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毎回お世話になっています
さて、今回お聞きしたいことは
塩基=アルカリ、塩基性=アルカリ性と認識しているのですが正しいのでしょうか??と
かつてアンモニアは酸素を含んでいないのに何故アルカリ性になる
(=水酸化物イオンを含む)かを聞いたのですが
塩素や、二酸化硫黄の水溶液は酸性ですよね??
なので、酸性にするため水を含めて考えてみたのですが分かりませんでした。
実際はどうなるのですか??
教えてください

A 回答 (3件)

塩基と酸性の分け方、定義ってのは大きく3つあるんだよ。


年代順に言うとだな、hk208さんが言ってる水酸化物イオンと水素イオンによる分類。で次が、この矛盾点を補うために考えられた、水素イオンを視点とした分類。要は水素イオンを出すやつが酸、受け取るやつが塩基ってわけだ。最後がこれを発展させたやつで、電子のやり取りから酸、塩基の分類をする方法。水素イオンは1価の陽イオンだから、逆に言やあ水素イオンを出すやつは電子を1つ受け取るわけで、こいつが酸、電子を放出するやつが塩基ってわけだ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
大変分かりやすくて理解することができました

お礼日時:2008/05/11 21:09

アルカリというのは水に溶かしたときに『アルカリ性』を示すもののことです。

つまり、『水に溶かした時に』OH-を生じるものということになります。幾分厳密にいえば、水よりも強い塩基ということになります。

それに対して、塩基といった場合には常に水に溶かすことを前提とはしませんが、高校レベルでは水溶液以外を扱うことはほとんどないので、アルカリとほぼ同じ意味で用いられることが多いです。広い意味での塩基ということであれば、ブレンステッドの定義や、ルイスの定義について学ぶ必要があります。アルカリというのはアレニウスの定義に基づく塩基と考えて良いでしょう。
酸の場合には、アルカリと塩基の違いに対応する使い分けというのはありませんが、強いていうならばブレンステッド酸などということもあります。

まあ、こういったことを書いてもややこしいだけでしょうから、単純にアルカリというのは水溶液に関するものであると考えれば良いでしょうし、高校では塩基というのをアルカリと同じ意味で使うことが多いということでしょう。酸に関しても高校レベルでは水溶液で考えればよいでしょう。
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この回答へのお礼

>アルカリというのは水溶液
なるほど、よく分かりました、回答ありがとうございました

お礼日時:2008/05/11 21:14

教科書では「水に溶けやすい塩基をアルカリと呼んでいる」とあります。



塩基性とアルカリ性が同じ意味で使われていますから混乱しますね。
昔の話で言うとアルカリ性が意識されるのはある程度強いアルカリ性です。リトマス試験紙が変色するぐらいの強さは必要でしょう。pH>7の意味ではなかったはずです。だからアルカリというのもある程度アルカリ性が強い物質ということになります。水に溶けなければ酸性もアルカリ性もでてきません。
金属の水酸化物はたくさんあります。全て酸と反応して塩を作ります。でも水によく溶けるのは一部です。イオン性物質は水に溶けるとイオンに分かれます。金属の水酸化物では水に溶けるものはアルカリ性が強いです。OH-がたくさんでてきます。
だから「水に溶ける塩基=アルカリ性が強い塩基」であると言うことが出来ます。

酸との反応では共通であってもアルカリ性の強さではかなりの違いがあるのです。
塩基は「塩の元」という意味ですから酸との反応の共通性で付けた名前でしょう。
英語では塩基をbase、塩基性をbasicと言います。多分同じ発想でしょう。(確かめてはいません。)
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この回答へのお礼

>水に溶けやすい塩基をアルカリと呼んでいる
そうなんですか、まだ中学生だもんで、高校の教科書が無いので少し混乱していました
回答ありがとうございました

お礼日時:2008/05/11 21:12

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