査読があるかどうかの違いくらいはわかりますが、あとはどういうところが
違うのでしょうか?紀要にはどういう利用価値があるのでしょうか?どなたか
教えてください。

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A 回答 (4件)

紀要は、大学・研究所などの定期刊行物のことです。

ここに主に掲載されるものは論文です。大学や研究所が、このような研究・調査をしました、という研究報告書です。それで紀要掲載の研究報告書も多くは論文です。質問者は学会誌に掲載の研究報告(論文)との相違をきいておられると推定できます。恐らく、そうでしょう。つまり、紀要掲載の論文と学会誌掲載の論文の社会的評価の相違をきいておれれる、と思います。相違は論文評価体制にあります。紀要は大学や研究所の内部評価だけですが、学会誌では、多数の大学や研究所に所属する研究者からの評価を経ています。普通、学会で報告している論文が掲載されます。論文評価は査読(referee)制と呼ばれていますが、主にこれは学会誌で行われています。論文評価は、多数の研究者から構成されている学会誌のほうが高く評価され、評価の信頼性もより高くなります。それも国際的学会の評価が格段に高く評価されます。専門領域によつては、特に理・技術系では、国際的学会誌に掲載さた論文でなければ論文とは認められない傾向があります。無論、論文は、英語、フランス語、ドイツ語でなければなりません。日本語で書かれた論文は論文ではなく、紙くずとみなされるということです。研究者は専攻領域を問わず、学会、それも国際的学会で研究報告し、その学会誌に論文が掲載される水準にまで研究を推進することが社会的に要請されています。
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punchan_jpさん、puni2さんのご回答で要点は言い尽くされていると思いますが、自分の経験を踏まえて、お二人とは違う点から回答してみます。

自分は文系なので理系はまた事情が違うのかもしれませんが…。

学会誌は論文の枚数規定が厳しいですが、紀要はそれが比較的緩く、自分のように長々と書く人間には紀要はありがたいメディアです。教員の投稿の場合は枚数規定がないところや、連続掲載も可能のところも多いです。学会誌の場合は連続掲載できないところが多いです。

内容に関しては、先に回答したお二人も仰っているように、紀要だからレベルが低いということは一概にはいえないと思います。紀要にも意欲的な面白い論文はありますし、学会誌にも他の研究者の研究を要領よくまとめただけのようなつまらない論文は載ります。結局は査読者の質やレベルの問題ですね。

それから、最近は紀要にも査読を導入するところも出てきたらしいですよ。まぁ、結局、身内で審査するので、どれくらい査読が機能するかという問題もあるでしょうが…。
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この回答へのお礼

なるほど、分かりました。ありがとうございました。
仕事に役立てたいと思います。

お礼日時:2001/03/04 00:24

えーと,紀要は基本的に発行機関に所属している人が投稿者(連名の場合でも少なくとも1人含まれる)で…という形式的なことをお聞きしたいわけではなさそうですね。


それと,おっしゃっている論文とは,学会誌(もうちょっと拡げて学術雑誌としますか)に投稿される論文,ということでしょうか。

紀要でも査読制を取っているところもあります。そういうところは,雑誌名が「○○大学(○○学部)紀要」ではなく,学会誌風に「○○学研究」のような感じのことが多いようです。
(タイトルだけで一概に判断はできませんが。)ただ,一般的に学会誌よりは甘めといってよさそうです(うちは違うぞというところもあるでしょうが)。

よく紀要への投稿を,単なる論文の本数を水増しするだけだなどといって馬鹿にする人がいますが,(でそういう投稿者もいるんでしょうけれど),
自分の研究テーマにぴったりあう学会がない,学術雑誌もない,というような場合,むしろ積極的に紀要を利用してもいいと私は思っています。
また,初めて論文を活字にする時にいきなり学会誌だとハードルが高い,という場合に,紀要から第1歩を始める,という手もあるでしょう。
紀要に載った論文の中にも,このテーマを研究しようとする人にとっては必読文献!のようなものもあります。
要は,紀要に載っているから下らないなどと決め付けず(別に質問者のことを指しているわけではありません,そういう人がいるというだけです。念のため),内容をしっかり見極めるのが大事,ということではないでしょうか。

ちょっと質問の趣旨とずれてしまったでしょうか。紀要と論文はどう違うかでしたね。
研究者を大学が採用する時に,学術誌に投稿されている論文のほうが実績点のポイントが高い,なんてことはあるかもしれません。
でもそれはあくまで形式的な話で,本当は実際の内容を見て判断すべきものでしょう。
punchan_jpさんもおっしゃっている,入手可能性の違いは大きいかもしれません。
紀要は国会図書館や県立図書館にはあまりなく,大学図書館にはあるけれど同じ学科のしかない,という感じですので。
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この回答へのお礼

早速回答いただきましてありがとうございました。
とてもよくわかりました!

お礼日時:2001/03/01 12:04

私も紀要の存在価値はほとんどないと思っていますが、査読を通す


ほどでもない軽微な改良をしたとか、研究をはじめて間もないため
査読に通せるほどの成果も出てないという場合には、紀要に載せて
もいいんじゃないでしょうか。紀要に載せておくと、いちおうパブ
リッシュされたという扱いですから、他の論文を書いたときに参照
だけは堂々とできますから。
# でも、紀要を参照されると、入手するのが面倒くさくていや ^^
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
初めて質問してみたのですが、これはとても
すばらしいシステムですね!
わかりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/01 12:06

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>大型トラックの最大積載量が22tでした。
重量は32tくらいでした。

一方の中型トラックの最大積載量は1.5tで重量は2tくらいでした。

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参考URL:http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn8236.html

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