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丁寧語の質問です。 "ご週末を!"と"お週末を!"どちらが正しい?

妻と論争になっています。

A 回答 (6件)

こんにちは。



音読みの前には「ご」、訓読みの前には「お」が正しい場合が多いですが、例外はあります・・・・・
・・・・・って、そんなことは、どうでもよいことです。

「お週末」と「ご週末」は、どちらも間違いではなく、かつ、どちらも非常に奇異で、使う人はほとんどいません。
どちらも、限りなく×に近い△です。

つまり、
△お週末
△ご週末
○週末
です。


ちなみに、
文化庁が敬語の分類を従来の3種類から5種類に増やし、
「おビール」などの言葉を「美化語」という新ジャンルの範疇に入れたというのは、
従来、正しい敬語ではなかったのに、使う人があまりにも多くなって定着してしまったからです。

ですから、
「美化語という、れっきとした敬語だから正しい」
のではなく、
「使われているから、美化語に入れた」
というだけのことなのです。

今後、「お週末」あるいは「ご週末」という言葉が広く使われるようになれば、美化語の仲間に入れてもらえることでしょう。


【結論】
奥様との論争に勝ちたければ、ご自分がお好きなほうを世の中に広めましょう。
(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
すっきりしました。

お礼日時:2008/07/15 15:21

ANo.4のjo-zenです。

補足します。

「お~」「ご~」のように頭につけて使う場合、丁寧語というより丁寧表現もしくは美化語という範疇になります。上品とされる言い回し・言葉遣いということです。但し、度をすぎると、逆に下品になってしまう場合もあります。何でも「お~」「ご~」にすればいいということにはなりません。その辺は注意を要することになります。

なお、「お○○」が一般的なもので、「○○」が漢語であるものの例として「お食事」「お下劣」などがあります。「お」がつくのは大和言葉が一般的だということの例外になります。「お下劣」は、「ご」だと「ごげ」と濁音が続いてしまうために「お」が使われるようになったと思いますが、度をすぎて、逆に下品になってしまった例だと思います。

「お食事」は、「御食事」が「お食事」と読まれ、書かれるようになったと思われますが、「食事」が生活に密接に関連していて、漢語という認識が希薄になった結果なのかなとも推測します。なお、現在では使う人も少ないかもしれませんが、「ご食事」という言い方も存在はします。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2008/07/15 15:21

名詞の前に「お」「ご」「御(おん)」「み」「尊」「貴」「玉」などをつけて、丁寧語にする場合、特に「お」と「ご」の使い分けは、一般的には、大和言葉には「お」を、漢語には「ご」を付けることが多いようです。



  「心(こころ)」は、「お心」(または「み心」ともいう)が適切
  「客(きゃく)」「寿司(すし)」「笑い(わらい)」なども「お~」が適切  

  「週末」は漢語になりますので、「ご週末」が適切
  「亭主(ていしゅ)」、「愁傷(しゅうしょう)」、卒業(そつぎょう)」なども「ご~」が適切

となるかと思います。つまり、漢語とは「音読み+音読み」の漢字の組み合わせだと考えればいいと思います。その場合は「ご」をつけるということです。例外もあるかもしれませんが。

適切な使い分け例の説明として、私が考えるのが、

  「名前(なまえ)」は「お名前」ですが、「氏名(しめい)」は「ご氏名」となる

というものです。大和言葉(やまとことば)・漢語の違いを納得してもらえ易いかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/07/15 15:22

どんな言葉にでも「お」や「ご」を付けられるわけではありません。

例えば「うどん」や「そば」に「お」をつけて「おうどん」「おそば」とは言いますが、「おラーメン」という人はほとんどいないでしょう。(念のためにグーグルで「おラーメン」を検索したら4500万件もありましたが、よく見たら「しおラーメン」でした)「お中華そば」ともほとんど言いませんね。

「外来語にはつけない」など一応の原則(ということは例外もある)はありますが、最終的な決め手は慣習というか、「世間一般に使われていて聞く人が自然に感じるか(不自然に感じないか)」だと思います。その点では「ご週末」も「お週末」も、世間一般に広く使われているとまでは言えず不自然に感じますので、別の言い方を工夫されたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

やはりそうですね。
とても納得のいく回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/13 10:55

現在の敬語の分類だと「ご」や「お」をつけるのは丁寧語ではく尊敬語や美化語です。

補足までに。

「御週末」という言葉は見かけませんので、おそらく美化語としてはあまり使われないかまったく使われていないのでしょう。
「良い週末を!」という言葉を敬語表現とするなら、
「良い週末をお過ごしください」(「週末を過ごす」から変化)
とするのがよろしいかと思います。
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この回答へのお礼

いや、本当に勉強になります。
私が習った頃には敬語の分類は3種類だったと思うのですが
今は分類も変わっているんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/丁寧語#.E4.B8.81.E5.AF.A7.E8.AA.9E

"週末"には、"お"も"ご"もつけない!というのが正しい日本語なんでしょうね。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/07/13 06:27

付けるとすれば、「お」じゃないでしょうか。


ただし、ラジオなどでパーソナリティが「よいお週末を!」というのは、聞いたことがないような気がしますね。

参考URL:http://www2.ocn.ne.jp/~haruniwa/nipponia0502c.htm

この回答への補足

ついでに
お祝儀 と ご祝儀
どちらがいいですか?

補足日時:2008/07/13 06:28
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この回答へのお礼

参考URLはとても参考になりました。
googleで調べると"ご週末を"の方が多かったのですが
日本語のゆれもあるのかと思いました。

お礼日時:2008/07/13 06:16

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