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妹に下垂体腫瘍が見つかり、愛知県のある大学病院のお医者さんからは3ヶ月ほど様子をみてそれから手術をするかどうか判断しようと言われています。
プロラクチンの値は110、コートリルという薬をもらっております。
ネットで調べるかぎりではカバサールという薬が下垂体腫瘍の薬で、コートリルは慢性副腎不全の薬とでてきます。
腫瘍の大きさをMRIで見たところ、まだ少しだけ隙間があるとお医者さんから説明を受けました。
3ヶ月様子をみることとコートリルという薬の処方が妥当なのか不安です。
また、東京の虎の門病院に有名な先生がおられるという情報をネットで調べました。その先生にも相談した方が良いでしょうか?
どなたかお詳しい方が居られたらご意見をいただければと思います。

A 回答 (4件)

専門家ではありませんので、お薬のことだけ。


カバサールは下垂体腫瘍の薬というわけでなく、高プロラクチン血症に対するお薬です。
私は下垂体腫瘍はありませんが、カバサール内服経験ありです。
下垂体には副腎皮質刺激ホルモンをはじめ、重要なホルモンを分泌する働きがありますので、補充する意味でコートリルを処方しているのではないでしょうか。
経過観察については、他のホルモンの数値や、腫瘍の画像、症状の有無(場所や大きさによっては視野に障害が出たり、成長ホルモンを促すタイプのものだと顔貌が変わったりします)など総合的に考えて判断されているのではないでしょうか。

http://square.umin.ac.jp/takafuji/BrainTumor/pit …
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。
カバサールに対する私の理解も不十分だったようでお恥ずかしいかぎりです。
参考URLも勉強になりました。
心より御礼申し上げます。

お礼日時:2008/09/21 21:43

ご心配のことと思います。

でも正しく理解してください。

下垂体はいろいろなホルモンを作る場所ですので、下垂体腫瘍でも全体としてどのようなホルモン分泌状態になるのかで薬が異なります。
下垂体は9種類ほどのホルモンを分泌しますがプロラクチンはそのうちの1つです。

下垂体の腫瘍には、(1)「ホルモン産生腫瘍」というホルモンを作りすぎてしまう腫瘍である場合と、(2)ホルモンを作らずにホルモンを作っている細胞を押しつぶしてしまうもの、とがあります。もちろん、悪性・良性、という分類もありますが、下垂体の場合悪性腫瘍は少なく、(1)と(2)の区別が重要です。カバサールなどの薬は(1)に対して、コートリルは(2)に対しての薬です。

投薬は、血液中のホルモンの量や腫瘍のでき具合で決めていきます。単純ではありません。

診断については何とも言えませんが、「3ヶ月様子をみることとコートリルという薬の処方」は正しい判断がなされていたことを前提にすれば「妥当」でありえます。

手術の方法はほとんど「型通り」ですので、東京まで行かずとも、愛知県内の大学病院でも通常は対応できる手術です。

セカンドオピニオンをお求めでしたら、名古屋医療センター(昔の国立名古屋病院)の脳外科の桑山明夫先生は、下垂体腫瘍の世界的な権威です(でした)ので、ご相談に行ってもよいでしょう。現在は、お弟子さんのグループが県内の大学病院や大病院で手術を行っていますから、そのお話も聞いてみるとよいでしょう。
上記の名古屋医療センターそのものも下垂体腫瘍手術の定評があります。
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この回答へのお礼

ご回答いただき心より御礼申し上げます。母親もご回答に感激しております。
ネットを使ったにわか勉強だけでは正しくできていませんでした。
焦って東京にいくこともないようですね、ご回答により随分すっきりしました。
担当の先生を疑うような気持ちにもなっておりましたので、反省しております。
名古屋医療センターにセカンドオピニオンを求めることを検討したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/21 21:41

 プロラクチン産生下垂体腺腫に対して外科治療と薬物治療のどちらを第一選択とするかについては長い間議論されてきました。

しかし2006年にThe pituitary Societyの特別委員会がプロラクチン産生腺腫の診断と治療のガイドラインを発表し、それによるとプロラクチン産生下垂体腺腫治療の第一選択は薬物治療となっています。

 標準的治療法として、まずはブロモクリプチン(パールデル)やカベルゴリン(カバサール)を使用し、無効例や服用困難者には他のドーパミン作動薬を試してみて、それでも無効な場合には手術、摘出しきれない場合などには放射線治療を追加する、という手順を踏むのが現在のスタンダードです。

 カベルゴリンには血中プロラクチンを低下させ腫瘍を縮小させる効果があります。腫瘍縮小効果は、ブロモクリプチンの場合、直径10mm以下の腺腫(マイクロアデノーマ)では80-90%、10mm以上の腺腫(マクロアデノーマ)では70%程度と報告されており、カベルゴリンはさらに有効性が高いと言われています。

 しかし薬物療法の欠点としては、内服を中止するとプロラクチン値が再上昇、腫瘍の再発・増大する可能性があることが挙げられます。したがってどのくらいの期間内服させれば良いのかという問題がありますが、これについては今も議論が続いています。

 以上を踏まえますと、まずはカバサール内服で3か月様子をみるという主治医の判断は妥当なものだと思われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
薬の投与や診断が妥当かどうか素人ではわかりませんので、専門家の方のご意見が聞けると心強く思います。
妹はとりあえず3ヶ月は今の病院で様子をみることになりました。
そういった判断にいたったのはOKWAVEで回答してくれた皆様のおかけです。
心より感謝いたします。

お礼日時:2008/09/27 16:07

 尚書き忘れましたが、質問文を読んだ限り、妹さんの下垂体腺腫はプロラクチン産生性のマイクロアデノーマだろうといった印象を受けます。

しかし、ほぼ確実にプロラクチン産生腺腫と言えるのは血中プロラクチン値が200ng/ml以上ある場合であり、今回の110ng/mlという値ではホルモンを産生しない非機能性下垂体腺腫の可能性も完全には否定できないのかなあとも思いました(画像所見を見せて貰った訳でもないので何とも言えません)。非機能性下垂体腺腫の場合には、手術治療が第一選択となります。

 その辺りは主治医の先生によくお話を聞かれのが良いでしょう。
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