囲額を超える額
Dその他の利益剰余金に課する項目
1.法人税、所得税、都道府県民税、市町村民税
2.配当金
3.役員賞与金
(後略)
~~~~~~
というわけで、
>非原価項目とは製造原価に該当しないものです。
というご回答がどうにも腑に落ちませんでした。
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