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母が脳卒中で入院して、たん吸引してもらっていますが、看護士によっては乱暴にしているよう見えます。鼻からチューブを入れるときに、勢いよく入れたり、激しくチューブを動かします。
また、口の中に血のついた啖のかすが、夕方に見舞いに行くといつも残っていて歯ブラシでいつも私が掃除してます。看護士はチューブを入れるときに口の中を全く見ません。
質問ですが、正しい吸引のやり方と、たん吸引で気管支や声帯が傷付いたりしないのかお尋ねします。

A 回答 (2件)

正しい吸引のやり方とは、


素早くチューブを挿入し、呼吸状態などを確認しながら円を描くように引き抜く
ということになります。
素早く挿入するのは患者の苦痛を最小限にする為であり、円を描くようにするのはチューブ先端の孔(穴)が
粘膜の1部分に過度に吸引圧がかかるのを避ける為(粘膜損傷予防)と痰をより多く集める為です。
教科書的にかつ端的にはこのような表現になりますが、実際のところ、「円を描くように」はチューブを引き抜けないことが少なくなく、
又再度一からチューブを挿入するのは患者の苦痛が伴うことも鑑みて、完全に引き抜くことなくチューブを上下させる手技が
医療現場では多く見受けられます。
又、この一連の手技に要する時間は、一概に○秒と言えません。貯留している痰の量、呼吸状態、循環動態などによって随時異なります。

吸引時の看護師の手技は、その光景に慣れない家族からは乱暴に見えることが多々あるようです(実際に乱暴な手技の看護師もいると思います)が、
乱暴でなくても鼻粘膜損傷することが非常によくあります。

鼻腔からチューブ挿入する際には口の中を見ない場合が多く、吸引時に出血が多く、それによって窒息の危険性が高いと判断した場合や、
出血源の特定が必要な患者の場合などには、
吸引直後に(もしくは吸引を中止して)口内の観察を行います。
それら以外の多くの患者の場合は、2~3回/日以上の割合いでの口腔ケアで対応します。
質問者様のお母様も必ず口腔ケアが実施されてることと思います。夕方にいつも…ということであれば、その前後の時間帯に
看護師(日中は歯科医や歯科衛生士が行っている病院もあります)が
行っているはずですので尋ねてみてはいかがでしょうか。
血痰が気になっていたことと、夕方にいつもお掃除されていたことを併せて、それとなく伝えてみれば快く答えると思いますし、
今後は看護師は質問者様のお気持ちを汲んで、これまで以上に手技や口腔ケアに注意深くなると思いますよ。

吸引チューブは長いもので50cmのものがあり、これが根元まですっぽり入る患者もいますが、痰吸引で気管支や声帯が傷付いて
何らかの支障が生じたということはきいたことがありません。
この点は、心配なさらなくてよろしいのではないかと思います。
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看護大学の教員をしています。



お母さまがご入院ということで、色々大変な思いをされていることと思います。
看護師が鼻からチューブ(カテーテル)を挿入する吸引が乱暴に見えるということですが、実際に乱暴なのかどうかはわかりかねますが、カテーテルは違和感があり、けっこう苦しいですから、ある程度スピーディーに挿入する必要性はあるかと思います。また、痰などを吸引する入り口がチューブの横にもついているので、チューブをねじって向きを変えたりすることはあります。
意識のある方だと、説明をしても首を振って嫌がられたりしますので、少し顔を押えたりして、強引にせざるを得ないことは私も経験があります。(もちろんなるべく丁寧にしているつもりでしたが。)

口腔内の清潔を保つことは肺炎の予防などの点で極めて重要だと思います。通常、朝晩ぐらいは口腔ケアをしている施設がほとんどだと思いますが、汚れが気になる状態であれば、看護職に伝えてもよろしいのではないかと思います。
また状況や頻度にもよりますが、看護師としては鼻からの吸引後に口腔内も確認したほうがよいと思います。

気管支や声帯への損傷がないかということですが、鼻からの吸引用のチューブは長さが短いですし、もともと喉の上の辺りを吸引する目的で行っていると思います。また技術的にもそう簡単に気管に入るものではありませんので、損傷はほぼあり得ないと思います。ただ、それなりに硬さのあるものですので、口腔粘膜を若干傷つけて少し出血が見られることは、ままあります。
喉から気管切開をされている場合は、話は別です。
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