電子書籍の厳選無料作品が豊富!

保険の見直しを考えている20代会社員の女です。
いろいろなサイトや家族友達の意見等を聞いたのですが、情報が多すぎて混乱してきてしまったため質問させてください。

・親は1日1万円の入院費がでる医療保険に女性特約をつける+ガン保険
・友達の一人は1日五千円のみの医療保険
・会社の同僚は県民共済に女性専用医療保険。がん保険は30歳以降。
・保険会社の人はなにやらたくさん特約をたくさんつけたがったような?(よく覚えていません)

もちろんたくさんの保険に入ればそれだけ保険料が高くなります。
今は健康ですが、いつなんどき病気になるかはわかりません。
なので、どこまでもしものときのために保険料を支払うか、いう線引きを自分でしないといけないのはわかっているのですが・・・。

参考までに教えてください。20代の方はどのような医療保険(独身ですし死亡保険に入るつもりはありません)に入られていますか?
もしくは20代のときにどのような医療保険に入られていましたか?

A 回答 (3件)

保険を考えるときの基本は、まず、リスクを考えることです。


次に、そのリスクをカバーする方法を考え、そのカバーの選択肢の一つに保険があるのです。

●20代、独身女性の死亡リスクとは何か?
若い独身には、死亡保障はいらない……とは、よく言われることですが、本当でしょうか?
実際、明日、亡くなられても、葬儀代を親御さんが支払うぐらいで、目に見えるリスクは大したことありません。
では、明日、交通事故で、運悪く脊椎損傷で、下半身不随になる……可能性はゼロではないけれど、非常に低い。
これが、死亡保障とどんな関係にあるのか……と言えば、死亡保障には高度障害特約が自動付加されて、両眼失明や下半身不随などの高度障害になると、死亡保険金と同額の保険金を受取ることができます。
でも、確率は低いので、これだけのために、死亡保障をつけるメリットはあまりない。
でも、傷害特約という特約があって、片眼失明などの場合には、給付金の50%を受取ることができます。
とは言っても、確率的には低い。
だから、死亡保障は不要……というのが、一般の方の考え方であり、概ね正しいと思います。

でも、これには落とし穴があります。
それは、両親の介護です。
日本の介護保険制度は、家族の介護があることが前提になっている制度なので、家族の介護がないと、高負担になるようにできています。
今は、問題なくても、例えば30年後に、親御さんの介護が必要になったとき、お子様がいらっしゃらないということは、大きな経済的負担となるのです。
だから、質問者様にとってはリスクではなくても、親御さんにとっては、お子様の死亡は経済的なリスクなのです。
このリスクをカバーするか、親御さんが貯蓄などでカバーするのか、それは、ご家庭の事情によって異なるので、一概には言えません。
ただし、「ある」ことだけは、知っておいてください。

●病気やケガ
一般的に言われることは、病気やケガのリスクですが、これも、考え方によって、大きく異なってきます。
健康保険には、高額療養費制度という制度があり、ある月(1日~末日)までの医療費の上限が定められています。
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
つまり、200万円の医療費がかかったとしても、自己負担は、97,430円です。
これに入院食事代(1食260円)と差額ベッド代などの雑費が自己負担になります。
それを、保険でカバーするのか、貯蓄でカバーするのか? という問題です。
短期入院ならば、ちょっとした貯蓄で、十分カバーできる金額です。
長期入院となった場合、色々な事情で個室を選ぶとき……です。
中小企業ならば、長期入院となると、現実に、会社を辞めなければならない場合もあります。
それなりの貯蓄も必要になりますので、保険でカバーするというのも意味のある選択となってきます。
気休めで良いと思うのなら、5000円の60日型で十分。
リスクをカバーしておこうと思われるのなら、5000円の120日、180日型。また、入院給付金日額を1万円などの高額にすることも考慮に値します。

女性疾病特約は、無料で付けられるなら良いのですが、実際には、それなりの保険料を負担します。
健康保険では、男女平等です。
女性疾病だからといって、診察料や入院基本料が上がるわけでもなく、高額療養費制度も同じ。
ならば、わざわざ余分な保険料を払って、女性特約を付加するメリットはどこにあるのでしょうか?
余裕があるのなら、付加しても良いですが、選択順位としては、最後の方の保障です。

●がん保険
なぜ、医療保険があるのに、がん保険だけが別に存在するのか?
それは、がんの治療が高額になりがちだからです。
例えば、乳がんの治療。
現在、平均の入院日数は、17日です。この間に手術をします。
問題はこれからで、放射線治療が1ヶ月から1ヶ月半。通院で続きます。
その後に、分子標的治療薬(ハーセプチンなどの最新の抗がん剤)の投与が1年。
その後にホルモン治療が4年。計5年かかります。
これが、現在の「標準治療」です。
自己負担の平均が月5万円だとしても、60ヶ月で300万円かかることになります。
普通の医療保険は、通院をカバーしていません。
がん保険の診断給付金や通院給付金が役に立つのです。
がん保険は、検討に値する保険なのです。
たとえ、20代であっても。
なお、「がん保険は、素人の不安を煽って売りつけている側面があります。そのため、金融庁が保険会社に指導を行ったぐらいです」という事実はありません。

保険のことを色々と書きましたが、貯蓄もお忘れなく。
貯めるのに時間がかかりますが、貯蓄こそは、オールマイティなリスクカバーの方法なのです。

ご参考になれば、幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく回答いただきありがとうございます!
たいへん参考になりました!!

死亡保障についてはつけることはまったく考えていなかったのですが、恥ずかしながら「両親の介護」はまったく頭にありませんでした。
親のことを考えても保険というものは考えないといけないんですね。
独身=自分のことだけ考えた保険
でした。

>保険でカバーするのか、貯蓄でカバーするのか? という問題です。
ううん、そうなんですよね。確かにもしもが“ない”かもしれないことを考えると貯蓄もありかな、と思うんです。
保険を掛けているだけでにい安心感を感じてしまって。いけませんね、こんな考えでは。

>がん保険は、検討に値する保険なのです。
確かにがんはお金がかかるとききますね。発病してしまったら、お金のことを考えず治療のことだけ考えたいな、とは思います。
しかしがん保険はやはり割高な気がしてあとでもいいかなー、という甘い考えがあり。やはり20代でも検討の余地があるんですね。

>貯めるのに時間がかかりますが、貯蓄こそは、オールマイティなリスクカバーの方法なのです。
たしかにその通りです!!いろいろ保険のことを考えていてなにが一番いいのか煮詰まってしまって。
おっしゃる通り十分な貯蓄さえあれば、たいていなんとかできますよね。
たいへん参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/12/13 19:46

 独身女性に評判がいいのは、フェミニーヌですね。

後はキュアレディです。
 死亡保障がいらないというならキュアレディですね。キュアレディは死亡保障をなくし医療保障だけに絞り込んだ掛け捨ての保険です。
 掛け捨てが嫌いというのであれば、フェミニーヌがおすすめです。フェミニーヌには3年ごとの生存給付金と死亡保障もついています。
両者とも女性特有の病気とがんに手厚い保障となっています。
 

参考URL:http://himawari.iryo-hoken.com/,http://www.iryo- …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考URLをつけていただきありがとうございます。
さっそく拝見いたしました。
キュアレディはオリックス生命で大手だから安心かな、という気もしますがフェミニーヌの保障のすごさに驚いています。
葬式代くらいの保険はあるつもりなので死亡保障は考えていなかったのですが、重度障害の可能性はありますよね。
もうちょっと考えてみます。

お礼日時:2008/12/13 19:36

独身のうちは保険なんていらないと思います。


ガンにしてもちゃんと健康保険に入っていれば、よっぽどの場合でなければ払えない額ではないそうです。つまり、がん保険は、素人の不安を煽って売りつけている側面があります。そのため、金融庁が保険会社に指導を行ったぐらいです。

男性なら専業主婦の奥さんを貰った時点。
それ以外の場合は、子供が生まれた時点で生命保険に入れば十分です。
利潤目的の民間より共済の方が当然安くなります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

>独身のうちは保険なんていらないと思います。
小心者なのでそれはできません(ーー;)つい少しでも安心を買おうと・・・。買いだすと切りがないんですけどね。

>がん保険は、素人の不安を煽って売りつけている側面があります。
保険のCMを見ると今入っている保険で大丈夫かな?とは確かに思いますね。

お礼日時:2008/12/13 19:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!