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インフレ懸念で債権から株へと資金が流れ、諸指標が悪くても株が上がっていますが、インフレだと何故株が上がると言えるのでしょうか?

アメリカはFRBが政策金利を下げても長期金利はどんどん上がっていますね。貸し出し金利が上がるということは返せなくなるケースが増え、サブプラはさらに損失が出る、消費は落ち込む、景気が悪くなる、企業業績は悪化する、株は売られるということになりませんか?

インフレ時は株高という説は過去においてインフレ時=景気が良かった時という統計があり、それに基づいて言っているのではないでしょうか?

スタグフレーションでも日経平均は上がりますか?過去のスタグフレーションの時、株価はどうだったか知っている方はいらっしゃいますか?

A 回答 (6件)

単純な話ではないでしょうか。


難しく考えないとすると

1)債権は、額面数値は変わりませんから、インフレ下では相対的に価値は下がります

2)株価はその企業が一生に産み出す付加価値の期待値、ですからインフレ下ではそれにリンクして付加価値(名目)は上昇しますので、債権よりは実入りが大きい
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ちょっと話が混ざっている気がします。




>インフレ懸念で債権から株へと資金が流れ、諸指標が悪くても株が上がっていますが、
これは違います。ここ最近で株が上がっているのは諸指標や企業の業績が良い(思ったほど悪くない)からです。
3月くらいまでは、アメリカの経済成長率はマイナスで大手金融機関の破綻までも考慮した株価になっていたので、潰れるほどは悪くない金融機関の決算や、マイナス成長に落ちていないアメリカの成長率を見て、「なんだ、思ったよりマシだ」と株価が上がっています。


>アメリカはFRBが政策金利を下げても長期金利はどんどん上がっていますね。

FRBが政策金利を下げている時に長期金利は下がりました。長期金利が上がりだしたのはFRBが政策金利の下げ止めを示唆し、上記のように経済指標が思ったよりマシだという認識が広まったからです。
⇒景気が回復すると思うから長期金利が上がっています。



インフレ時は株高の話ですが、これは極端な例を考えればいいと思います。今日から明日の1日で紙幣価値が1/100になるインフレが起きたとします。

そうすると企業が生産するモノ(車であれ、家具であれ、サービスであれ)の値段は上がります。
⇒企業の創造する価値が名目では増えます
⇒株価は上がります。

仮に株価が上がらないケースを想定しましょう。そうするととんでもないことが起こります。企業が持っている資産(土地や機械、その他)が100億円で、株価時価総額200億円だったとします。100倍のインフレが起こるということは、その企業が保有する資産の価値が1兆円になります。
もし株価が上がらなければ、200億円出して株を買い占めれば1兆円の資産を手に入れられます。
こんなことはありません。資産価値が1兆円になったのであれば、その所有権である株の価値も上がります。
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インフレになりますと株式は騰がります。

製品価格の値上げが市場で受け入れらる状況になりますから、会社の利益も増えます。株式は上がります。値上げしたくとも、値上げを受け入れられる状況にない、値上げを受け入れさせる能力がない場合は、会社の利益はあがらず、株式もあがらない。
FRBが政策金利をさげても長期金利が上がるのは、不動産や金融関連以外では設備投資等が盛んだということでしょうね。不動産や金融関連以外に、景気の良い分野がたくさんあるということでしょう。
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この回答へのお礼

皆さん、インフレ時には株は上がるとのご回答ですが、調べてみましたら、第一次オイルショックと第二次オイルショックの時には、原油暴騰、物価は狂乱、そして株価は暴落したようです。だいぶ長い間スタグフレーションが続き、中小企業の倒産は激増、大企業でも業績低迷が続いて大変だったようです。

インフレ=株高と浮かれているこの頃、大丈夫かなーっとハラハラして見ています。これからまさにスタグフレーションが始まろうとしているのではないでしょうか???

お礼日時:2008/06/04 18:14

>調べてみましたら、第一次オイルショックと第二次オイルショックの時には、


>原油暴騰、物価は狂乱、そして株価は暴落したようです。

これはインフレ⇒株価安ではなく、物資の欠乏が原因です。株価を左右する要素はインフレだけでなく、様々な要因があります。インフレが株高要因でも、他要因がそれ以上にマイナスに株価を引っ張れば株価は下落します。

仮に

・インフレ:株価 +5%
・他要因A:株価 +2%
・他要因B:株価 -3%
・他要因C:株価 -2%
・他要因D:株価 -5%
・他要因E:株価 -3%

なんて状態ですと、インフレが株価を上昇させる力を持っていても、実際の株価は下落します。


物資欠乏などによるインフレの場合は、国内企業の活動が停止してしまうので、国内企業の業績が落ちます。そうすると「インフレで企業の資産やサービスの価値が上昇するので株高要因」 vs 「企業の業績低下による株安要因」で比較して株安要因の方が強い場合は株安になるということです。


他要因を一切無視して、「インフ」レだけを切り取れば株高要因です。
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インフレは株価を上げます。

これは必然です。
ただし、これは長期的にみての話です。
短期的にみてしまいますとランダムウォークしますから予測できません。
この辺の話は金融工学系の本を一冊読まないと理解できないと思います。

シーゲルという経済学者が過去200年に渡る統計をとっています。
それによると1800年の1ドルは現在60万ドルになって運用されています。

インフレがなぜ株価を上げるのかはリターン(配当)が増えるからです。
物価が上がれば企業も物の値段を上げます。
短期的には買い控えなどがおこりますが、長期的には値上げの分だけ企業の収支も増加します。
それに対して配当を増加せよという圧力も高くなり、株価を押し上げます。

>インフレ=株高と浮かれているこの頃、大丈夫かなーっとハラハラして見ています。
私もそうなるとみています。
私の読みはもっと具体的な根拠があるのですが、ここでは記述を控えます。
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この回答へのお礼

多くの方から回答をいただきありがとうございました。長期的にはインフレ=株高かもしれませんが、目先はどうも・・・CPIが上がるとどの国でも株が下落していますね。

円安で材料コストが上がり、それを売値に転嫁できるところは株も値上がりするでしょうが、なかなかそれも値上がり分を全部転嫁とはいかないような。賃金は伸びず、生活が苦しくなるので買い控えで、企業の業績は低迷しませんか?企業間の格差は確実に増大するでしょうね。勝ち組の企業を見極めて投資するなら中長期的にはいいかもしれませんが。

お礼日時:2008/06/13 18:03

ANO.3 ですが、インフレ=株高といってうかれてはいません。

インフレになっても、日本の株式が大きく上がることはないと見ています。円相場の流れが円安の方向にあると見ていますから、円安になると外国から見れば日本の株式は低迷し、ボロ株ばかりとなります。ですから私は、現在せっせと外国株を仕入れています。数年後には5-6倍になって帰ってきてくれるものと期待しています。
第一次オイルショック、第二次オイルショックですが、このときの原油高騰は産油国側が先進国、消費国側の搾取に対する怒りの値上げでした。これに対して先進国側は新価格体系等といって、製品価格の値上げでボールを打ち返しました。これで日本は大いに潤い、株式もあがり、給料は2-3年で倍になりました。確かに、原材料価格が暴騰するのですから放漫経営、いい加減な経営をやっている会社は倒産します。しかし大会社の社長達の中には、これは「千載一隅のチャンス」といって大きく値上げして大儲けし株式も2-3倍に騰がったのです。参考までに。
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