
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
私は、自称「歴史作家」です。
>>普通の町人の若い男の人が肩からの袖がない着物を着ていました。
肩から袖のない・・・とは、ちょっと、想像がつきませんが、
袖のないシャツ(正式には「半襦袢(はんじゅばん)」と呼びました)は、「ありました」。
ただ、今日の半襦袢というと、着物を着る時の下着で、袖も「やや膨らみ」がありますが、江戸時代中期になると、庶民も安定した暮らしをするようになり、着物などに「こだわり」を自慢する者も出はじめました。
そして、仕事着として分類され、
棒手振(ぼてふり)・・・天秤棒を担いで商売をした「魚屋」「八百屋」「冷水売り」「金魚売り」「鈴虫売り」などなどの「行商人」の間で流行をしました。
そうですねぇ、想像を巡らせてもらいたいのですが、
現代の下着の丸首の半袖シャツで袖が肘くらいまである「筒袖(つつそで)」に近いもので商売をする者も、結構、大勢いました。当時としては、めずらしく「襟(えり)=首」の部分から、胸元にかけて「三つのボタン」で留めるような「高級品」もありました。
商売によっては、特に「夏場」は、「片肌」を脱いだり、「諸肌(もろはだ)」になって仕事をする時もありました。例えば、「大工」や「火消し」など。しかし、江戸の庶民は、結構、「贅沢」だったり「凝り性」だったので、肩から袖のないような着物は着なかったと思います。
また、女性はもちろん男性でも普通に街中を歩く時「肌」を見せて通行することは、「ご法度」でしたので、どのような描かれかたをしているかは分かりませんが、面白くするため・・・のように考えます。
まあ、昨今の女性で「へそ出しルック」「超ミニスカート」などは、江戸時代であれば、直ちに「御用」となったでしょう。
No.3
- 回答日時:
吾妻胴着という袖なし着があります。
ただしNo.1の答えにある半襦袢と同様、あくまでも下着でそのまま外出することはありません。筒袖を袖をまくり袖なし風にしたのでなければ、変な流行があったとしか考えられません。
No.2
- 回答日時:
>実際にこういった着物を当時着ていたのでしょうか?
江戸時代は、風俗に関しては非常に厳しい取締りがありました。
漫画とか時代劇ででているような姿で街中を歩くと、それだけで「御用」です。
番屋に連れられて、こっぴどく叱責を受け、親・大家の連絡がいきますよ。
元禄小町・小町ルックといわれた「短い着物」でも、膝下をあらわにする程度でした。これでも、当時としては驚きなんです。
当時の人々は(現在と違って?)TPOをわきまえていました。
街中で、むやみに露出する事はありません。
遊郭・旅籠・温泉宿に泊まっている場合や、大工・左官・魚屋・漁師・水夫(かこ)などの職業は暗黙の了解です。
漫画とか時代劇では時代考証を(あまり)行なっていません。
長方形のかけ蒲団で寝ていますが、これも間違いです。
NHKの篤姫でも、一部???な場面がありますし・・・。
質問者さまも、色々調べると興味が湧くかも?
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