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患者血液から細菌、入院は19人に…整形外科・点滴液作り置き
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/200 …

上記記事では、看護師が点滴を作ったそうですが、それは一般的なことですか?
点滴パックを購入するのではないですか?
今回の点滴は特殊なものだったのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

薬剤師として病院に勤務しています。



>看護師が点滴を作ったそうですが、それは一般的なことですか?
(特に外来における)看護師の調整は一般的です。しかし作り置きは一般的ではありません。

>点滴パックを購入するのではないですか?
今回投与された薬(ノイロトロピン)にキット化された製品は存在しません。

>今回の点滴は特殊なものだったのでしょうか。
一般的にはキット化された注射製剤の方がむしろ特殊といえます。


1日の予想患者数(あるいは予約患者数)分の注射薬を事前調整することで効率はよくなります(効率向上は待ち時間の短縮につながるため、正しい効率向上策は患者さんのメリットでもあります)が、予想(予約)数を下回った場合、廃棄する必要に迫られます。廃棄分の費用は当然病院が負担するものですが、いかにこれを少なくするかについて、何らかのアプローチが経営陣から現場に対して行われているはずです。この解決策として調整翌日の利用(廃棄分の再利用)を現場の独断で行ったものと思われます。
現場に一方的に改善策を押しつける経営陣、不適切な行為を行った看護師やその監督者など多くの関係者に責任がある事例だと思います。
良識ある医療機関は、今回の件を対岸の火事とは思っていないはずです。
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点滴を作るというのは点滴バッグに他の薬を混注する意味で使われています。


今回の事件では生理食塩水の点滴バッグにアンプル製剤のノイロトロピンとメチコバールを混注したようです。
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通常、たいていの診療所、病院では看護師が作るのが一般的です。


前日作ったことは問題だと思いますが、通常の点滴を作る作業では、なかなか細菌が入ることは、考えられません。その他にも何らかの原因はあったのではないかと推測されます。
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こんばんは、わたしは病院に勤務していた経験のある者です。


質問者さんへの回答でなくて申し訳ありません。

No.3の回答者さんが
>通常の点滴を作る作業では、なかなか細菌が入ることは、考えられません。
とお書きですが、約7年前に東邦大学が、点滴液を作る段階で7パーセントの確率で一般細菌が混入していると発表しています。

この汚染された輸液が常温のまま放置されていれば、細菌はどんどん増殖して今回のような被害が出るのは当然です。

上記の研究発表以来、クリーンルームで点滴液を作る等、配慮する病院も増えていますが、
まだまだ人の出入りの多い外来でマスクもかけずにおしゃべりしながら看護師が点滴液を作っている施設も多いです。

日本の医療もまだまだ未開の部分が多いと思わざるを得ません。
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