出血している人への応急処置について

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質問者：hitomi-hitomi#2
質問日時：2008/06/15 15:42
回答数：4件

緊急時、ゴム手袋がなく、出血されている方に応急処置をする場合、
どうすれば良いのでしょう。

先日、秋葉原の無差別殺傷事件で、負傷された方の中に
B型肝炎の患者さんがいらっしゃったので、救護活動に
携わった方に感染のおそれがあるので、名乗り出てくださいと
呼びかけの報道がありましたが・・・。

あの報道で、無防備に血液に触れてはいけないのだという
認識も持ちましたが、もし目の前で、人が出血をおこしていたら、
救急車が到着するまで、止血してあげたいのです。
特に、それが命に関わるほどの出血ならば、一刻も早く
止血してあげたいと思うのですが、ゴム手袋を使えない
状態でしたら、どうすればよいのでしょう。

教えてください。

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回答 (4件)

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No.3ベストアンサー

回答者： wbhunt
回答日時：2008/06/15 17:59

血液感染の場合、処置する側の手に擦過傷などが有れば感染の確率は

大きくなります。（逆剥け等でも）
できれば、ゴム手袋とマスクを着用して応急処置するのが良いのでしょうが、
緊急の場合は「運に任せる」しかないかと・・・
処置後は速やかに消毒（強めのアルコールでも構わないので）をしましょう。

四肢の止血について、基本は圧迫止血（指で血管を押さえる方法）ですが、
それで止まりきらない場合に緊縛止血となります。
緊縛止血は、それ以降に流れる血液を（止めなくても良い血管まで）完全に止めてしまう方法なので、長時間緊縛し続けると細胞が壊死を起こします。（通常は最後の手段で、しかも定期的にゆるめる必要があるので
一度講習を受けた方が手当てした方が良いです。）

圧迫も緊縛も使えない部位の場合は、清潔なタオル等で負傷部位を
強く押しているしかないのですが、これも傷を広げたりすることがあるので注意が必要です。

とは言っても、出血がひどい場合は応急の手当てが不可欠ですので、
躊躇無くできる勇気を持つことが大事です。

痛ましくやるせない事件がこれ以上起きないことを願います。

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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答、本当にありがとうございます。

手って、自分では気づいていないだけで、些細な傷を
おっていることって、結構ありますものね。
やはり、普段から薄いゴム手袋や小さな消毒液を
持ち歩く方が良さそうですね。

止血といっても、いろいろやり方があるんですね。
場合に応じて、適切な止血をするためには、やはり
講習会などで専門家に直接、ご指導していただいた方が
良さそうですね。

「躊躇無くできる勇気を持つことが大事です。」との
ことですが、これが一番かもしれませんね。
実際、目の前で大量に出血している人を見かけると、
足がすくんで動けなくなってしまうかもしれません。
まずは救護者自身が、冷静になることが大切ですね。

本当にこれ以上、悲しい事件が起こらないことを祈ります。