dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

損益計算書を作成する上で、当方あまり経理は得意では無いので分からない部分が出てきました。
「限界利益」をわかりやすく説明して欲しいです。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

限界利益という言葉は「管理会計」の用語ですので損益計算書作成の上では使わないと思いますよ。

損益分岐点売上の計算式ではよく使われます。計算式は次のよおりです。
限界利益=売上高ー変動費
あるいは上の式から
限界利益=固定費+経常利益
となります。
変動費というものは外部購入価額のことです。内容は原材料仕入、副資材仕入、製品・商品仕入・・これらは在庫も含めるので材料費、製品・商品の売上原価ということになります。あとは外注加工費と燃料費(最近では電力料を入れることもあります)とです。
固定費は販売管理費、製造原価のうちの変動費(外部購入価額)を除いた労務費、減価償却費、工場消耗品費などの経費、営業外収益や営業外費用(金融利息が主です)になります。
従って純然たる商社では
限界利益=売上高ー売上原価
になりますから売上総利益と同じことです。
    • good
    • 0

損益計算の方式には二種類あります。


(1)全部原価計算
(2)直接原価計算
※ここで言う「原価計算」とは、一般的な製造原価計算のことではありません。全ての原価(売上原価、製造原価、販売費、一般管理費)を対象とする原価計算です。

一般の財務会計で行われる損益計算は全部原価計算方式にて行います。一般の損益計算書のどこを見ても「限界利益」という用語は登場しません。それは、「限界利益」は直接原価計算で用いられる利益概念だからです。

直接原価計算では費用を変動費と固定費に区分します。変動費は、企業の操業度(売上高など)に比例して増減する費用です。固定費は、企業の操業度には無関係に発生する費用です。

売上高-変動費=限界利益

です。

一方、全部原価計算では費用を売上原価(製造原価を含む)と販売費及び一般管理費とに区分します。

売上高-売上原価=売上総利益

です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!