限定しりとり

今夜、「田舎に泊まろう」を見ていてふと思いました。この番組はご存じの通りタレントが一般家庭を訪れ民泊をお願いするというものです。その朝「一宿一飯のお礼に」とナレーションなりスーパーが出て何かをするのですが、実際には大抵夜と朝の二回食事をしています。しかし「一宿一飯」とは文字通り「一晩泊めてもらい、一度食事の世話を受けること」(大辞林)でありニ度以上の食事とは定義していません。しかるにこの語句を使うのは、慣用語句的に使って特に問題が無い為なのか(本来の意味の拡大解釈)、あるいは「一宿ニ飯」という語句自体が無い、もしくは間違った使い方の為だからでしょうか。また例えば会社にしばらく勤めた後辞める時などにもこの語句を使う事がありますが、それについても考察をお願いします。

A 回答 (4件)

元々の使い方は、


渡世人が「一宿一飯でも世話になったからには義理関係が発生し、
世話してくれた親分の命令なら人を斬ることも辞さない」という
ルールの事です。ここで一飯と二飯に違いはなく「一宿一飯以上」という
意味です。
つまり恩義に報いることを示す言葉なので、
会社との関係は該当しません。社員は最初から労力を提供しており
一方的な恩ではないからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、だから「一宿ニ飯」というような言い方をしないのですね。大変参考になりました。

お礼日時:2008/04/15 18:47

もともとは、博徒など「ひね者」が用いた「一宿一飯の恩義」から派生派生した言葉です。

一飯なのは夜明け前の早立ちを余儀なくされる境遇のなせるとことだと思われます。
芸能人は、「田舎に泊まろう」などの厚かましさからもヤクザな稼業なので構わないかもしれませんが、一般に使うのはやめたた方が賢明です。
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この回答へのお礼

なぜ一飯なのか不思議でしたがそうかもしれませんね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/15 18:45

回答としては#1さんと同じで、前者の


>(本来の意味の拡大解釈)
に当たります。
語源としては「一度の宿泊と一食の飯」でしょうが、派生して「それほど縁が深い訳ではないが、ほんの少しでも自分の身を預かってもらい世話になった」ことを表現する際に、「~~~の恩義」なんて言う使われ方をします。

質問者様のおっしゃる類の慣用句で、まるっきり字義通りに使われているのは「一汁一菜」あたりでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほどね。回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/04/15 18:42

一宿一飯とそのまま回数を重要視するのではなくて、「ちょっと世話になった」ということかと思います。


一宿一飯の恩義などと言いますが、少しお世話になっただけでも恩を感じるという意味で一食か二食かとか関係ないんじゃないですかね。
でも会社を辞めるとき使うってのはなにか違和感がありますが・・・
お世話にはなったんでしょうけど、長く勤めてたんだしなんだか間違ってるように思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
会社の場合は長く勤めていたケースでなく、例えば「たとえ1週間勤めただけでも、一宿一飯の恩義を忘れてはならない」と使うようなケースです。

お礼日時:2008/04/15 18:41

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