文系の博士号は30%くらいの人しか取得できないと新聞で見ましたが本当ですか?

大学みたいに、大学院を普通に卒業しただけじゃ博士号は貰えないんですか?

偏差値の低い大学院でも、やはり博士号を取ることは出来ないんですか?(中には誰でも入学できる大学院もありますけど、博士号取れないんですか?)

A 回答 (9件)

博士号の意味が理系と文系では全然違うみたいですね。


博士号取得は理系はいわば研究者としてスタート地点ですが、文系では研究者としてゴールなのでしょう。なぜそうなのかは歴史的なものでしょうか。
最近は変わってきているようです。以前聞いた話では、京大法学部の教授でも博士でないが多いそうで、京大の法科大学院のほうのサイトを見ると確かに博士でない方が多数派のようです。(法学部本体ではありません。また博士号を持っていてもあえて記載していない方もいるのかもしれませんが)

参考URL:http://lawschool.law.kyoto-u.ac.jp/teacher/index …
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まず、大学と大学院は大きく違います。

大学院では学位論文を書くことが修了の条件です。特に博士論文では、オリジナリティや実証性が厳しく見られます。これは博士号が1人前の研究者の証明であるからです。

とはいえ、普通の研究者には博士号を出さない状況が続いてきたことも事実です。実際の状況は、大学や学部によって、大きく異なると思います。
一般的には、社会科学、特に経済学部や新設の大学院の方が博士号を出すことに積極的です。人文科学は相対的に遅れていますが、これも実際は個々の研究科によって大きく事情が異なるはずです。

また、理系と違い文系では、ポストドクターの枠が少ないという事情もあるかもしれません。悪く言えば、理系は金食い虫ですが、人やお金の使い道があります。一方、文系は安い上がりな反面、雇用を生み出しにくいのです。文系では研究が個人作業になりがちであったり、あまり実用的ではない分野も多いからです。(もちろん、例外もあります。)そのため、就職が決まる前に学位を出すことが少ないのかもしれません。

それから、私は苦労しなかったのですが、学会発表の機会や論文掲載が難しいという事情もあるようです。院生が多くなった分、学会は規模が拡大したものの、学会の大会や掲載紙の枠まで拡大しているわけではありません。むしろ、院生など学生の希望を裁くのに四苦八苦することがあります。
学会では、発表には司会者やコメンテーターをつけます。会場設営のスタッフだって、先生やゼミ生が中心なので集めるのに苦労します。お金がつく学会は別ですが、ほとんどの学会は手弁当やわずかな謝礼だけなので、商業的なサポートサービスは利用できません。
論文を掲載するには、査読を経るわけですが、これも基本的に無報酬です。無報酬で見ず知らずの学生の論文を添削してあげるわけです。しかし、それなりの学識がある先生に頼まないと査読になりませんし、またいい加減なコメントで誤魔化すわけにもいきません。そのため、一部の先生に「金にならない仕事」が集中するのです。
全く駄目な論文と、けちのつけようがない論文の審査は、Yes or Noの世界なので楽です。しかし、手を入れないとだめだが、何となるかもしれない論文は、様々なコメントやアドバイスをつけないといけないため非常に手間がかかります。

このように大学院教育や博士号の問題は、単に学校教育の範疇に収まるものではありません。一般の方にも、学会での仕事(半強制ボランティア?)の実情をご理解いただきたいと思います。
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文系は博士が出にくいのは事実ですが、これでもだいぶ出やすくなっているんですよ。

特に国立大学は最近文部科学省から文句を言われて博士号を出し始めたようですので、内実乱発しています。
今の60代の教員世代にしてみたら、まず、博士後期課程に進学すること自体が難関でした。基本的に博士後期課程にあげないことが通例になっていたんです。それでも、さすがに博士後期にあげなければ、ということでだんだん博士後期に学生をあげるようになり、現在、だんだんと博士号を学生に与えるようになっているという状態です。
今第一線で活躍している研究社のデータを見れば、殆どが「満期退学」になっているのではないでしょうか。修士さえろくにでていない教員もいたりしますよ。それは別に出来が悪かったのではなく、「慣例として」ださなかったためです。(または家庭の事情)

なので、現在は昔と比べたらかなり、博士号は文系でもとりやすくなっています。
そのかわり、「博士号を持っていることがアカデミックポストに就く前提条件」にもなりつつありますけどね。求人票を見ると。

ちなみに、大学でも学士号をもらって卒業するには大体の学部で「卒業論文」が必要になりますよね。
大学院の場合は、修士号をもらうために「修士論文」、博士号をもらうために「博士論文」を提出しなければなりません。
提出しないと(しても教員が「これじゃだめだ」と不可にしなければ)卒業にはなりませんから、自動的に満期退学になるわけです。大学でも卒論は単位の一部ですから、ださなければ退学になるでしょ?同じです。

まあ、博士号の場合、それにプラスして学会での発表&指定の学術雑誌での論文記載が必要条件になりますが。

偏差値の低い大学でも博士号はとれますけど、上記にあげた学会&論文掲載で、駄目な学生ははじかれますから、無理じゃないかと。学会は誰でも発表できるわけではないですし、雑誌への論文掲載も編集委員による選別がありますからね…。

あ、あと、博士号をとるためには公開の審査があります。明らかに博士は無理でしょう…という学生はそこで外部から「は?」と思われるのではないかと…。
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博士後期課程があったら偏差値が相対的に低いとされている大学でも博士号は取れますよ。

ただ、就職先は所謂名門大学か、その分野を専門に研究している大学研究室の方が、有利でしょう。
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理系は博士号がひとつの専門家としての(企業研究職なども含む)ステイタスのようなものですが、文系は職業に結びつかないので、ビジネススクールなどでさえ、博士号は乱発しないのではないでしょうか?。

オーバードクター問題もありますし、博士号取得段階で、アカデミックポストに就けるということを前提として出来るだけ厳しい学位発行をしている気がします。
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博士号は,大学院を修了したらもらえるものではなく,


「博士号にふさわしい業績を上げたこと」
が条件となります.

理系の場合は新しい発見や問題解決などが業績として認められますが,
文系の場合は業績を判断するのが難しいので,なかなか博士号を与えられないようですね.
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確かに偏差値の低い大学は博士号を出しやすい傾向がありますが、博士号はどの大学の何先生の下でとったのかが重要ですので、取れれば良いというもんではありません。

変なところで博士号とっても、偽健康食品の広告に出てくる、怪しい博士ぐらいにしかなれません。一番運が良い場合でも、その大学で教員になれる程度でしょう。

理系でも大学院は、講義の単位をとれば、学位がもらえるような場所ではありません。理系でもそうなんですから、文系はなおさらです。理系の場合は、指導教官の研究課題の一部や周辺をやる為、チームエフォートが働きますが、文系の場合は、個人個人が独立して研究を行うので、成果が目に見えるまで時間がかかるのではないでしょうか。
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イタリアなんかは大学教授の多くが博士号とる前に死ぬという話。

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偏差値の低い大学院の方が博士号を出すのは事実です。


逆に、高い大学院はまず出さない。例外は筑波大で、あそこは東京教育大から変わったとき、できるだけ出すという方針を打ち立てたから。それでも、博士在学中はむずかしいようで、出てしばらくしてから論文出してやっと、のように見えます(内部のことはわからないが、取った人を見ると)。
あとは外国の大学院で取ります。これも取りやすい大学院があるようで、取ってる人の大学院の名前がわりと同じだったりします。そこでも博士課程を出たあと、しばらくして論文提出してやっと取れるようです。
とにかく、博士号を出す大学院でも、在学中に論文を出すこと自体が非常にむずかしいようです。
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一方で文系で優秀とされる大学は大都市圏、それも東京に固まっており、東京以外で早稲田・慶應の文系より上だと言い切れる大学は京大くらいしかなく、その京大も関西大都市圏の大学です。東京都内と関西以外の文系の大学で優秀と言い切れる大学がほとんどない理由は何でしょうか。

そして世界に目を転じると、理系であれば日本にも優秀な大学はあるが、文系だとアメリカ、イギリスに優秀な大学が固まっている現状があるわけですが、そうなっているのも同じ理由でしょうか。

Aベストアンサー

「優秀」の軸が偏っていませんか。

あなたにとっての理系の「優秀な大学」は大学ランキング、研究実績を指すのでしょう。その場合は「富国強兵」のために設立された帝国大学がどうしたって資金も環境も優先的に整うようにできています。だから地方(の中核都市)にも人材が散る(残る)わけです。

一方、文系のあなたのいう「優秀」の根拠はマスコミの発表する就職ランキングの類でしょう。

理系では研究力としては低くとも就職で言えば早慶を筆頭に、薬学部や四工大など都市部私立理系の強固なマーケットもあり、「市場の評価」は国公立に対して必ずしも低いとはいえません。

文系のほうはそもそも国公立文系は「民間人気企業の事務系に人材を送り込むための機関ではない」のです。地域のリーダーとして公務員の階段を昇るのが最高の出世筋でしょう。そちらでは都会の私大はさほど強くありません。「都会の民間の大口需要」に対しマンモス私大が機能しているだけ、とも言えます。

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 課程博士の方にも在学時のエピソードや生活パターンを聞きたいのです

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文系博士後期在学中の者です(比較文化論専修)。

大学や分野によっても異なりますが、私の大学ですと第二外国語は必修です。博士後期試験では英語+第二外国語の翻訳試験が課せられました。レベル的には辞書無しでその分野の論文が読める程度です。

生活パターンですが、仕事と両立するのは相当大変です。確かに大学に行くのは月1~2回程度なのですが、準備が大変です。基本的に、指導教授に論文指導をしてもらうために行くので、何か書いたものを持っていかないと授業ができません。

博士後期だと、年に3本程度の論文は出さなければいけませんし、学会発表もしなくてはなりません。投稿雑誌にもよりますが、私の場合だと大体原稿用紙50枚程度の論文が多いです。ちゃんとした審査があるような学会誌に掲載されないと、認められませんので注意が必要です。こういった学会誌は年1回~2回の発行だったり、審査にかなりの時間がかかります。

著書が論文のかわりとなるケースは、論文博士ならありえますが、課程博士ではあまり聞かないです。ある程度権威のある出版社から、学術書という形で出版した著書なら、論文の代わりとして十分でしょうが、自費だと認められない可能性はあります。

博論は分量の規定はありませんが、原稿用紙で1000枚ぐらいの人が多いように思います。また、分野によっては日本語の論文のみでも受付けてもらいます。こればっかりは大学によっても違いますので、わかりません。

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正直、バイト時間分、睡眠時間削ってます。私の場合、1日最低10時間は確保できないと、ちゃんとした論文書けないので…。
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以上、経験談ですが、少しでも参考になればと思います。

文系博士後期在学中の者です(比較文化論専修)。

大学や分野によっても異なりますが、私の大学ですと第二外国語は必修です。博士後期試験では英語+第二外国語の翻訳試験が課せられました。レベル的には辞書無しでその分野の論文が読める程度です。

生活パターンですが、仕事と両立するのは相当大変です。確かに大学に行くのは月1~2回程度なのですが、準備が大変です。基本的に、指導教授に論文指導をしてもらうために行くので、何か書いたものを持っていかないと授業ができません。

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Q東京近辺の文系大学は………

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学士号が大学卒業、修士号が大学院卒業だったと思うのですが博士号は何ですか?

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 koizumiitoさん こんばんは

 難しい話はさて置いて、#3さんの説明が解り易いかと思います。ただし間違った記載もありますので正しく記載しますね。

 多くの大学には、学部と大学院があります。学部を卒業した時に取得する学位が「学士」です。

 大学院は、多くは前期2年(この事を「修士課程」とも言います)と後期3年(この事を「博士課程」とも言います)に分かれます。ただし医学部・歯学部・獣医学部・薬学部の場合は、学部を卒業するのに6年かかりますよね。この様な6年制の学部の場合は、他の学部と同じで卒業時に取得出来る学位は「学士」ですが扱い上は「修士相当」となります。したがって6年制で卒業する学部を卒業後に進学する大学院は、特別扱いで4年制の「博士課程」のみです。

 大学院前期2年を修了した場合受けられる学位は「修士」になります。その後後期3年に進学するのですけど、この後期3年を終了して運良ければ「博士」と言う学位が取得出来ます。
 ここでなぜ「運良ければ」と記載したかですよね。大学院前期2年の場合は、研究者の卵なので終了時点で教授会に提出する修士論文はほぼ教授会で学位承認される内容で作る様に担当教官が指導するので終了さえすれば「修士」の学位取得は出来ます。もし修士修了時に学位取得ができない場合は、指導教官の指導力を疑います。後期3年の場合は、いっぱしの研究者と言う扱いになるので指導教官も学生の論文内容を指導する事はありません。学生が自力で論文を作る事になります。したがって後期3年終了時点で教授会に提出した「博士論文」が教授会で承認されるかどうかは何とも言えません。ここで承認されなければ、後期3年を終了しても「博士」と言う学位を取得出来ない場合も多々あります。理系の場合は多くは後期3年終了時点で「博士」取得出来る場合が多いのですけど、文系の場合は終了しても「博士」取得できない場合が多々あります。この場合は「オーバー大学院」と言って、別途費用を払って学籍を確保して研究を続けて「博士論文」を書き続けると言う事をします。

 「博士」と言う学位については「論文博士」と言う取得方法があります。この「論文博士」とは、試験を受けて大学院後期課程3年終了した人と同等の学力がある事を認められた人が、教授会に「博士論文」を提出して認められて取得する「博士」と言う学位です。したがってこの場合は、大学院に進学しなくても「博士」と言う学位を取得出来ます。ただしこの方法で取得するのは多くの大学で少なくする傾向が最近は顕著で、例えば大学の職員に就職(助手等)した方が「博士」取得してない場合に適応される場合が多い方法です。

 koizumiitoさん こんばんは

 難しい話はさて置いて、#3さんの説明が解り易いかと思います。ただし間違った記載もありますので正しく記載しますね。

 多くの大学には、学部と大学院があります。学部を卒業した時に取得する学位が「学士」です。

 大学院は、多くは前期2年(この事を「修士課程」とも言います)と後期3年(この事を「博士課程」とも言います)に分かれます。ただし医学部・歯学部・獣医学部・薬学部の場合は、学部を卒業するのに6年かかりますよね。この様な6年制の学部の場合は...続きを読む

Q文系は大学で何を学べばいいか?

文系大学生の大半が何のスキルも会得せずに大学を卒業し、
社会に出ていると世間では言われています。

弁護士や公認会計士、公務員等を除けば、
文系大学生は「4年後営業職につく為」に大学に通っているのでしょうか。

「文系学生の未来」と「これから大学に入学し何をすべきか」、
考えがある方は教えていただけないでしょうか。

私自身も私立文系学生です。「決して文系批判の質問」ではないです。
客観的な考察がある方は、是非、教えて頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 こんにちは、少しばかり大学教育に携わる者です。先ずこの二重構造のご質問をそれぞれの視点から立て直してみます。
(1)「世間では」大学それも文系学部に学ぶ方々を「何のスキルも会得せずに大学を卒業し、社会に出ている」と揶揄している
(2)この現象に対し「質問者様ご自身」はどの様に受け止めているか

 (1)の問題はしばしば耳にする話です。一般的な大学教育それも文系の法・経学部などは「社会に出てつぶしのきく学部」とのいわれのないイメージに基づくものであり、また実際にそうした学生もいることでしょう。形だけをみればこのような判断もありえます。しかしながら「社会科学」としてこれらの学部を理解しようとする学生やだ学にとっては不幸なことであるともいえます。
 両者の間には明らかな乖離と相当の距離もあります。志あるといっては語弊があるかもしれませんが、大学教育を「社会や世界の枠組みを認識し、それらと人間の関わり方がどうあるべきか」などの視座を得るためのトレーニング期間と位置付けている側からすれば、「為にするための知識を得る場」との短絡的な発想には怒りと絶望感を抱き、一方のキャリアスクール的な位置付けからすれば不満を爆発させるだけでしょう。
 何も文系学生の選択が「4年後の就活それも殆どは営業職」とは限りません。またその営業職も一括りに「営業促進活動」とも限らないでしょう。営業といっても販売からプランニングそして商品開発までと間口は広うございます。
 逆に専門職といっても、SEはシステム構築やプログラミングのみに携わるわけでもありません。システムといっても金融もあれば流通もあり、それぞれの職業分野の特性を踏まえないパソコンオタクのようなものを提供してもユーザーからはクレームが付けられるだけで商品としての価値もありません。
 またフィナンシャルプランナーも保険知識だけで成り立つ職業でもありません。公的な社会保障の意味と毎年の様に改訂される施行細則などの法的知識も持ち合わせねば、商品としての保険を販売するための説得力もないでしょう。
 弁護士などの法曹を志すなら、法に関する専門知識と同時に社会的良識も求められます。従前では「法曹の世界だけでしか通用しない常識」と「社会の常識」の間に横たわる乖離も見られ、社会から見れば「何か近づきがたい特殊な人の世界」の象徴的な存在でもあった法曹を国民の手に取り戻すとの理念に基づいて新たな司法制度が模索されたこともご存知でしょう。法は決して飾り物ではありません。鑑賞するためのものでもありません。そして法のためにあるものでもありません。
 こうした「何のためにあるのかとの根源的な問い」に自身の言葉で答えるためのトレーニングを行う場所と僕は理解しています。こうした「原理」を追求するとの意味ならば文系・理系の区別をする必要も殊更にないでしょう。
 世間のように「誤解に基づく一方的な印象や思い込み」を助長する背景には大学教育の大衆化なる、余り好ましくもない言葉があります。本来ならば「大学は専門教育を施し同時に研究する機関」ですから、無目的なままで入って来られても困ります。適切な学力が伴っていないままでも困ります。またやる気のない者には、どんどん去っていただいても別に問題はありません。

(2)質問者様ご自身が「目的意識や問題意識を見いだせない」と仰るのであれば、受験の出願時に「なぜこの学部領域を選んだのか」をもう一度自問自答してみることをお勧めします。今年入学したならば、まだ路線変更もしくは選択のやり直しも可能です。しかしながら専門課程や修士課程に在学しているのであれば、問題は深刻ともいえます。どんなちっぽけなテーマでも「これについて知りたい」などの問題はあるでしょう。それに対してのアプローチ方法も幾つかはお調べになり、幾つかの知見にも接していることでしょう。自らが培ってきた財産に目を向けることも大切です。

 質問者様の問いには「教育課程と社会構造の関連性」が色濃く陰を落としている印象もあります。日本の教育制度が単線型であり、対極にある複線型との違い、そして双方が抱えるメリットとデメリット、勤労者教育(これも専門教育の一つです)と学校教育の関連を含めた「教育と社会のありかた」にまで問題は及び、本質的には「個人と社会・国家の関わり」に収斂もします。個人がどの様な人生設計をするかは結局の所「個人の価値観」に行き着く問題になり、その「個人が出した答」には誰も介入する権利などはありません。「他の人と同じ」「横並びで画一的」は裏返せば、「意見を持つことができない」「顔のない人間」とも同じともいえましょう。
 僕の結論としては「大学は文系・理系を問わず、自らの意見を持つことができる人間を育成する場所」であり、簡単に言えば「日本的な意味での『変人』を堂々と育てる場所」となります。

 こんにちは、少しばかり大学教育に携わる者です。先ずこの二重構造のご質問をそれぞれの視点から立て直してみます。
(1)「世間では」大学それも文系学部に学ぶ方々を「何のスキルも会得せずに大学を卒業し、社会に出ている」と揶揄している
(2)この現象に対し「質問者様ご自身」はどの様に受け止めているか

 (1)の問題はしばしば耳にする話です。一般的な大学教育それも文系の法・経学部などは「社会に出てつぶしのきく学部」とのいわれのないイメージに基づくものであり、また実際にそうした学生もいることで...続きを読む

Q24歳で博士号を取得

大阪大学では特に優秀な学生は3年次を終了した後、大学院に進学することもでき修士1年、博士2年又は、修士2年、博士1年以上で修了できる道が用意されていますが、実際工学部で24歳で取得できる人なんかいるのでしょうか?そんな賢い人なら東大とかに行ってると思うのですが。教えてください。

Aベストアンサー

可能、不可能でいったら、制度がある以上可能です。
私の知り合いで、外国の大学で若くして博士号を取得し、27歳で助教授
になった人がいます。
ただ、若くして博士号を取得したからと言って優秀ともいえないし、
評価されるわけでもありません。
分野によっては論文が書きやすく成果が出やすい場合があります。
3年次で大学院に入学するということは、大学中退という不名誉な学歴が
残るわけですし、24歳の博士を受け入れてくれる土壌というものが日本
の社会にあるわけでもありません。
順当に博士号を取得した人と比べて、それだけ知識や研究能力に欠けている部分もあり、必ずしも評価されるわけではありません。
若くして博士になった人=優秀とは言えません。

Q文系は大学進学に不利なの?

私は将来の夢が決まってなかったのでどうしようとあたふたしながら 文系を選びました。

けれど理系の友達が…
なんで文系にいったの?
文系の人って大学いくの?
文系って有名なとこにはいけないでしょ?

と言われ。
なんだかんだ流しながらも
内心文系じゃ無理なのかなと思うようになってしまいました。
私は大学進学を考えても
いいんですよね?

Aベストアンサー

文系大学出身者です。
きっつい友達ですね。文系の文学や史学も立派な学問のひとつですよ。
様々な大学が門戸を広げています。もちろん進学できます!
高卒に比べても大卒の就職で選べる企業数は大きく増えますし、進学をおすすめします。

ただ、現実問題として理系に比べて就職が弱いのは事実です。
理系だと医学部や工学部、薬学部など実学なので、
大学で学んだことを就職後も知識として生かせます。

しかし、文系は文学部、史学部などといまいち仕事につながらず、
研究者はともかく「学んで何になるの?」と私も聞かれたことがあります。
好きだから大学まで行って勉強しているんですけどね(笑)
教育学部や語学関係の学部なら就職をまだイメージしやすいですけど。

大学は好きなことができる素敵な期間です。
ただ、文系の人は理系に比べて専門性が薄いせいで、
就職のときの倍率がきついことが多いです。
(誰でも入社できる会社を受けるから←入社後はそうも言えませんけれど)
在学中に外国後をマスターしたり、資格をとったり、
公務員試験の対策の予備校に行ったり、行きたい企業でバイトしたりと
対策を練らないと3年の秋に差がついてきます。

でもいいものですよ~
大学生活はなんだかんだ言いながら時間も自由に使えるので楽しかったです。
素敵な大学生活を送れるような、自分にあった学部・大学を選んでください。

文系大学出身者です。
きっつい友達ですね。文系の文学や史学も立派な学問のひとつですよ。
様々な大学が門戸を広げています。もちろん進学できます!
高卒に比べても大卒の就職で選べる企業数は大きく増えますし、進学をおすすめします。

ただ、現実問題として理系に比べて就職が弱いのは事実です。
理系だと医学部や工学部、薬学部など実学なので、
大学で学んだことを就職後も知識として生かせます。

しかし、文系は文学部、史学部などといまいち仕事につながらず、
研究者はともかく「学んで何になるの?」...続きを読む

Q博士号を取得して就職した方

よく博士まで行くと就職がないという話を耳にします。
理由のひとつとして専門が偏りすぎているため企業側が扱いづらいとのことです。
私からすると、修士卒の中途半端な知識・技術の人間より、3年多く研究してそれなりの知識・技術を体得している人間の方が企業にとってプラスではないのでしょうか?

博士を出て、企業、研究所、アカデミックに行かれた方、差別などを受けたかどうか御教授下さい。

Aベストアンサー

多分、企業側・博士号取得者側双方に問題があると思います。

博士側としては、「博士を取ったのにただのサラリーマンなんてできないよー」なんていう『見栄』や『驕り』で、非常勤講師やポスドクを渡り歩いている人も大勢居ます。

一方で、企業側は#1さんの仰ってるように、『専門が偏りすぎている』という偏見に基づいた見方をしているのも問題でしょう。

企業の問題というのは、質問者さんの指摘している「三年の経験は企業にとってプラスか?」という損得問題を超えた所に問題があるんだと、私は考えています。つまり、なんだかんだ言って学歴的な劣等感(というと語弊がありますが、、学歴的な差異という意味です。)が裏目にでてるのかなぁと・・・そんな心理的な問題も大きいと思います。

もちろん、学歴なんて社会に出てしまえばあまり関係ないですが、でも、例えば、ある企業で何年も働いて名刺に『主任』という肩書きが付いたとします、かたや新入社員で入ってきた博士君には、最初から『博士(工学)』とかいう肩書きが付いている訳です(修士までは基本的には名刺には載せません)。これじゃ、意識しない訳にはいかないかと・・・・。そこで、なにか問題が起こると「あいつは専門バカで使いにくい」とか、あるいは、そのような問題が起こらないように「専門バカの博士持ちはウチの会社にはいりません」みたいな風潮になるんじゃないでしょうか。

日本型年功序列というのは、スタートが大卒という横一線で、同期の仲で切磋琢磨しつつ、順番に、つまり同期の中で出世頭がいて、二番手、三番手と続いて、頂点を目指していくというスタイルです。多分、専門を二年程度勉強した修士までは、どうにかそのスタイルに当てはめる事ができているのでしょうが、五年間勉強している博士は、会社側でも、そのシステムの何処にどうやって当てはめて良いのか分からないのでは無いでしょうか。

ま、もっとも、コミュニケーション能力の無い院生が非常に多いというのも事実だとは思いますけどね。

多分、企業側・博士号取得者側双方に問題があると思います。

博士側としては、「博士を取ったのにただのサラリーマンなんてできないよー」なんていう『見栄』や『驕り』で、非常勤講師やポスドクを渡り歩いている人も大勢居ます。

一方で、企業側は#1さんの仰ってるように、『専門が偏りすぎている』という偏見に基づいた見方をしているのも問題でしょう。

企業の問題というのは、質問者さんの指摘している「三年の経験は企業にとってプラスか?」という損得問題を超えた所に問題があるんだと、私は考...続きを読む

Q大学の理系・文系

こんにちは。理系大学生です。
子供っぽい質問かもしれませんが、私の大学では(どの大学でも?)文系と理系の忙しさがものすごく違います。
私は理系で忙しいのですが、文系の友人はとても暇そうにしています。理系の学生が文系の学生より多く勉強したところでのアドバンテージはあるのでしょうか?
就職に有利などといわれますが、文系でも就職できますし、理系のよさがわりません。
いつ文系との差が、どういう形であらわれるのでしょうか?
自分で理系を選んで、親に学費を払っている立場でこのような質問をするのは生意気ですが、回答よろしくお願いします。

Aベストアンサー

私は理系です。
理系すばらしい!という考えの持ち主です。
それを踏まえたうえで。

4年間も何も考えずすごした文系に劣ると思っているのですか?
何かを考える時、例えそれが文系的なものだとしても、劣ると思いますか?
私は思いません。
経済だろうが、文学だろうが、時間をくれれば文系連中よりも理解できると思っています。
それは理系が考え方を学んでいるから。
それにモノを学ぶ事をやめた人たちとはやはり違います。

では逆に。
あなたの部下に理系と文系がいたら、理系のほうが大学で頑張ってきたんだろうな、と思いませんか?
もしそう思うのなら、あなたもそう思われるわけです。
それってアドバンテージじゃないですかね。
努力を見せる必要なく、努力してきた事を理解されるなんて。

コメントを一つ
>>
あくまでも、忙しいのは卒業の最低ラインが高いからであって、大学で勉強できる学問のレベルが文系より高いという意味ではないので誤解なさらぬようお願いします。
<<
勉強できる学問のレベルが文系よりも高くなくとも、学ぶのに時間がかかるのは事実。
ゆえに、文系の学問は短時間で学べてしまう事を意味している。
つまり文系が人生の中盤で理系に移るのは時間的に無理でも
理系が人生の中盤で文系に移るのは可能と言うことですね。
かんたんですから

まぁべんきょうできるれべるがたかくともまなばないのがぶんけいともいえますが

もちろん、文系でそうとう学んでいる方もいますので
そういう方に上述のことを言うと怒られてしまいますがね。
哲学なんかは今でも理系っぽいですしね
(正確には理系が哲学だが

私は理系です。
理系すばらしい!という考えの持ち主です。
それを踏まえたうえで。

4年間も何も考えずすごした文系に劣ると思っているのですか?
何かを考える時、例えそれが文系的なものだとしても、劣ると思いますか?
私は思いません。
経済だろうが、文学だろうが、時間をくれれば文系連中よりも理解できると思っています。
それは理系が考え方を学んでいるから。
それにモノを学ぶ事をやめた人たちとはやはり違います。

では逆に。
あなたの部下に理系と文系がいたら、理系のほうが大学で頑張...続きを読む

Q東京大学で博士号を取得したのに・・・

知り合いのAさんは学部から博士課程まで東京大学で、博士(理学)を取得したのですがポスドク3年目でなかなかポストの空きが無い状態です。実力が無いわけではなく、論文の業績もあります。ポスドクの期限が終わったらフリーターになるかもしれません。
Aさんみたいに優秀な人が大学教員になれなくて、いつも昼過ぎに来て土日休んでいるあのドクターの人がすんなり助教に採用されるんだから人生って不公平ですね。
大学教員になるにはボスの力や、専門や、運の力が大きいのでしょうか?

Aベストアンサー

私も某国立大学の博士課程をでましたが、私はそのままドクター登用していた民間の研究所に就職しました。

研究者は大学や研究所のニーズに対して、過剰状態です。これは紛れもない事実です。ポストは一度埋まれば当分空きは出てきませんし、大学はかなり厳しいと思います。ないと思ってかかったほうが良いでしょう。

ちなみにこのような場合には、人脈形成が重要です。ポスドクまでくれば担当教官のコネではなく、研究者であればAさん自身の人脈になると思います。どのような人脈を形成していたのかはわかりませんが、成果ばかりでなく研究者同士、あるいは先輩後輩の関係であったりコミュニケーションが大事なのです。学会は発表するのが一番の目的ではないと、私の師匠は常に言っていました。本当は色々な先生方とあるいは学生、研究者、留学生と飲みに行くのが目的なのです(笑)。こういう人脈形成が最終的に効いてきます。人材を取りたい側が事前に声をかけてくれない場合はいろいろな意味でポストにはなかなかありつけないと思います。

優秀さとは単に研究ができるだけではなく、人脈の形成においても優秀でなければなりません。大抵研究者として成功している人は若いうちから広い人脈を持っています。

ポスドクの3年間は就職活動の執行猶予期間という認識があまりなかったのでは…。ポスドク1年目から就職活動を積極的にすべきであることが本当は望まれるところだとは思います。

特に研究者としてのポストとして極めて難しい状況であれば、民間での就職活動を考えられたほうがそろそろ良いかもしれません。きっとAさんの実力が生かせる会社はあるはずです。2回目のポスドクやフリーター下落は研究者として日本においてあまり評価されません。あるいは研究者大国のアメリカを目指すのも一つの手かもしれません。ただ、アメリカにおいても研究者が過剰である状態です。

私も某国立大学の博士課程をでましたが、私はそのままドクター登用していた民間の研究所に就職しました。

研究者は大学や研究所のニーズに対して、過剰状態です。これは紛れもない事実です。ポストは一度埋まれば当分空きは出てきませんし、大学はかなり厳しいと思います。ないと思ってかかったほうが良いでしょう。

ちなみにこのような場合には、人脈形成が重要です。ポスドクまでくれば担当教官のコネではなく、研究者であればAさん自身の人脈になると思います。どのような人脈を形成していたのかはわかり...続きを読む


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