真面目に質問させていただきます。
私の夫は30過ぎで某企業を独立し、数人と企業、今に至る45歳です。(私は41歳)
夫が独立するのを見越した上で、私は「家庭に男は二人は要らない」と思い、出産前に異業種勤務していた会社を退職しました。
分野は最先端分野での母校との産学で、科学に興味がある私でもちんぷんかんぷんな世界です。
従業員数が200名以上、社員は国内海外の大学を問わず行き来をし、年齢層も若く、活気に満ちているようです。
幸いなことに業績も順調で、「会社を売らないか」とのお声もかけていただくようで「もし売ったらスゲー利益だな」と笑いつつ、その気はなさそうです。
報酬はここで書くと叩かれるのが必須ですので、いわゆる株の配当も含めてご想像にお任せいたします。
実は最近夫が「あと5年後はリタイアしようかな~。 株を会社の奴らで欲しがるみんなに売ったら何をしよう?」と言い始めるようになりました。
そのときは50歳です。
数名での共同経営なのでその仲間に株を譲渡すれば済む話だと思います。
夫は「営業部門」の責任者のような立場です。
ここ1~2ヶ月は家庭への帰宅もかなり早く、リビングでほろ酔い状態が多いのですが、以前の接待や深酒がかなりたたっているような気がしてなりません。
そこで質問なのですが、
自営業の経営者がリタイアを考え始める時期、そして実際に行動を起こすであろう時期というものはどのくらいの「時期的な幅」があるものでしょうか。
私の友人で知財分野での仕事(弁理士業務)をこなし成功を収めていたイギリス人は、50歳前半で早くもリタイアし、牧場を購入し豊かに暮らしています。
このような「大橋巨泉」風な早期リタイアライフが日本人にもありうるものなのか。
「勤勉が美徳」な日本人には向いているのか。
夫は中学から大学まで一貫した球技スポーツを続けてきた体育会系で、人脈も幅広く、身体を動かす趣味が多いです。
逆に「芸術面」には疎く、国内海外での美術鑑賞くらいです。
将来は今のクルーザーでの釣りに飽き足らず、釣り船屋を開きたいとまで言っています。
また冗談でフランスにワイン畑でも買って楽しむか♪などと二人の夢は尽きません。
でも50歳ではちょっと早すぎる気がするのです。
かといって夫はいつまで働くつもりなのでしょう。
こんなことはもちろん夫が決めることですが、
一応私にもアドバイスを求めてくることが用意に想像できます。
でも私には今までの「夫が生きがいをかけてきた仕事への思い」がよくわからないのです。
長文になりましてすみません。
経営者として、今までの仕事をリタイアする時期や仕方というのはどのようにお考えなのか、また第二の人生をどのようにお考えなのか(新たなビジネスを始めるとか、何でも構いません)。
似たような境遇の経営者の方々にうかがいたいと思いました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
私は、年齢は、余り関係ないような気がします。
ご主人が、次の人生設計が、出来ているなら、50歳でも、早くはないでしょう。基本的に、今の会社の現役役員(経営者)を辞めても、登記簿上、記載が無くなるだけで、持ち株を全部、渡す必要も無いですし、定款の定める限界までは、優良会社なら一般株主として、持っているのも、方法だと思います。
人間、次のビジネスに、ぴたっと、入れ替われることは、少ないでしょうから、5年分とかくらいの、2重にダブった、経済的にも、人脈的にも、自由に動ける体制は、必要と思われます。また、リタイヤを公表した途端、今まで協力的だった人脈が、まず、半分は、去っていくでしょうね。その辺の読みを間違えると、次の仕事が、つまづきます。
大体、自分個人についている人脈か、会社と言う組織についている人脈か、判断して、まだ、50歳ですから、しばらく、海外旅行しても、1-2年で、飽きますので、新しいビジネスを、はじめることには、なるのでしょうね。
今までの「夫が生きがいをかけてきた仕事への思い」がよくわからないそうですが、本人にも、現状は、よく解らないものです。数年後に、あの時は、こんな考えだったと、言えるくらいの感覚だと思いますよ。
計画はあって、ないようなものです。
まずは、健康あっての人生ですから、健康管理を優先して、一度、顧問なり、会長なり、代表取締役を引くことも、考えのひとつでしょうね。
15年の歴史の若い企業ですので、世論の風向きが変わると弱い部分も多いと思います。そこを、充実させるのを、自分がやるのか、他人がやるのかの違いでは、ないでしょうか?
海外進出企業は、トレンドに乗ってるときは、強いですが、流れが変わったときは、弱いと言うか、下手をすれば、倒産する企業もあります。
ご主人が、自分の時代は、ここまでと、動物的本能で、思われたなら、ついていく以外に無いのでは?
本能で、感じるものですから、説明なんて、出来ませんよ。奥さんに、話したって、なんとなくそう思うって言うくらいのことでしょうから。。
お忙しい中のご回答に心より感謝致します。
>また、リタイヤを公表した途端、今まで協力的だった人脈が、まず、半分は、去っていくでしょうね。
夫の会社絡み以外の「人脈」は大学の体育会時代の友人・知人がほとんどです。
独立前に在籍していた某大手企業時代の付き合いはほんの数名です。
回答者様の仰るとおり「その会社で築き上げた人脈」は「次の起業」には繋ぎにくいのですね。
>ご主人が、次の人生設計が、出来ているなら、50歳でも、早くはないでしょう。
次のビジネスに50歳という年齢は必ずしもハンデにはなりえないということでしょうか。
>基本的に、今の会社の現役役員(経営者)を辞めても、登記簿上、記載が無くなるだけで、持ち株を全部、渡す必要も無いですし、定款の定める限界までは、優良会社なら一般株主として、持っているのも、方法だと思います。
なるほど、そのような手段もありえますね。
夫の性格的に「仕事面では完璧主義かつ超几帳面」なので、次の事業を立ち上げる際は今の仕事関係をリセット・オフにする気がします。
>15年の歴史の若い企業ですので、世論の風向きが変わると弱い部分も多いと思います。
>そこを、充実させるのを、自分がやるのか、他人がやるのかの違いでは、ないでしょうか?
かなり専門性の高い分野ですので、一般の周知には及ばない所ですが、逆に国内外を含めて競合他社との競争がシビアなようです。
また「次期社長、幹部候補選び」も内輪で想定しつつ、「自らの引き際」を彼らは考え始めているようです。
彼らはせっかく自分たちが築き上げた仕事が軌道に乗ったので「飽きてきた」のでしょうか。
>ご主人が、自分の時代は、ここまでと、動物的本能で、思われたなら、ついていく以外に無いのでは?
>本能で、感じるものですから、説明なんて、出来ませんよ。
なるほど、「動物的本能」ですか。
夫は極めて論理的思考をするものの、「ここぞの場面」で「賭け」に出ることを嫌としない性分です。
意味のない自信というか潔さというか。
次の事業の際は大失敗、或いは頓挫することも大いに心積もりをして、
そのような逆境にこそ「妻の本領発揮」が出来るよう、私も日々精進していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
質問者様と同世代で経営に携わる者ですが、ご主人と同じ考え方の経営者ではない様です。
早期リタイヤライフは、日本人とか外国人とかでは無く、セレブには合致してないんです。
欧州でも貴族などは、アジアと同じく、継承,残す文化です。
従い、早期にリタイヤし、キャピタルゲインで・・・なんて考えは、持ち合わせていません。
財産,人,自らの名などを残す必要が無い資産家は「成金」と言います。
また、私の理想も、実際に尊敬する経営者も、引退≒死です。
現役で活躍するかどうかでは無く、死ぬまで事業を通じ、あるいは直接的に、人や社会に貢献し続けることを心掛けるのが一流の経営者だと考えています。
それ以外を目的とする経営は、金儲けと言います。
セレブを目指すのであれば、次は何に心血を注ぎ、何を残し、社会や人への貢献をお考えになれば良いです。
成金を目指すのであれば、思いのままに楽しく過ごすだけで良いと思います。
私の妻なら、私にこういうアドバイスをしてくれると思います。
お忙しい中のご回答に心より感謝致します。
>私の理想も、実際に尊敬する経営者も、引退≒死です。
>それ以外を目的とする経営は、金儲けと言います。
そのような「男前」な「一流の経営者たる心構え」があるのですね。
私には夫がそのような気概を持ち合わせているようにはみえません。
家庭には一切仕事を持ち込みませんし、実際の所も良くわかりませんが、今の事業を死ぬまで続けるということはありえないようです。
>欧州でも貴族などは、アジアと同じく、継承,残す文化です。
従い、早期にリタイヤし、キャピタルゲインで・・・なんて考えは、持ち合わせていません。
>財産,人,自らの名などを残す必要が無い資産家は「成金」と言います。
質問者様同様、私も欧州に若干馴染みがあります。
「de」のつく親友が一人いますが、彼女に「真相」を尋ねたところ、彼女の家系は「アンシャン・レジーム以降の新参者」だそうで、その「世界」では「かなり肩身の狭い家系」だと笑っていました。
例えば「オルレアン」のような大貴族は「お金」「仕事」などというものは以前は話題にするのも「タブー」な感覚を持っているから別世界だとも言っていました。
私の「貴族感」は彼女の話を主軸にしているので極めて狭い見方ですが、
なまじ「貴族」というのも楽ではないのだなぁ、と思いました。
つましい生活の彼女ですら仏化粧品会社の「お飾り的就職」に「とても」満足して、まんざら「de」を嫌悪する気もなさそうで。
たかが「氏」されど「氏」なのですね。
夫もやはり50歳でリタイアしたとしても「全く無職」はあり得ないようです。
「フランスでワイン畑を所有」したとしても、「ビジネス」に繋げてしまう性分だと思います。
ちなみに今の世界的なワイン投機熱は凄いですね。
私は回答者様の仰る「セレブ」を目指すつもりも資格も全くありません。
夫も「残すべき」は「二人の娘の幸せ」と「へんてこりんな代々の『氏』」で十分だそうです(笑)。
ただ「真のノブレス・オブリージュ」の足元には及ばないものの、微力ながら今まで以上にボランティア活動に携わっていきたいと思っております。夫も参加できるとなお良いのですが。
本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
■経営者として、今までの仕事をリタイアする時期や仕方というのはどのようにお考えなのか、また第二の人生をどのようにお考えなのか(新たなビジネスを始めるとか、何でも構いません)。
似たような境遇の経営者の方々にうかがいたいと思いました。
あまり似ていない境遇です。
だって、僕の会社は今のところ、僕が存在して初めて値段が付く会社だ。つまり売れない。買い手がいない。(笑)
どうしようかねぇ…。
面倒になったら、解雇予告手当を払って、解散しちまうか?
そうもゆかない。
マジメに、いろいろ準備していますよ。
ともかく僕が居なくても価値がある会社にするのが先決だ。
自分が作った会社に、自分の必要性がなくなるようにするって難しい。
「仕事」はなんとかなっても、「経営」と「リスクの負担」、「象徴としての必要性」、「社外に対する一種の威圧」、僕が果たしている機能を他の人間に代替させるのは、意外に難しい。
まあ、なるようにしかならない。
僕に出来ることは何でもやる。
それでも出来なかったら、そこでどうするか考えます。
みんなには、「問答無用で解散」と言って危機感を煽っていますが…。(笑)
第二の人生ねぇ…。
仕事は続けます。
身軽になって、少なくとも70才までは続けたい。
というか、60歳くらいの時に、僕無しでも動くようにして、緩やかに身を引くのが一番無難なのかも知れない。
引退という発想よりも、僕が居なくても会社が存続する、少なくとも従業員が生活の糧を失わないという状態を徐々に作り出すことによって、仕事とそれ以外の時間のバランスを変えてゆきたい。
それは、既に始まっています。
やることはたくさんある。
僕にとってビジネスは一つ。
だから、他のことをする。
いくらでもあるよ。
妻と旅行だって良いし、勉強もしたい。売れない小説の一冊も書いてみたい。
トレーニングだって、楽器だって上手くなりたい。
少しずつ「引退」というかフェイドアウトしながら、一生働いていることが出来れば、そして少しずつ他のことも楽しめれば、僕は幸せだ♪
正直ね、全く働かない人生って、まだ想像できない。
お忙しい中のご回答に心より感謝致します♪
>だって、僕の会社は今のところ、僕が存在して初めて値段が付く会社だ。つまり売れない。買い手がいない。(笑)
これって「創業者冥利」と「代表取締役社長」であるが故の贅沢な悩みなのかもしれません。
>「仕事」はなんとかなっても、「経営」と「リスクの負担」、「象徴としての必要性」、「社外に対する一種の威圧」、僕が果たしている機能を他の人間に代替させるのは、意外に難しい。
なるほど、そういうことなのですね。
私の父は嫁姑問題で母をかばいきれなかった「世界で最もヘタレな男」ですが(笑)、会社では何故か会長まで上り詰めてしまいました。
余程人材に乏しいレベルの低い会社だったに違いない!
たまにランチをすると「これから囲碁を誰それとする」「ゴルフが~」等と非常にとたわいのない内容ばかりで「雇われ社長というのは老害」ではないのか?と我が父ながらふがいなく思ったことがありました。
「結局いてもいなくてもど~でもいいじゃん」な役職に映ったので。
それで椅子にふんぞり返って「一流の経営者とは~」とトグロを巻かれたらまさに裸の王様ですよね?
また友人のお父様は某企業の「中興の祖」とまで言われた方なのに、長く会長を続けて結局は失脚なさってしまいました。
「一生仕事を続ける」というのは容易い事ではないのかもしれません。
でもオジサマのお話を伺って、なるほど、60~70歳まで自分の会社の存続をかけてユルユルfade outしていく方々もいるのだな、と目からウロコになりました。
さぞかし、ご自分の会社への愛着もひとしおなのでしょう。
>売れない小説の一冊も書いてみたい。
サイン入れて下さるなら頂戴してもいいですわよ(笑)
『谷間の百合』路線であって、渡辺センセ路線じゃないですよね?
それから。
「フェイク」の上に「本物」をのっけるのはやめて下さい(笑)
次回もやろうと思っていたのに気分がそがれました。
avec toute mon affection♪
No.4
- 回答日時:
#1です。
ご主人さまのように、自分で、事業を始める訳でなく、やむなき、始めさせられた経験の持ち主です。それらの事業継承のため、養子に行ったり(婿養子ではありませんよ)。また、別な事業では、襲名したり、公益法人を、独自で、立ち上げたり(これは、新設を2回しました)。1回目のは、兄弟に譲りました。など、途中で、JC活動をしたり。結構、勝手なことを、やり続けていますね。今は、違う事業の免許関係を、取りました。「その会社で築き上げた人脈」は「次の起業」には繋ぎにくいのですね>>>>>これは、実際、第2法人を、別途作ったときに、第1法人に、関わっていて、付き合ってくださったのは、いわゆる、学生時代と同じ気持ちで、お付き合いが、相互で出来ていた人のみです。すこしでも、元請け、下請けとか、前法人の業務に、今後も関わる人は、全部、ついて来なかったです。私の徳の無さでしょうが、相互に、心から信頼できて、自分の奥様を説得してでも、ついていく人財は、あまり無いと見た方が良いです。
次のビジネスに50歳という年齢は必ずしもハンデにはなりえないということでしょうか>>>>
近所の元ヘラルド興行の会長は、40歳で、初めて、事業に手を出し、成功した人でした。かように、年齢は、関係なく、気持ちの若さでしょうね。
次の事業を立ち上げる際は今の仕事関係をリセット・オフにする気がします>>>>>これは、かなり、危険ですね。この景気状態では、いつ何が起きてもおかしくはありません。私自身も、精神的には、ご主人の考えの方が楽でしたが、結局は、繋ぎの期間は、そのために、身内にやっかいになった結果になりますね。
また「次期社長、幹部候補選び」も内輪で想定しつつ、「自らの引き際」を彼らは考え始めているようです。
彼らはせっかく自分たちが築き上げた仕事が軌道に乗ったので「飽きてきた」のでしょうか。
>>>>>同じような性格の集団でしょうから、起業するまでが、楽しくて、そこからは、続かないのです。成熟した企業になるには、全く性格の違う人種が、こんどは、育て成熟させ、専門1本だけでなく、いざとなれば、転身できる材料と体質を持った企業にしないと、いけません。この部分は、実に、地味で、特に2代目がこの部分を完成させても、全部、初代の功績になってしまいます。
その関係から、幹部候補者は、心が揺れるのでしょうね。つまり、会社自体が、若いってことです。この感覚は、辞めてみて、初めて解るものです。
そのような逆境にこそ「妻の本領発揮」が出来るよう、私も日々精進していきたいと思います。>>>>この辺は、さじ加減が難しく、妻としてなのか、女性実業家なのか、はっきりしないといけません。同じ事業で、実業家は、2人は、不要なのです。あくまで、妻としてか、あるいは、夫を当てにせず、自分が、実業家になってしまうかでしょうね。
ヒラリーさんも、良いところまで、戦えたでしょう。結局、クリントン元大統領が、居たから、良かった部分もあり、居るので、戦いにくかった部分もあるでしょう。
再度のご回答に心より感謝致します。
>これは、かなり、危険ですね。この景気状態では、いつ何が起きてもおかしくはありません。
>私自身も、精神的には、ご主人の考えの方が楽でしたが、結局は、繋ぎの期間は、そのために、身内にやっかいになった結果になりますね。
これは金銭面の意味でしょうか。
もはや身の丈以上の、十分に足りるほどの報酬を既に得ておりますので、あえて今更「キャピタル・ゲイン」を見越す、あてにしているわけではありません。
でもやはり次の事業を立ち上げる際にはまとまったかなり大きい資金が必要なのでしょう。
>同じような性格の集団でしょうから、起業するまでが、楽しくて、そこからは、続かないのです。
>成熟した企業になるには、全く性格の違う人種が、こんどは、育て成熟させ、専門1本だけでなく、いざとなれば、転身できる材料と体質を持った企業にしないと、いけません。
なるほど、そういうことなのですね。
確かに難しい話だと思います。
急成長で将来性がある若い会社にも克服すべき点が沢山あるのですね。
>妻としてなのか、女性実業家なのか、はっきりしないといけません。>同じ事業で、実業家は、2人は、不要なのです。あくまで、妻としてか、あるいは、夫を当てにせず、自分が、実業家になってしまうかでしょうね。
夫が暇そうな私を見てよく「何かお店でも持ったら?」「お教室でも展開したら?」と提案するのですが、私はあまり興味がないのです。
できれば夫にもっと定年まで働いてもらい(鬼嫁)、「設計からプロデュース」まで一貫して「コルビュジエ サヴォア邸風美術館」を作るのが私の密かな夢なのです。
全然実業家とはま逆の金食い虫ですね。
それに夫に「私が支えているって実感ある?」と聞いたところ、「う~ん。すぐメソメソするから俺がしっかりしなきゃ、と思わされる。」だそうです。
とても支えるどころではなさそうでした凹
ただ「笑ってそばにいるだけでいい」というのは間抜け以外の何者でもない気すらしています。 情けない。
本当にありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
これは金銭面の意味でしょうか。
でもやはり次の事業を立ち上げる際にはまとまったかなり大きい資金が必要なのでしょう。
>>>>>
そうですね。生活費と言うより、新規事業資金ですね。思わぬ出費があるものです。自分の場合、用意したお金以外に個人債務を1億ほど、2回、返済しました。かなり、質問者は、金銭面に余裕があるようですが、なくなるときは、早いですよ。
大体、他人の予想の10倍の資金は、必要ですね。つまり、新規開拓事業必要予算、初年度経費が、1億と算出されれば、1年間のうち、1日は、10億の決済が廻ってくると思ってください。それくらいの感じですね。年平均債務1億のために、たった1日、繋ぎ資金10億が用意できなければ、倒産ってことですね。
「設計からプロデュース」まで一貫して「コルビュジエ サヴォア邸風美術館」を作るのが私の密かな夢なのです。
全然実業家とはま逆の金食い虫ですね。 >>>>これを、奥様が死亡後残そうと思うと、財団法人を設立せねばなりません。つまり、法律上は、1億の寄付金があれば、出来るのですが、実際は、10億以上無ければ、文化庁なり都道府県なりが、認可しないでしょう。個人資産を、美術館所蔵品以外で、10億用意するのは、大変でしょうね。
法人化しない場合は、息子、娘さんの代で、所蔵品は、散逸せざるを得ません。贈与、相続税を勉強されてから、美術館構想は、考えましょう。なお、最低、認可に2年掛かりますから、私の場合、1つめの法人認可までに、10年、2回目は慣れましたけど、5年は、かかってます。特殊な例なので、ただ、弁護士にお任せって言う訳には、行かないのです。つまり、民法法人の設立意志は、弁護士では、現せないのです。
再度のご回答に本当に心より感謝申し上げます。
>生活費と言うより、新規事業資金ですね。思わぬ出費があるものです。
なるほど。おっしゃる通りですね。
しかも次の夫の事業が今のような大学絡みでない限りは銀行の調査信用問題も厳しいことが予想されます。
>大体、他人の予想の10倍の資金は、必要ですね。つまり、新規開拓事業必要予算、初年度経費が、1億と算出されれば、1年間のうち、1日は、10億の決済が廻ってくると思ってください。
起業された自営業の方々は日々厳しい世界と渡り合っているのですね。
あらためて尊敬してしまいます。
仮に「フランスでワイン畑を購入、栽培、醸造のビジネス」をするとなるとまさに博打です。
「道楽の楽しみ」と笑える心の余裕がないと難しいかもしれません。
>つまり、法律上は、1億の寄付金があれば、出来るのですが、実際は、10億以上無ければ、文化庁なり都道府県なりが、認可しないでしょう。
>個人資産を、美術館所蔵品以外で、10億用意するのは、大変でしょうね。
土地の選定・購入、建築設計費、法人設立ならびに美術館経営運営諸費用。
これに「目をみはるべき美術館所蔵品」と「10億以上」かつ「ゆとりある生活余剰金」「夫の新規事業への潤沢な資金」を用意するのは
かな~~り厳しいと思います。
ただでさえ父方、母方の土地を全て処分しても今のご時世は厳しいですし、相続税が・・・(泣)
個人が資産を残すということはなかなかに難しく厳しいですね。
本当に私は勉強不足だと思い知らされました。
>つまり、民法法人の設立意志は、弁護士では、現せないのです。
え、10年もかかったのですか?! 気が遠くなる事業なのですね。
しかも「採算を度外視するような個人美術館構想」など、まさに荒唐無稽な戯言としか思えなくなってきました凹。
都心の一等地でなくとも、たとえば箱根なり那須、蓼科にみられる個人美術館など簡単に設立できるものと思っておりましたが、どれだけ個人資産があったのでしょう。
あるところにはある、ということでしょうか。
私たちなどとてもとても・・・。
大変詳細かつためになるお話をお伺いできて勉強になりました。
本当にありがとうございます。
No.6
- 回答日時:
#3です。
オーナー経営者の引退って「子離れ」に似ているのかもしれない。
いつまでも手をかけていては、逆に精神的に自分が作った会社に依存してしまいかねない。
しかし、厄介なのは、子供のためなら自分の身を投げ出すことができても、自分の作った会社のために身を投げ出す事は出来ない。
あれほど生甲斐を感じていたのに、だんだん重荷と感じてしまうところがある。
なんか、イマイチ愛情の足りない親子関係のようだ。(笑)
そうはいっても、それなりの人数の人生がかかっているのだし、おろそかにもできない。
■また友人のお父様は某企業の「中興の祖」とまで言われた方なのに、長く会長を続けて結局は失脚なさってしまいました。
「失脚」なんて事が出来たら、気楽だろうね~。理想かもしれない。(笑)
僕、結構幸せだから、別に全く別の仕事をしたり、牧場に引っ込む必要は無いんだ。
ただ、後の事を心配することなく、責任を引き継いでくれる人間が育ってくれればありがたい。
そして、子育てが終わった後の夫婦のように、会社が一本立ちした後も、自分なりの仕事を続けながら、やりたいことを一つ一つやってゆけば、それで幸せな老後だと思うよ♪
セレブとはかけ離れた中小企業のオヤジだね。(笑)
再度のご回答に本当に心より感謝申し上げます♪
>あれほど生甲斐を感じていたのに、だんだん重荷と感じてしまうところがある。
何故このようにお感じになるのでしょうか。
「飽きた」、もしくは「年齢的なせい」、はたまたご自分の関心事が「趣味の世界>仕事」になりつつあるとか。
>「失脚」なんて事が出来たら、気楽だろうね~。理想かもしれない。(笑)
確かに。 次期経営陣が否応なしに決定するし、楽でしょう。
ちなみにその方は現在某所の「理事長」におさまってますから、あの時「失脚」して正解だったかもしれません。
世渡り上手な人は確かにいますが、「超一流の経営者」としてはどうでしょう(笑)。
何を持って「超一流の経営者」とすべきなのか。
私は「社員を路頭に迷わせず業績拡大させかつ安定させる」ことが出来ればそれだけですごく素晴らしいことだと思うし、
別に「超一流」を目指さなくともいいんじゃないかな、と思うのですが。
単に志の低い妻に志の低い夫の組み合わせ、なのかもしれません(笑)。
>ただ、後の事を心配することなく、責任を引き継いでくれる人間が育ってくれればありがたい。
これってなかなかに難しいことなのでしょうね。
特に初代が会社に影響力を数パーセントでも残す限りにおいてはどうしても。
それが共同経営でない全く個人のオーナー企業であれば尚更ではないでしょうか。
お願いですから私の素敵な美術館のスポンサーになって頂戴。
何でも言うことを聞きますから(笑)
なんなら『売れない小説』まとめて引き取らせていただきます♪
No.7
- 回答日時:
No.2です。
お礼有難うございました。私が経営する会社は、オーナー系の企業グループに所属しています。私は経営者ですが継承者で、私自身は成功者ではありません。
回答すべき立場では無いようです。
成功者には、限られた時間の中で、2通りの選択肢があるんでしょう。
一代の栄華を極めるか、子々孫々の繁栄を目指した仕組みや文化の構築まで行うかです。
いずれの選択をしても、成功者ご本人は、それなりに幸せなんじゃないですかね?
しかし私は、対極する二つの成功例を、同列に賞賛する術は持ちません。
再度のご回答に本当に心より感謝申し上げます。
回答者様はきっと幼い頃より「帝王学」を躾けられてお育ちになられたとお見受けしました。
例えが貧弱で恐縮ですが、私の従兄弟の中に「二人の姉とは比較にならないほど別格に厳しく躾けられた弟」がいます。
靖国神社そばの幼稚園から持ち上がりで通学した気のいい従兄弟で、現在はやはり家業を継いでいます。
もしや似たようなタイプではないでしょうか。
間違っていたらごめんなさい。
「何故姉達と弟」でこうも母親の態度が違うのだろう?と当時は不思議でしたが、今思うに「継承者」と見込まれての子育ては「筋の通った躾け」をする必要があったのかもしれません。
今の時代はより男女の垣根がないですから、男女同様に育てるのかもしれませんが。
夫の実家は九州のど田舎で地元では旧い(格式高いわけではありません、笑)家で通用しています。
夫は早くに「理系宣言、脱田舎宣言」をしてしまい、今は次男が家を継いでいます。
でも蔵には「鑑定団」に出しても遜色ない物がぞろぞろあって、
私は夫以上に夫の家の蔵に出入りがしたいくらいなのです。
例えば素晴らしい金彩の施された蒔絵の御椀一式とか。
次男のお嫁さんは全然興味がない人だから譲ってほしい←強欲
夫にはどうやら「伝統、既存の価値」から逃避傾向があるようです。
とはいっても、歳を取ればわからないかもしれません。
ところで継承者というものはまたそれでご苦労が耐えないことかと思います。
ご参考までに、どのような資質が求められるかお伺いできたら幸いです。
伺って夫に進言できるほど私は夫に頼られておりませんが、とても興味があります。
よろしくお願い申し上げます。
No.8
- 回答日時:
重荷になった理由?
飽きたんだろうね。
どんないい女だって500回抱けば飽きるだろうし、あとは愛着といった感覚かな?僕と会社の関係も。(笑)
仕事に対するモチベーションは本当に落ちたよ。
かってのような仕事に対する意欲はない。
それでも、経営の面白さと金の魔力でなんとかモチベーションをむりやり挙げています。
■お願いですから私の素敵な美術館のスポンサーになって頂戴。
何でも言うことを聞きますから(笑)
オタクの浮気夫殿の方が金回りよさそうだよ♪(笑)
Merci a votre conseil♪
>重荷になった理由?
>飽きたんだろうね。
なるほど。
「飽きた」と言えるほど「完全燃焼出来た」ということでしょうか。
「経営の面白さ」と「さらり」と言ってのけるのは、簡単なようでなかなかどうして、
すごく至難の業だと思います。失敗すると地獄が待っているでしょうし。
「大明神」としてではなく、素直に「経営者」として尊敬しちゃいます♪
>オタクの浮気夫殿の方が金回りよさそうだよ♪(笑)
ありゃりゃ、巧く逃げられちゃった(笑)
「金回りのよさ」は底抜けに明るい文体から拝察できますが??
「フェイク」が「本物」より評価が高いなんてありえるのかしらん?!
(今朝は唯我独尊&自信過剰。 もうちょっと続けようかな♪)
No.9
- 回答日時:
No.2です。
> ご参考までに、どのような資質が求められるかお伺いできたら幸いです。
良い文化を継承する信念。
悪い体質を改善・革新する勇気と行動力。
後は、良い文化と悪い体質は似ていますので、的確な判断と、その判断に対する自信だと思います。
その結果が、私が次代に残す文化です。
帝王学など、学んで身に付くものじゃないと思いますよ。
あることに自分で気付くか気付かないかだと思います。
学べるものではない点は、一代の成功者でも、松下幸之助翁とホリエモンを比べりゃ顕著でしょう。
松下翁は、帝王学を学ばずに、帝王学の教師になりました。
ホリエモンは、最高水準の教育さえ見限った天才ですが犯罪者です。
再度のご回答心より感謝申し上げます。
>良い文化を継承する信念。
>悪い体質を改善・革新する勇気と行動力。
>後は、良い文化と悪い体質は似ていますので、的確な判断と、その判断に対する自信だと思います。
>その結果が、私が次代に残す文化です。
例えばサントリーのような多角化経営、つまり醸造所、美術館、コンサートホールなどの運営という企業文化のことでしょうか。
それともコングロマリットとして大まかにくくる事柄なのでしょうか。
なかなかに企業文化というものも奥が深そうですね。
>松下翁は、帝王学を学ばずに、帝王学の教師になりました。
元中国の指導者から三顧九頭の礼をもって賞賛される先人は偉大だと素直に思います。
私には何の参考にもなりませんが、一度は著書に目を通してみたいと思います。
>ホリエモンは、最高水準の教育さえ見限った天才ですが犯罪者です。
彼はただ単に「分不相応なお金の魔力」の虜になり、犯罪へ陥ったのだと思います。
経営者という名のマネーゲーマーでしょうか。
本当にありがとうございました。
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