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先ほどNHKのニュースを聞いていたところ、国連のWHO(World Health Organization)の日本語呼称としてアナウンサーは「世界保健機関」と言っておりました。
私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。
しかし、ILO(International Labor Organization)は昔から「国際労働機関」と称していたと思っています。

「世界保健機構」を「世界保健機関」にした経緯についてご存知の方はいらっしゃいますか?
Organization の邦訳が「機関」であったり「機構」であったり、どういうことか不思議に思っていましたが、いつの間にか「機関」に統一されたのでしょうか?誰がそのように提唱したとかの情報に興味があります。

A 回答 (31件中11~20件)

NHK放送文化研究所から「過去のニュースの原稿全てをお調べするのは不可能ですので、お答えしかねます。

」との返事が来ました。まだ、データベース化ができていないんでしょうね。
まあしかし、昔、読売、毎日が「世界保健機構」を長期にわたって(10年ほど)使い続けたということが明らかになりました。また、教科書も返事をくれた2社が、2社とも「機構」です。
そして当時「世界保健機構」を使わず、ずうっと「機関」だったと明言するマスコミや教科書会社は出てきません。
教科書を書いた人は学者です。WHOの訳語が「世界保健機構」で定着しているのを確認して原稿を書き、検定をパスしたものと思われます。
それにしても「世界保健機構」を使わず「機関」一本で来たと明言する会社が出てこないのが不思議ですね。
当時国会では「世界保健機構」といっている役人もいます。
国会の機構・機関の発言比率は、当時の一般社会の両日本語名の認識率と考えていいでしょう。
その比率から考えると、NHKも「世界保健機構」と言っていた可能性はありますね。
おそらくほとんどのマスコミや教科書は「世界保健機構」だったと思っても、それほど不思議ではありません。
いずれにしても「世界保健機構」も「世界保健機関」もWorld Health Organizationの訳語です。どちらも訳語としては間違っていません。
政府はWHO加盟時「世界保健機関」の日本語訳名を使っています。でも、マスコミがそれを使わなかったら法令違反だとか間違いだとかいうことは一切ありません。
マスコミが「世界保健機構」という別の日本語訳名を使い、それが日本中で長期にわたって使われ、教科書に載って、その教科書を文部省が認め、先生生徒から国会議員大臣までみんな使ったという事実があるだけです。
複数の大新聞が間違った訳語名を10年間も使い続けるわけがありません(^-^。
教科書を執筆した学者が、誤った訳語を長期に使い続けたり、それを文部省が見過ごしたりするはずがありません(^-^。
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前回答を書いている間に教科書会社から次のような回答がありました。



1.東京書籍
中学校社会の昭和31年度教科書では,「機構」の表記が用いられておりました。昭和31年度教科書の次の検定教科書になります昭和34年度教科書では,これが「機関」に改められており,以降「機関」が用いられております。

2.帝国書院
World Health Organization の Organization は,以前より,機構と訳される場合と機関と訳される場合が混在しておりました。弊社でも,出典としているものが異なった場合,機構と・機関が混在いたしていた時期がございました。現在は,外務省の表記にしたがいまして「機関」に統一いたしております。変更時期は,平成3年,4年頃に,順次行われたと記憶しております

二社には調査方法や表現の仕方に差があるものの、「機構」を使った時期があることは明白です。
返事があるものでハッキリした回答は、みんな「機構」を使っていたということのようですね。
質問者さんに記憶違いはありません(^-^。
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先程、毎日新聞から次の回答がありました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お尋ねの件について、データベースを検索したところ、1959年(昭和34年)から「世界保健機関」を使い始めている、それ以前は「世界保健機構」である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは有力な情報です!
これに力を得て、ご質問の最終回答を「昔、『世界保健機構』と呼んでいたことがあるかどうか」と「なぜマスコミが『機関』を使わず『機構』にしたのか」の二部に分けて、次のように仕上げてみました。

【第一部】昔、「世界保健機構」と呼んでいたことがあるかどうかについて

以下の情報を参考にしました。

1.質問者、回答者の記憶
 A.昔は世界保健機構
   mike_g、cyototu、shinsho4、ahkrkr
 B.はじめから世界保健機関
   sanori、nira_kana

2.ウィキペディア フリー百科事典
かつては、世界保健機構(せかいほけんきこう)の名称で親しまれていた。
http://www.babylon.com/definition/%E4%B8%96%E7%9 …

3.衆議院会議録情報 第010回国会 本会議 第25号
世界保健機関憲章を受諾することについて承認。このときのWHOの訳語は「世界保健機関」となっている。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/010/0512 …

4.世界保健機構VS世界保健機関 国会発言回数
以下の表の通り、昭和30~50年代は世界保健機構が多い。
 
区分 昭20年代  昭30年代 昭40年代 昭50年代 
機構   7        16      58     46
機関  32        10      17     16

区分 昭60~平6 平7~16 平16~20
機構  36        51     30
機関  42       100     55

5.NHKの回答
調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録はなかった。
聞いた質問者の理解:「世界保健機構」を使ったという記録は残っていない、しかし使ったことはないとはいえない。

6.教科書会社T社の回答
昭和31年度版までの社会科の教科書でWHOの日本語名を「世界保健機構」と表記していた。それは次の検定教科書である昭和34年度版以降「世界保健機関」に改められた。

7.読売新聞の回答
1951年(昭和26年)のWHO加盟前後から、1960年(昭和35年)ごろまでの記事では、「世界保健機構」との表記を使用していた。

8.毎日新聞の回答
データベースを検索したところ、1959年(昭和34年)ごろから「世界保健機関」を使い始めている。それ以前は「世界保健機構」である。

9.日経、朝日の回答
正確なことはわからない(当時の記事のコンピューター検索ができる状態にまだなっていない模様)。

★以上の情報から、昭和20年代後半から昭和50年代にかけて「世界保健機構」と、広く世間一般で呼ばれていたと推定します★

なぜかというと、
1.読売、毎日が昭和34,5年以前は「世界保健機構」を使い、それ以降は「世界保健機関」と明言。
2.「世界保健機構」を使っていた教科書も存在する。
3.「世界保健機構」を使わなかったと明言するマスコミ会社が今のところない。
4.国会での発言者はマスコミの使用する用語の影響を当然受けている。国会の発言実績は、世間一般の認識度もそのようであったとみなしてよい。
5.ウィキペディアの記事や質問者回答者の記憶など。
等のことが根拠になりました。

(NHKも日経、朝日と同じようにデータベース検索ができないため不明と仮定すれば、実際は「機構」と言っていた可能性は十分にあると思います)

【第二部】なぜマスコミが「機関」を使わず「機構」にしたのか。

読売や毎日が(恐らく大方のマスコミ各社が)条約で使われた訳語「世界保健機関」を無視して「世界保健機構」にしたのかについて、以下の通り考えて見ました。

仕事をする組織を呼ぶのに「機関」と「機構」のどちらが適当かというのは、難しい問題です。
ただ、私個人的、国語辞書的には「機関」の方が適当かなあと思っています。
というのは、「機関」は仕事をする物体そのものを指しているという感じがしますが、「機構」はその物体の内側の仕組みを指しているように思います。それぞれの言葉の原義と語感から、そのように思いました。
当時の政府の役人が私と同じような考えで「機関」にしたのかどうかはわかりません。
ただ、法律家は「機関」を使う傾向があるように思います。NO.4の回答にもそのようなことについて若干ですが触れています。
「天皇機関説」などのような使い方もあります。
国の役人は法学士さんが多いです。「機関」が「機関車」という言葉の一部になっているなんてことなど考えずに、冷静に、言葉の意味から「機関」が適当だと考えたのではないでしょうか(^-^ 。

一方、新聞は文学士さんの縄張りです。几帳面に冷静に理論を組み立てる法学士さんと違い、感情に左右されやすく、世の中の動きにも敏感です。
時代は戦後の混乱期が過ぎ、ようやく落ち着いてきた頃ですが、当時の新聞記者の主力は明治や大正生まれの人たちです。
「機関」と聞くと「天皇機関説事件」を思い出す人は多いと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87% …
その昔「畏れ多くも天皇陛下を機関車機関銃に喩えるとは何事か」と怒り出す庶民や右翼の人もいました。
また、「○○機関」という特務機関を思い浮かべる人も多かったと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%8B%99% …
児玉機関などについては、まだ記憶に新しく、ご存知の方も多いと思います。
GHQにはキャノン機関という得体の知れないのもありました。
これらの言論弾圧事件や権力機構の暗部に使用されていた「機関」という言葉が、新時代の幕開けを象徴するようなWHOの宣言する健康の定義「健康とは完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」のイメージと合いにくいと、記者さんたちは考えたのではないかと思っています。
当時、「健康は基本的人権の一つである」という考え方を聞いて、みんな目の覚める思いがしたものです。
その健康のための組織の名前が、戦前戦中の「○○機関」という得体の知れない組織と似たような名前ではいけないと思ったのではないでしょうか。
以上のようなことで、当初は、役所の約した日本語名「世界保健機関」を使わず、無難な「世界保健機構」にしたのだと想像してみました。
その後、時も過ぎて「○○機関」といった亡霊も出なくなり、「重機」と聞くと「重機関銃」ではなく建設機械を思う人が多くなったとき(^-^、WHOの日本語名「世界保健機関」がマスコミに定着するようになったのだと思います。
現在の機構、機関の使い分けは、No.20さんご紹介の下のURLの通りだと思います。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/k …

以上ですが、当時の資料の収集が難しく、下のURLの土器の写真なんかよりもはるかに石膏の部分が多く、正しくご質問に答えられたかどうかわかりません。
特に第二部は私の個人的な感想ですので、あまりアテにはできません。
しかし、一生懸命真面目に書かせていただきました(^-^。

なお、私は教科書に「世界保健機構」と書かれていたことの意味は大きいと思っています。
それは、教科書に書かれていることが一番信用できるからです。
次の中で信用できる順番は、並んだ順の通りだと思います。
(1)学校教科書 (2)新聞 (3)週刊誌 (4)本サイトの回答
新聞は速報性が命です。週刊誌は売らんがために誇張して書きます。教科書は定説になったものしか取り上げず、書かれている内容はよく吟味されています。


土器の復元写真
http://www.ysn21.jp/~eipos/data//01_IM/02_rekisi …
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私もこの質問を見るまで「世界保健機構」と信じて疑いませんでした。

数十年前の保険・体育のテストで「世界保健機構の定義では、健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」というのを馬鹿の一つ覚えのように記憶させられたのをよく覚えています。

教科書にもそう書いてありましたし、先生がそれが間違いだと指摘することもありませんでした。

決して、質問者さんや私の記憶違いではないと思います。

NHK のホームページを見ると、02.07.01 付けの Q&A のコーナーに同様の質問が来ていて、

「... 、今では各種の学校教科書も「機関」を採っています。このため、放送でも国連関係に限って「Organization」を「機関」と訳しています。 ...」

と回答しています。ということはそれまでは、各種の学校教科書も「機構」を採っていたということでしょう。

http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/k …

NHK や読売、朝日などのホームページで「世界保健機構」でページ内検索をしても結構引っかかってきます。社外の人の記事でなく、社内の記者が書いたと思える記事でも引っかかりますので、「機関」に統一されていると分かっていても、つい昔習った「機構」が出てくるのだと思います。
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私のところへ読売新聞から次のような返事が来ています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お尋ねの件ですが、過去の記事をお調べしたところ、1951年のWHO加盟前後から、1960年ごろまでの記事では、「世界保健機構」との表記を使用していました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読売は、昭和26年から35年頃までは「世界保健機構」だったわけです。大新聞が10年間も誤記誤植を続けるでしょうか(^-^。
読売新聞はWHOの日本語訳を「世界保健機構」として、新聞に10年間書き続けたわけです。
日経は正確なところはわかりかねるとのことでした。
来週になると他のところの結果も出てくると思いますので、それを見て、また回答を書かせていただきます。

質問者さんにお伺いしますが、NO.13のNHKの回答ですが、どのように解釈したらよろしいですか。

>2.調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録はなかった

これは次のA,Bのどっちと解釈されますか。
A.「世界保健機構」を使ったことはない、すなわち「世界保健機関」もしくは他の日本語訳を使った。
B.「世界保健機構」を使ったという記録は残っていない、しかし使ったことはないとはいえない。

この回答への補足

》 A,Bのどっちと解釈されますか。

私の解釈ではBです。
私が「244件」のことを話したら、彼曰く「え?衆議院議録に『世界保健機構』が出ているのですか?」と奇妙な“間”がありましたが、私の穿ちすぎかも。(^_^)

補足日時:2008/12/06 19:04
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<br /> ニュース報道と同様に、執筆者の勘違いや誤記、印刷工程での手違い等でない限り、検定教科書において固有名詞である「世界

「世界保健機 “構”」と表記することはあり得ないと思います。特に社会科の教科書ではWHOのみならず他のの国連専門機関についても一通り記載があるはずですから、用語の不統一は好ましくありません。

国際労働機関(ILO)、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、【世界保健機構(WHO)】、国際民間航空機関(ICAO)、・・・・・

こんな義務教育の現場を混乱に陥れるような記述を、教科書出版社が故意にするなどということは考えられませんし、そうする理由もないでしょう。
また何度もお話ししているように、日本は「世界保健機関憲章」を受諾してWHOの加盟国となっているわけですから、同憲章の公式の日本語訳における「世界保健機関」以外の表記が義務教育の検定教科書で用いられること自体極めて不自然です。
以上のことから、T社の昭和31年版社会科教科書における「世界保健機“構”」が誤記であることはほぼ間違いないと思います。
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NHKにお尋ねになったんですか。

それなら私が最初の回答を投稿する前に確認済みだったのですけど‥。だからこそ「NHKが独自解釈に基づいて表記を変えることは考えられません」と言ったのですよ(笑)
まあ、NHKが日本語の固有名詞を勝手に改称して報道する筈はないので、尋ねるまでもなかったのですけれどね。

さて、実はcyototuさんの「確かに昔は世界保険機構と教わりました」を読んだ時、ピンと来るものがありました。この件についてはどうも教科書が怪しいな‥と。それである大手教科書出版会社(以下「T社」)に問合せていたのですが、先ほど同社からの回答メールが来たのでお知らせします。一応mike_gさんにとっては朗報です。

国会での言い間違いが増加したこととの関連性は低いと思いますが、T社では昭和31年度版までの社会科の教科書でWHOの日本語名を「世界保健機構」と表記していたそうです(やっぱり!)。で、それは次の検定教科書である昭和34年度版以降「世界保健機関」に改められたそうですが、それまで「機構」としていた理由や「機関」に変更した経緯については、当時の担当者がもういないため最早一切は闇の中という、よくある話でした。

ただ、国の機関である文部省(当時)が、わざわざ日本国としての正式呼称と違う表記をしなさいと指示する筈はないので(もちろん同省でも否定しています)、「機構」はT社による誤植の見落としだった可能性がかなり高そうです。お答えくださった同社社会編集部の方も、積極的には認めないものの、ミスの可能性を否定はしませんでした。昭和34年度の変更は、それに気付いてこっそり直したのじゃないかと‥(笑)

いずれにしても、昭和31年版以前の同社の教科書で社会科を習った人の脳裏には、「世界保健 “機構”」と深く刻み込まれたことと思います。もしかするとmike_gさんやcyototuさんも “被害者” だったかもしれませんね。

以上ご参考までに ( ^^
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おっと、間違えました ( ^^;



当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機構」で通しています。

当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機関」で通しています。

まあこんな具合ですから、誤記・誤読の類は世に掃いて捨てるほどあるでしょう (笑)
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先ず第一に、World Health Organization 自身は「世界保健機関」とも「世界保健機構」とも称していません(日本語は国連公用語ではありませんから)。


日本におけるWHOの呼称は「世界保健機関憲章」の受諾を国会が承認した時点(参議院での可決は昭和26年3月30日)で事実上「世界保健機関」と正式に決まったと言えるでしょう(まだその時点では条約の効力は発生しませんが‥)。したがって、それ以降はたとえ国会内で何人の議員や政府委員などが「機構」と呼び間違えようと、また何万人の国民が覚え違ったとしても、「世界保健機関」が固有名詞である以上、それはすべて誤りと言わざるを得ません。これは、例えば戸籍上の名前が「小澤一郎」という人の名を「小澤一朗」と書いたならば、仮にそれで通じたとしてもあくまで本名としては誤記であるのと理屈は同じです。

当然ですが、政府レベルではWHO加入後は一貫して「世界保健機構」で通しています。したがってmike_g さんのご質問は、個々の国会議員や公務員、一般国民が勝手に言い間違える「世界保健機構」がいつの間に「世界保健機関」に統一されたか、またそれを誰が提唱したのかということになると思います。
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No.9に書いた↓この労作!は単なる数字の羅列ではありません。



【世界保健機構VS世界保健機関 国会発言回数】
 
区分 昭20年代  昭30年代 昭40年代 昭50年代 
機構   7        16      58     46
機関  32        10      17     16

区分 昭60~平6 平7~16 平16~20
機構  36        51     30
機関  42       100     55

発言者はそれぞれWHO(World Health Organization)のつもりで、「世界保健機構」と言ったり「世界保健機関」と言ったりしているのです。
国会議員の国語力については昔からとやかく言われていますが、普通名詞のつもりで「世界保健機関」とか「世界保健機構」とか言う人はさすがにいませんでした(^-^)。
昭和の一時期の圧倒的な「世界保健機構」の多さを見てください。

それから、質問者さんに質問の真意をお伺いしますが、お知りになりたかったのは
「一般に使われていたWHOの日本語訳名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?
私はそのつもりで回答させていただいています(首尾一貫しています(^-^)。

上記表の国会議員の発言は条約に書かれている日本語訳名称と違うから誤りだ、だから無意味だ、なんてことはないと思いますね。
大事なのは一般に通用していた名称がどんなであったかということでしょう。
国会の「世界保健機関」とか「世界保健機構」とかは、WHOの日本語訳名称として、国会内で間違いなく通用していました(笑)。

上の表を見ていただくとよくわかりますが、昭和30年代の終わり頃から40年代にかけて、機構がウンと増えているわけです。
これと同じようなことが、国会内だけではなく一般社会にも起こっていたのではないかということですね。

質問文の この時期↓とあっていませんか?
>私の記憶では昔は「世界保健機構」と称していたと思っています。

この回答への補足

》 お知りになりたかったのは「一般に使われていたWHOの日本語訳
》 名称の変遷の具合や理由」ではなかったのですか?

そのとおりです。

NHKでは何か記録があるのではないかと、昨日メールで問い合わせをしておりました。先ほどNHKの“担当者”から電話がかかってきました。内容を要約すると次のようになります。参考までに。
1.WHOを含む国連機関(専門機関)は「~機関」と称するように統一
  している
2.調査したが、WHOを「世界保健機構」と称したことのある記録は
  なかった
3.参考までに、OECD(Organization for Economic Cooperation
  and Development)は「経済協力開発機構」と称している。


》 質問文の この時期↓とあっていませんか?

確かに合っていると思います。私の「昔」は昭和34年以降、かつ、昭和60年より前のことです、多分。

補足日時:2008/12/05 19:39
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