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マクロ経済学の古典派の第一公準において、
P:財の価格、Y:生産量、W:賃金、L:労働量、π:利潤とすると、

π=収入-費用=PY-WL

となりますが、πをLで微分したときに、

dπ/dL=d(PY-WL)/dL=P(dY/dL)-W

となると参考書にはあるのですが、どういう計算をしているのかさっぱり分かりません。
微分の基本は分かるのですが・・・

A 回答 (1件)

まず、次のことを仮定として頭にいれておいて下さい。



(1)財の価格は、労働量には無関係に決まる。
(2)生産量は、労働量の関数である。(働くほど、生産量は増える。)
(3)賃金は、労働量には無関係に決まる。

とすると、

(1) P=定数
(2) Y=Y(L)
(3) W=定数

ですね。したがって、

dπ/dL=d(PY-WL)/dL
   =d(PY)/dL-d(WL)/L
   =P(dY/dL)-W(dL/dL)
   =P(dY/dL)-W

となります。2行目から3行目にはP,Wが定数であることを用いて微分の外に出しているのです。
(1)~(3)は物事をわかりやすくするための仮定ですので、実際には、もっと複雑な式をたてて議論することもありますが、
単純化されたかたちではこれで議論したいというのが、その本の著者の考えだろうと思います。
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